無意根山


- GPS
- 05:00
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,044m
- 下り
- 1,044m
コースタイム
天候 | 曇。朝方無意根山や余市の頂上に雲がかかっているが、次第にとれてくる。 羊蹄山は一日中頭は雲の中。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪はco650より上くらいからは常にある感じ。頂上周辺の夏道は、いつもの如く雪は殆ど無かった。雪は、全般的に溶けるのが早いが、雪の量は多いという印象。 |
写真
感想
晴れてるし、山に行かないのはもったいないということで、元山から無意根山に登ることにする。
元山からの夏道は、あまり整備されておらず、廃道気味という噂を聞いていたのだが、普通に地図上の夏道通りに登山口。看板と、入林ポストもあった。そのあとも、デポ旗等もある結構普通の夏道が多分地図通りに付いている。H型シートラをしていたのと、雪解け直後ということもあってか、邪魔な木はいくつもあった。
途中からほぼ雪の上を歩く形となり、先行するおじさんを千尺の急斜で追い抜いた後は、尾根上を普通に歩く。長尾山の方など、尾根上ではハイマツや笹さんが元気に生息していた。
co1269先の西が崖マークになってて二重尾根っぽく地図にもなっている主稜線の尾根が、馬の背。co1250-70くらいまで。ここは、地図からはあまり想像できないくらいに尾根が一時的に細くなっているところで、夏道1つ分くらいの幅しか尾根はなかった。春に来たときは、4-5m以上は雪堤或いは雪庇のようになっていたのだが、そこを通らなかった判断は正解だったとひと安心。
尾根が曲がるあたりからはもう、広くなって、テラスの方へ向かうこともできる。そして、今回はじめてというか、改めて気がついたのだが、無意根尻小屋の方へ降りるときのテラスから長尾山にかけての壁のようなところは、全て、bushを行ったん漕がないと下ろせないのか。
夏道分岐の看板確認して、あとは頂稜東側に出ている雪堤上をエレガントスキーのケルンまで。雪堤はクラックがバシバシ入っていて、結構面白かった。ケルンから先は、ちょっと雪堤が細くなることもあって、夏道を使ってPまで行くが、スキーが邪魔でちょっと後悔。
頂上では、羊蹄、ニセコ、余市、札幌空沼、漁、手稲山、などなど周りの山々を見回すことが出来て、大満足。春はあそこを歩いたのだなぁと感慨に耽る。ちなみに、無意根山の西尾根は結構雪庇が残っていて、樹林限界は長尾山とかと同じようなものだが、行こうと思えばいけそうだった。また、無意根山の南斜面は、その後丸山を通って喜茂別岳まで木はなく、冬には真っ白な雪原になるのだろうと想像できたが、緩いので雪崩はあまり怖くないのではないだろうか。また、ハイマツ畑なのでちょろちょろ見えていたりするのかも。
ひとしきりうだって、下山開始。雪堤に戻ったところからスキーを履き、雪堤のクラックや段差がなくなったあたりからテラスに向かってスキー。ざらめで非常に楽しい。
そのまま、毎年登っているムイネの壁に突撃。思った以上に緩く、驚愕するが、年々怖いと思う感覚というものは麻痺していくんだなぁと思いながら、滑る。
ここまで頂上から30分もかからなかったことにびっくり。
このまま一気に薄別まで下りたいが、元山に車があるので頑張って長尾山の方に登る。この辺りの壁というか斜面も、結構急で、スキーを滑ったら面白そうだが、体力的に泣く泣く諦める。。また来よう。
あとは、スキーで、長尾山の北西方向に伸びる沢型を滑り、沢中を行きつつ、下山へ向かう。しかし、あまり地図を読まなかったことと、適当に下っていたこともあって、現在地ロスト。地図を読んで、大体ココらへんだろうと検討をつけながら、案外深い沢型に苦労しつつ、降りていくと、諦めかけたところで、林道発見。登山口からの夏道ではなく、その東から伸びる林道に当てることができた。後はそのまま下山。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する