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Yamareco

記録ID: 193053
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳・天狗岳(唐沢鉱泉発着)

2012年05月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:17
距離
7.5km
登り
865m
下り
850m

コースタイム

04:50 唐沢鉱泉発
05:44 枯尾ノ峰分岐
06:33 第1展望台(〜06:42)
07:18 第2展望台
08:07 西天狗岳(〜08:16)
08:40 東天狗岳(〜09:00)
10:30 中山峠
10:36 黒百合ヒュッテ(〜11:18)
11:53 唐沢鉱泉と渋の湯の分岐
13:07 唐沢鉱泉

14:22 ひとっ風呂浴びてから唐沢鉱泉発
20:30 横浜自宅着
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
唐沢鉱泉に無料駐車場があります(30台分くらい?)。
コース状況/
危険箇所等
・登山ポストは唐沢鉱泉玄関にあります。

・5月20日現在、このルート上の残雪は、(1)第1展望台 → 第2展望台間とその先の西天狗直下の岩場手前まで。(2)東天狗岳直下(天狗ノ鼻の下あたりから) → 中山峠間。(3)黒百合ヒュッテ → 唐沢・渋の湯分岐の更に下まで...となっていました。登り時はなんとか大丈夫でしたが、下山時には軽アイゼンが必要かと思います。

・トレース部を踏み外すと、ズボっと膝上まで落ちる箇所がたくさんあります。なるべく踏み固められた上を歩きましょう。

・これは私が悪いのですが…、東天狗からの下山で中山峠にあと少しで差し掛かろうか、というところでなんと痛恨の道迷い。多分、一度でも歩いたことのある方なら「なんでそんなトコで??」と思われるでしょうが、岩場から再び雪道へと入る際に、人の足跡をうっかり見失い、新雪の方向へと向かってしまいました。道なき道を進んでいよいよ「こりゃ間違えた」と気付いて戻ろうとする時に、ズルズル斜面を5メートルほど滑落してしまうというオマケ付き。幸いケガは無かったですが、集中しないといけませんね。大反省。

