ttアルプス(高清水山系)縦走?(道迷い→撤退)


- GPS
- --:--
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 961m
- 下り
- 1,321m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 8:50
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース上に熊の糞あり。 |
写真
装備
個人装備 |
ビデオカメラ(CX-900)
カメラ(G1-X)
三脚
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
|
---|
感想
アニメ「true tears」のOPの背景に映っている山々”ttアルプス”、もとい高清水山系の山々を縦走すべく、梨谷から井波まで道宗道を走ることに。
・梨谷〜朴(ほう)峠
里橋あとから見る景色が良い。
道の序盤は急な登りもあるが、道の中盤から後半にかけては緩やかな登りになり歩きやすい。
・朴峠〜高落場山頂
急登区間が数箇所あり一番しんどかった区間。南砺市のへそ前後のルート上で熊の糞も落ちており、肉体的にも精神的にもキツかった。
高落場山頂の開けており見晴らしは良いと思うが、霞んでいたため山の形を捉えるのが精一杯。
・高落場〜高清水
高落場から三方尾根までの、「大滝山」と呼ばれる区間はブナ林であり、薄っすらガスもかかっていたため幻想的な光景が広がっていた。この区間に名前のついた特徴的なブナの樹がいくつかある。(兜ブナ、ブナコブ君、ぞうさんブナ、カタツムリ)
高清水山までの林道区間は特になにも。ひだまり峠の分岐は、「道宗道」とかかれた標柱があるのでそれに従う。
高清水山手前に「お月様の頭(ヅコ)」と呼ばれる1135mのピークがあり、これが高清水山頂と思ってしまうが真の山頂は対面に見える山である。下りてまた急登しなければならないので心が折れそうになる。
お月様の頭から10分程度で高清水山の山頂標があるピークに到達。ミストを全身に浴び非常に気持ちが良い。
・高清水から先(偽分岐での道迷い、撤退)
"高清水山頂"で軽く補給した後、井波に縦走すべく、赤祖父山方向に向けて足を進めたが、テンゴ岩(地理院地図における高清水山頂)を越え、地図上の登山道では高清水側から見て左に直角に折れる地点(偽分岐)にて迷う。
最初、下りるとは思えずに、稜線に沿う道らしき「道」(踏み跡があった)を進むが、途中で無くなったため偽分岐に戻る。
GPS地図をインストールしていなかったため、ここを分岐の形状が似ている杉尾峠と勘違い(高清水山からは1.4kmほどあり気づけるはずなのだが……)し、杉尾峠では正解の真っ直ぐの「道」を進むが、数分歩くと崖に到達し、偽分岐に折り返す。
偽分岐における左に折れる道が正解だとき付ければ良かったのであるが、ここが杉尾峠ではなかったらどこなのだ、もしかすると今来た道も間違えなのでは、もし正解だとしてもこの先で今と同じ状況に陥った際、麓への脱出が今以上に困難になると不安が頭の中を占めるに至り、時間的にも体力的にも余裕があるうちに撤退を決定。高清水山、林道高清水線を経由し、つくばね森林公園で休憩後、夫婦滝を見て麓の大鋸屋に撤退しました。
つくばね森林公園で人と話せた時の安堵感と、大鋸屋のバス停で高岡行のバスに乗れた時の安心感、そして高岡で振り返りながら食べた秋吉の純けいの味はしばらく忘れそうにありません。
準備不足と能力不足、経験不足を痛感した山行でした。
帰った後GPS地図をタブレットにインストールし、この後(7/2)の小佐波御前山では大変役に立ちました。(楡原に下る登山道は地図上の登山道がなくなる部分がある。)
縦走に再挑戦する際は最低限井波から赤祖父山の下見、あるいはつくばね森林公園から杉尾峠、杉山(杉尾峠北の1110mのピーク)あたりまで下見してから挑みたいと思います。
■予備的情報(今ルートおける)
行動時間:7時間10分
歩行距離:22.73km
累積登り:1.25km
累積下り:1.62km
コース定数:33.18
推定消費カロリー:2555kcal(体重+ザック重量:77kgで計算)
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