「高御位山」あなたはこの山の名前が読めますか？

2019年07月06日(土) [日帰り]

• GPS: 06:04
• 距離: 11.5km
• 登り: 717m
• 下り: 713m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:44
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:04

11:51 JR曽根駅
12:22 12:22 豆崎奥山(大平山)
12:34 12:34 大谷山
12:49 12:49 地徳山
13:19 13:19 百間岩
13:46 13:46 別所奥山
14:04 14:05 鷹ノ巣山(鹿島山西峰)
14:19 14:19 鷹の巣山
15:28 15:45 高御位山
16:26 16:26 中塚山
16:35 16:37 北山奥山
17:15 17:15 鴻ノ池登山口
17:55 宝殿駅

保育園のパパ友が高御位山の岩の上に上半身裸で格好良く座っている写真を見て以来、登ってみたいと思っていた山。

天候

快晴とまではいきませんでしたが晴れのうち。蒸し暑かった。

アクセス

利用交通機関：

電車

行き：曽根
帰り：宝殿

コース状況／危険箇所等

■岩場というより、山そのものが岩でできている感じ。グリップにはまったく問題がないが、長い斜面もあるので、予期せぬ転倒に注意しなければならない。

■北山奥山〜鴻ノ池登山口のルートは踏み跡がないに等しく（夏場だけ？？）、単独や熟練者でない人は利用しない方が良い。

■北山奥山だが地図によって頂上の場所が著しくことなる。P146としているものとP183としているものがある。

その他周辺情報

曽根駅前には中規模なデイリーヤマザキがあります。虫よけなども売っていました。

写真

7/6 11:17

姫路駅の「まねきダイニング」。えきそばでなくカツカレーを食べました。

7/6 11:49

曽根駅。失われつつある良い雰囲気の駅舎。建て替えしないでほしい。駅正面には中規模のデイリーヤマザキがありディートを購入。

7/6 11:54

今朝になるまで予定していなかったので、すべてがぶっつけです。登山口も曽根駅に降りてから地図を見て「豆崎登山口」と決めました。

7/6 11:56

歩道橋のうしろの細い道を入って行きます。

7/6 11:59

頭の中に地図を適当に入力していたので、取り付きを見落とし少し引き返しました。わかりにくい。なんかうらさびしくて気持ちが萎えます・・・　標高10mくらい。

7/6 12:04

早々に岩場。直登します。

7/6 12:06

ちょろっと登っただけで景色が変わりました。

7/6 12:10

経塚山古墳。4〜5世紀（古墳時代）のもの。前方後円墳。墳長24.7m、後方辺13.6m・高2.5m。

7/6 12:11

この時点では景色を楽しむ余裕があります。

7/6 12:13

日陰が少なく暑い。湿度も高い。それにくわえ、土曜日なのに登山者と出会いません・・・行列ができる登山もイヤだけど、さびしい登山も・・・

7/6 12:16

また、岩場。直登します。暑い。

7/6 12:24

加古川方向を見る。

7/6 12:47

指さし地点が今日のゴール、だと思う。2時間は無理だな。

7/6 13:04

青い屋根が見える。茶店か？？　この道はそこを通るのか？？　2時間ルートではなさそうなので、水を買いたい・・・

残念ながら、展望台でした・・・

7/6 13:05

高御位山90分とあるが・・・。こういった時間はかなり余裕をもって表記されているのが一般的と思うが・・・　結果、どう見ても3割引きの数字・・・

7/6 13:14

百間岩。岩場の急登。岩そのものはしっかりしているが、何かのはずみで転んだら、下まで「おむすびコロリン」状態です。少し風が出てきて、蒸し暑さは減りましたが、雷が来るのでは？とレーダーをチェックします。

7/6 13:31

出発から1時間半。思った以上に西に進んでいません。焦る〜

7/6 13:37

百間岩を登り切りました。

7/6 13:39

姫路市街地を見る。姫路城が見えています。摩耶山から姫路が見えるのかな？とよく思っていましたが、高御位山が障害になって見えないなと思いました。

7/6 13:49

また、風が蒸し暑くなってきました。木がないのでつらい・・・　つらさを紛らわすために、久々にウオークマンを聞きながら歩くことに。

7/6 13:56

これど〜やって進むの。無理でしょ！？　少し戻ってみるとやはり道を見落としていました。

7/6 14:14

唯一？のロープ場。使いませんでした。

7/6 14:15

とにかく暑い。出発から2時間25分。やっと半分という感じ。

7/6 14:19

鷹ノ巣山三角点。あとでGPSデータから調べました。当日は「ただの三角点」に過ぎませんでした・・・

7/6 14:30

暑さでスピードを欠いているのか？　もともとスピードがないのか？　ペースメーカーになる人でもいれば・・・

7/6 15:14

ようやく高御位山に着きました。

7/6 15:15

なかなか良い雰囲気。

7/6 15:16

保育園のパパ友が写真撮ってたのは、この岩かな？？

7/6 15:26

めっちゃ良い感じ！！！

7/6 15:28

方位盤？？　足引っかけると向こうは断崖絶壁です・・・

7/6 15:35

写真を撮っていただきましたが、高さ感を表現するのは難しいですね・・・

7/6 15:44

岩の上で指をさしている方に下山ルートを伺いました。北山奥山から北池登山口に下りるのが道も整備されていて一般的。鴻ノ池登山口の道は踏み跡も消えかかっているらしい。ただし、下に向かえばどうにかなる・・・といったアドバイス。

