鈴鹿山系 宇賀渓 蛇谷 シャワークライミング
- GPS
- 11:05
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 2,076m
- 下り
- 2,185m
コースタイム
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 3:08
- 合計
- 11:04
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
宇賀渓蛇谷沢行
0630 いつもの菰野役場横の駐車場でSUZUKIさんとドッキング
宇賀渓に着く。
既に、5人ほどのパーティーが居た。蛇谷へ入渓とのこと。
自分たちは、蛇谷か宇賀渓1番のホダカ谷を迷うが、蛇谷とする。
前日及び、早朝の雨で増水気味である。
宇賀渓本流は濁っていないが、増水で勢いがある。
魚止め滝の上流まで登山道で上がる。
入渓準備で既に、ヒルが3匹付いていた。
今日もK.Uさんは絶好調、全ての滝(2つだけは巻いた)をフリーで上がった。
私は、K.Uさんの後、お助けロープを出してもらうこと2回、SUZUKIさんにおしりを押してもらうこと2回、私のみ撤退1回であった。
遡行が終わり、蛇谷を下山していたら、滝から落ちて怪我をした京都〇〇山岳会の人のレスキューを支援することになる。
2段滝の1段目上がったところで、二人いる。
一人がホイッスルを必死に吹いていた。
懸垂支点を取ったままであり、これを使って下りてこいとあったので下りると、一人が足首を骨折したとのこと。
リーダーは救助を呼びに下山したが、既に3時間たつとあった。
足首を固定したいとあり、添え木を探すが良い木片が無い。
怪我をしたTさんのハンマーと私のハンマー2本を使って折れた足首を両方から、私が持っていた三角巾を2個使って固定する。
怪我をしているTさんは現在、2段滝の中段にいる。
Tさんを滝の上に上げるべきか、下げるべきかを悩むのだが、自分たちに怪我をしたTさんを滝上に上げる技術がないので、下げることにする。
怪我をしたTさんも一人でケンケンで下がれると言ったのである。(しかし、これは大きな間違いであった。後から考えれば、流星法が良いと思った。)ハーケン3本で懸垂支点を構築しようとしたが、支点用のダイニーマが短く、2本とする。
後からSUZUKIさんに聞いてゾッとしたがハーケン1本飛んだらしい。
K.Uさんは、上の木を支点としてサポートしてもらう。
自分は滝壺に入って最下段で待っていた。
怪我をしたTさんは、やはりケンケンでの懸垂には無理があり、危うく滝壺へ落ちるところをK.Uさんが間一髪で止めた。
私と、Tさん二人で懸垂降下したのですが、最後は二人して滝壺へどぼんで、私がおぼれそうになるTさんを下から支えた。
ライフジャケットは高橋さんにするべきであった。
そこから、少しくだったところで、リーダーと消防隊員2名が到着する。
防災ヘリが来るとあった。
上空に2m四方の空間が有れば、ピックアップできるとあった。
少し下りすぎたようである。
そうこうしているうちに、ヘリが来るがこちらを確認できずに2回ほど近くに来たが行ってします。
この後、消防隊員が持ってきた発煙筒を着火するに一騒動であった。
本来、発煙筒はそれ自体にある、ザラザラした所にこすれはOKであるのだが・・・
なにせ、沢に持ってきて湿っており、こすっても着火しない。
私はライターを忘れ、K.Uんのジェットボイルは壊れる。
結局何とかジェットボイルが復活して発煙筒をあげるが、ヘリは既に上空に居ない。
赤い煙も、谷間を漂うばかりで上に上がらない。
K.Uさんと二人、尾根まで上がり、携帯電話で119することになる。
厳しい斜面を、ハンマー(自分はSUZUKIさんのを借りる)を使い尾根までの急登を上がる。尾根で119すると防災ヘリは近くのグランドに下りて待機しているあった。
後5分ほどでそちらに行くとあり。
下では、新たに消防隊員が着いていた。
自分とK.Uさんが2ピッチ下ったところでヘリが来て、隊員が降下した。
ヘリは直ぐそこで、ダウンバーストの風がすごかった。
自分もK.Uさんもヘリに何かあったら即、巻き添えであることを強く感じた。
更に自分が1懸垂して後、救助隊員が自分たちのロープで尾根まで上がるとことになる。
これに、救助隊員が数珠繋ぎで上がってくる。ロープが切れるのではないかと冷や冷やした。
まだ、稜線まで距離があるので、救助隊のスターティックロープを張る。
救助隊員はへろへろで上まで上がる。
登山口までの下山途中に救助隊員の水分は無くなり、足がつっている隊員もいた。
自分たちの水分を渡し、さらに、荷物も持って堰ルートの尾根道まで登り返し、尾根道を下る。
登山口手前、本来は車両通行禁止のエリアまで、救助隊の迎えの車両が来ていた。
私たちも、その車両に便乗して、駐車場まで戻った。
今回の、山行は、色々な意味で、大変勉強になった。
後日、怪我をしたTさんから、御礼状があり、私のハンマーも戻ってきました。
このヤマレコ山行記録は、
令和元年(2019年)7月7日
ヤマレコデビュー以前に歩いた山行を
「全ルートを地図で見る」の赤線つなぎ
&
「ヤマレコマイレージ」のクラスアップ
&
私の山行記録日記
のため作成した手抜きモードです
(*^-^*)
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