小川山(廻り目平から周回) 県境尾根歩き♪
- GPS
- 06:40
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 921m
- 下り
- 910m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山後、金峰山荘で駐車料金を精算 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・かもしかコース登山口〜小川山 急坂、岩場がありますが、標識、テープ類が頻繁にあります 脇に入る獣道も多いので、ご注意ください 梯子の架けられた岩場付近は滑落注意です シャクナゲや小灌木帯で、道筋が分かりにくい個所があるので テープを確認しながら進むと良いと思います ・小川山〜八丁平 八ヶ岳北部の針葉樹林帯の雰囲気の苔むした稜線 岩稜の巻道は昨日まで降っていた雨に濡れた木の根が滑りやすく 転倒、滑落に注意です 急坂の下りは倒木も多く、歩きにくく感じました ・八丁平〜川端下林道終点 八丁平から廻り目平の分岐迄は、5分足らずの僅かな時間 標識もしっかりしていますが、直進しないよう注意です 緩やかに下ると渡渉点に出て、渡渉と高巻きがあります 高巻道の岩場は、濡れている箇所の滑落に注意しながら慎重に通過 ・川端下林道終点〜駐車場 緩やかな下りの未舗装林道歩き |
写真
感想
10年以上前、雪が登山道に薄く積もる初冬の頃に登った山。
急坂の登山道を覆うシャクナゲのジャングルが印象に残り
シャクナゲの花盛りの時季にもう一度と思い続けていました。
六月中に来られれば、花盛りに出会えたでしょうけれど
塩の道を歩いている内に、とうとう七月になってしまいました。
前回は往復としましたが、周回している方の記録を拝見して
帰りは岩場の通過がなく、林道歩きが足に優しそうな周回を計画。
梅雨の晴れ間を期待するも、長雨が続き、そうもいっていられず
曇っている方が歩き易いとも思い、出かけてみました。
小川山迄の尾根のシャクナゲは、殆ど淡い黄緑色の新芽が開きかけ、
僅か一箇所、樹林帯の日陰で見られただけ。
梯子は全く記憶がなく、岩場の様子も殆ど覚えていませんでした。
ただ、うっすらと積もった雪の上に残った新しい靴跡に
勇気を得て、小川山まで辿り着いた記憶は鮮明で
結局その靴跡の持ち主に会うことはなく、
未だにその方はどこに下山したのかと思い返すことがあります。
今回は未踏のコースも歩けるのが、楽しみの一つでしたけれど
小川山山頂を後に、八丁平へ向かう尾根歩きは
まるで八ヶ岳北部の樹林帯の中を歩いているような錯覚に陥る程です。
時折、トンネルからぬっと抜け出たように見晴らしの良い岩場に立つと
東西の意外な大展望が得られ、晴れた日は素晴らしいでしょう。
樹林帯の中で、咲き残ったシャクナゲの花の幾つかにも巡り会え、
周回にして良かったと、嬉しくなりました。
八丁平を過ぎると、まもなく分岐に差し掛かり、廻り目平へは左折です。
程なく澄んだ渓流を渡渉し、一枚岩の上を流れに沿って歩いたり
時折渡渉を繰り返しながらの高巻き道は、通過に緊張する岩場もあり
今回の周回コースは、本当に変化に富んだ面白いコースと実感しました。
はっきりしない天気と、平日と言うこともあり
駐車場には先行車もなく、山中では誰一人として行き会う方もなく、
普段からあまり登山者の歩いて居ない静かなコースなのでしょうか?
夏に向かって涼しい渓流歩きも楽しめる周回はお薦めです。
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