・唐沢鉱泉の日帰り入浴は700円です。
 
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
唐沢鉱泉には前夜9時着。写真は林道の桜平との分岐。
唐沢鉱泉には前夜9時着。写真は林道の桜平との分岐。
登山者専用駐車場。日曜日ですが、朝イチの時点で4台しか停まっていませんでした。
2012年05月20日 23:30撮影 by  NEX-5, SONY
5/20 23:30
登山者専用駐車場。日曜日ですが、朝イチの時点で4台しか停まっていませんでした。
駐車場脇には有り難いことに電気と手洗い場まで着いているトイレが。
2012年05月20日 23:30撮影 by  NEX-5, SONY
5/20 23:30
駐車場脇には有り難いことに電気と手洗い場まで着いているトイレが。
登山ポストは唐沢鉱泉玄関に。
2012年05月20日 23:30撮影 by  NEX-5, SONY
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登山ポストは唐沢鉱泉玄関に。
ここから西尾根の登山道が始まります。
2012年05月20日 23:30撮影 by  NEX-5, SONY
5/20 23:30
ここから西尾根の登山道が始まります。
はじめは緑豊かで静かな山道を進みます。
2012年05月20日 23:30撮影 by  NEX-5, SONY
5/20 23:30
はじめは緑豊かで静かな山道を進みます。
まだ急登でもなく、徐々に高度をあげてゆきます。
2012年05月20日 23:30撮影 by  NEX-5, SONY
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まだ急登でもなく、徐々に高度をあげてゆきます。
2012年05月20日 23:30撮影 by  NEX-5, SONY
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僅かですが、所々に空が開ける箇所もあり。
2012年05月20日 23:30撮影 by  NEX-5, SONY
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僅かですが、所々に空が開ける箇所もあり。
枯尾ノ峰分岐。
2012年05月20日 23:30撮影 by  NEX-5, SONY
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枯尾ノ峰分岐。
少しずつ傾斜が強くなってゆきます。
2012年05月20日 23:30撮影 by  NEX-5, SONY
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少しずつ傾斜が強くなってゆきます。
第1展望台着。これから目指す西天狗岳(左)が目の前に。
2012年05月20日 23:23撮影 by  NEX-5, SONY
5/20 23:23
第1展望台着。これから目指す西天狗岳(左)が目の前に。
赤岳!
2012年05月20日 23:23撮影 by  NEX-5, SONY
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赤岳!
雄大な景観に目を奪われます。
2012年05月20日 23:23撮影 by  NEX-5, SONY
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雄大な景観に目を奪われます。
そしてここから雪道に。
2012年05月20日 23:31撮影 by  NEX-5, SONY
5/20 23:31
そしてここから雪道に。
第2展望台は立ち止まらずに進みます。
2012年05月20日 23:31撮影 by  NEX-5, SONY
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第2展望台は立ち止まらずに進みます。
西天狗直下は急斜面ですね・・・。
2012年05月20日 23:31撮影 by  NEX-5, SONY
5/20 23:31
西天狗直下は急斜面ですね・・・。
トレースを踏み外し、膝上までズボっと。
2012年05月20日 23:31撮影 by  NEX-5, SONY
5/20 23:31
トレースを踏み外し、膝上までズボっと。
西天狗直下の岩場に取り付きます。3点支持でグイグイ高度を稼ぎます。
2012年05月20日 23:31撮影 by  NEX-5, SONY
5/20 23:31
西天狗直下の岩場に取り付きます。3点支持でグイグイ高度を稼ぎます。
今まで歩いた西尾根を振り返る。
2012年05月20日 23:31撮影 by  NEX-5, SONY
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今まで歩いた西尾根を振り返る。
岩場は続くよどこまでも。
2012年05月20日 23:31撮影 by  NEX-5, SONY
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岩場は続くよどこまでも。
あとチョイ。
2012年05月20日 23:31撮影 by  NEX-5, SONY
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あとチョイ。
西天狗岳到着。
2012年05月20日 23:23撮影 by  NEX-5, SONY
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5/20 23:23
西天狗岳到着。
手前の根石岳から赤岳までが全て一望。
2012年05月20日 23:23撮影 by  NEX-5, SONY
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手前の根石岳から赤岳までが全て一望。
赤岳と阿弥陀岳ズーム。ここから眺めても素晴らしい!
2012年05月20日 23:23撮影 by  NEX-5, SONY
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5/20 23:23
赤岳と阿弥陀岳ズーム。ここから眺めても素晴らしい!
次なるピーク、東天狗岳へ。
2012年05月20日 23:31撮影 by  NEX-5, SONY
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次なるピーク、東天狗岳へ。
ここも直下は岩場ですが、さっき程ではありません。
2012年05月20日 23:31撮影 by  NEX-5, SONY
5/20 23:31
ここも直下は岩場ですが、さっき程ではありません。
東天狗岳到着。
2012年05月20日 23:31撮影 by  NEX-5, SONY
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東天狗岳到着。
改めて赤岳方向を。何度もバシャバシャ撮ってしまいますね。
2012年05月20日 23:24撮影 by  NEX-5, SONY
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5/20 23:24
改めて赤岳方向を。何度もバシャバシャ撮ってしまいますね。
西天狗岳を振り返る。