7/11 0:34

ちなみに、これが高御位山に登ってみたいと思うきっかけになった保育園のパパ友の写真（のイメージ）。たぶん頂上付近なんですが、正確な場所は、わかりませんでした。

7/6 15:46

山頂の高御位神社。山頂付近には家族連れを含め多くの登山者がいましたが、どうも多くの方は成井登山口に下りて行った感じです。

7/6 16:01

下り、人っ子ひとり会いません。少しスピードは上がって来ました。日没までには下山できそうですが、不安は残ります。

7/6 16:10

オオシロカラカサタケ？？

(追記)
シロオニタケのようですね。

7/6 16:31

石仏？？　道祖神？？　顔が彫ってあったような・・・

7/6 16:35

北山奥山の手前。もう少しでゴールです。かなりの年配のローカル登山者と出会いましたが、その人よりややペースが遅いです。

7/6 16:45

北山奥山の鴻ノ池登山口方面分岐点。分岐点を入って、明らかに登山者が少ないルートであることはわかった。ただ、ヤマレコMAPの軌跡を見ているとまったくのバリエーションルートではなさそうなので進みます。

7/6 17:05

踏み跡、かなりヤバイです。GPSを頼りに前に進みます。クモの巣だらけです。

地図の青い部分まで来るとほぼ踏み跡はなくなります。精神的に疲れていて戻る余裕もありません。落差のあるところで転倒しました。

7/6 17:10

GPSなければ完全にアウトです。足場が完全に見えないところもあります。マムシ怖いです。熊笹ならよいのですが、ウルシとか触ったらヤバイ植物もいっぱいありました。メチャクチャ巨大なシダがありましたが、写真どころではありませんでした。

7/6 17:10

クモの巣だらけになりながら、「くそっ」「くそっ」と大声を出して前進。登山者向けの看板らしきものが見えましたが、GPSの軌跡がその手前で曲がっているのと、ちょうど下り場になるような場所があったので下に進路を変えます。

7/6 17:11

下界が近づいてきたのがわかりました。

7/6 17:12

動物避けと思われる柵が端から端まで張ってある。また、手前には罠もありました。電気柵？？　ちょっと触ってみましたが、そうではないようです。乗り越えようとしたら、向こう側に開きました・・・

一般的な電気柵の見分け方。産経West 2015.7.23付より。グラスファイバー製の支柱や、支柱に絶縁器具がついているものは電気柵と考えた方がよい。

7/6 17:14

鴻ノ池登山口を振り返ります。

7/6 17:16

ゴルフ練習場。ため池（鴻ノ池）。それを過ぎると住宅地です。

7/6 17:22

やっと見つけた自動販売機。コーラを飲み生き返りました。住宅地ですが、クモの巣だらけのシャツを脱いで着替えました・・・　疲れて宝殿駅の写真を撮るのを忘れました。

撮影機器：

arrows Be F-04K docomo FCNT

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 昼ご飯 GPS 麦茶1000ml

備考

水は多めに持って行くべきでした。

感想

徘徊王™(hi-king)＠skiboy

天気予報は見事にハズれ非常に良い天気だったので、ふと「高御位山」登山を思いつき、ヤマレコMAPで「高御位山」を急きょダウンロード。

山は、JR山陽本線の曽根駅と宝殿駅の1駅間にあるのと300m程度の低山なので、地図をよく見もせずに、縦走で2〜3時間と判断。これが大きな間違いとなる。昨日から持っている麦茶残り500mlに、曽根駅前のデイリーヤマザキで485mlの冷凍麦茶1本を購入。十分な水は持って出発すべきでした。最終的に下山時までに水が枯渇することはありませんでしたが、水分補給を控えながらの登山は、暑さと湿度で非常にきついものとなりました。

また、下山時、曽根駅に戻るより、宝殿駅に向かうことを重視し、北山奥山の分岐点から北池登山口に向かわずに、鴻池登山口に向かってしまいました。頂上で出会った人に「鴻池登山口への道は、人通りが少なく、時期的に（夏なので草木で）踏み跡がなくなっているかも。ただ、下に進めば下りれると思うけど」とアドバイスされたが、踏み跡がなくなった時には、もう分岐点まで戻る精神的な余裕がなくなっていました。GPSと軌跡データがなければ完全にアウトでした。

2〜3時間の予定を大幅にオーバー。上りバテバテ、下りロスト寸前の低山登山でした。山をなめてはいけません・・・

最後になりましたが、
「高御位山」と書いて「たかみくらやま」と読みます。なかなか覚えられません。
兵庫県加古川市と高砂市の市境に位置する山で、標高304.2m。別名は播磨富士。東播磨丘陵地高御位山系の連峰は播磨アルプスと呼ばれているそうです。Wikiより

コメント

Kuro

登りごたえあり！
お疲れ様でした！低山ながら、アップダウンが多くなかなか登りごたえがあるのが高御位山ですね。炎天下では特にキツイ！！
ちなみに、白いキノコはイボの感じから「シロオニタケ」の若株かと思いますがどうでしょう？

徘徊王™(hi-king)＠skiboy

Re: 登りごたえあり！
車窓から見ていると低山で楽勝かなと思っていましたが、
まず、登り始めると、木陰がほとんどなく暑い！
高取山〜菊水山ほどのアップダウンはないものの１００ｍ弱のアップダウンが続くし、暑さでアップダウンがさらに苦痛になってくる。
それにくわえ、思いつき登山で、水など基本的な準備を怠ったのが良くなかった。
北山奥山から鴻池登山口までの藪漕ぎルートは小心者の私には地獄でした。（ま、無事下りれたので、笑えますが・・・）
今日になって、落ち着いてヤマレコに目を通すと、「暑い」だけでなく「スズメバチ」の情報とかもあったので、予習してたら、この時期には行かなかったかも・・・
ある意味、無知は強いですｗ

シロオニタケ、勉強になりました！