2012年05月20日 23:24撮影 by  NEX-5, SONY
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西天狗岳を振り返る。
中山方向。
2012年05月20日 23:31撮影 by  NEX-5, SONY
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中山方向。
その場に居た登山者の方を勝手にモデルにしてしまいました。スミマセン(笑)。
2012年05月20日 23:31撮影 by  NEX-5, SONY
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5/20 23:31
その場に居た登山者の方を勝手にモデルにしてしまいました。スミマセン(笑)。
天狗ノ鼻。確かにそのまんまですなー。
2012年05月20日 23:31撮影 by  NEX-5, SONY
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5/20 23:31
天狗ノ鼻。確かにそのまんまですなー。
下山。途中から急斜面の雪道になりますので・・・。
2012年05月20日 23:31撮影 by  NEX-5, SONY
5/20 23:31
下山。途中から急斜面の雪道になりますので・・・。
軽アイゼン装着。
2012年05月20日 23:31撮影 by  NEX-5, SONY
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軽アイゼン装着。
ややトラバース気味に降りたり。
2012年05月20日 23:31撮影 by  NEX-5, SONY
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ややトラバース気味に降りたり。
西・東天狗を振り返る。
2012年05月20日 23:32撮影 by  NEX-5, SONY
5/20 23:32
西・東天狗を振り返る。
痛恨の道迷い箇所。足跡の付いてないこの先を進んでしまいました・・・。
2012年05月20日 23:32撮影 by  NEX-5, SONY
5/20 23:32
痛恨の道迷い箇所。足跡の付いてないこの先を進んでしまいました・・・。
戻って正規のルート。こうした踏み跡を見失ってはいけませんね。
2012年05月20日 23:32撮影 by  NEX-5, SONY
5/20 23:32
戻って正規のルート。こうした踏み跡を見失ってはいけませんね。
中山峠。
2012年05月20日 23:32撮影 by  NEX-5, SONY
5/20 23:32
中山峠。
黒百合ヒュッテ着。中山峠からは5分程度。
2012年05月20日 23:32撮影 by  NEX-5, SONY
5/20 23:32
黒百合ヒュッテ着。中山峠からは5分程度。
お昼はいつものカップ麺と珈琲。おにぎりをスープの中に入れてラーメンオジヤにしたらメチャウマ(笑)。
2012年05月20日 23:32撮影 by  NEX-5, SONY
5/20 23:32
お昼はいつものカップ麺と珈琲。おにぎりをスープの中に入れてラーメンオジヤにしたらメチャウマ(笑)。
黒百合からの直登ルート。ここは登るのはキツそうだなぁ。
2012年05月20日 23:32撮影 by  NEX-5, SONY
5/20 23:32
黒百合からの直登ルート。ここは登るのはキツそうだなぁ。
唐沢鉱泉までの下山道もまだ残雪多しです。
2012年05月20日 23:32撮影 by  NEX-5, SONY
5/20 23:32
唐沢鉱泉までの下山道もまだ残雪多しです。
小さなクレバス?の中には小川が流れていました。
2012年05月20日 23:32撮影 by  NEX-5, SONY
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小さなクレバス?の中には小川が流れていました。
渋の湯との分岐。
2012年05月20日 23:32撮影 by  NEX-5, SONY
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渋の湯との分岐。
また、脚を踏み外しズボっと。かなり深くて一瞬ビックリ。
2012年05月20日 23:32撮影 by  NEX-5, SONY
5/20 23:32
また、脚を踏み外しズボっと。かなり深くて一瞬ビックリ。
2012年05月20日 23:32撮影 by  NEX-5, SONY
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2012年05月20日 23:32撮影 by  NEX-5, SONY
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2012年05月20日 23:32撮影 by  NEX-5, SONY
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2012年05月20日 23:32撮影 by  NEX-5, SONY
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この橋を渡ればゴールは間近。
2012年05月20日 23:32撮影 by  NEX-5, SONY
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この橋を渡ればゴールは間近。
唐沢鉱泉の源泉だそうです。
2012年05月20日 23:32撮影 by  NEX-5, SONY
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唐沢鉱泉の源泉だそうです。
とうちゃ〜く!
2012年05月20日 23:32撮影 by  NEX-5, SONY
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とうちゃ〜く!
誰も居なかったのでパチリ。日帰り温泉700円。下山、即温泉って最高。
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誰も居なかったのでパチリ。日帰り温泉700円。下山、即温泉って最高。
唐沢鉱泉までの林道は整備されて凸凹も少なく、美濃戸までの10倍は楽です(笑)。
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唐沢鉱泉までの林道は整備されて凸凹も少なく、美濃戸までの10倍は楽です(笑)。
撮影機器:

感想

一昨年の9月以来の八ヶ岳登山です。

これまで3度訪れ、編笠山〜権現岳、権現〜赤岳〜真教寺尾根、硫黄岳と全て南でしたが、今回は以前からの憧れであった天狗岳へ。
(そういえば南と北の八ヶ岳の境界線ってドコなんでしょうね?)

唐沢鉱泉周回ルートの道中は登り下り共に、下半分が緑豊かな樹林帯、上半分がまだ雪道で、それぞれに味わい深い景観を楽しむことが出来ました。

そして第1、第2展望台や東西天狗それぞれのピークから見渡せる大パノラマ!南を見渡せばあまりにもカッコ良過ぎる硫黄岳・横岳・赤岳・阿弥陀の山稜、さらに遠くの編笠山までがクッキリ。北を向けば雄大な蓼科山までが聳え立ち、私を含めた登山者たちを出迎えてくれ、大感激でした。

唯一の誤算…上にも書いてありますが、東天狗からの下山時にちょっとした道迷い。あと数分で中山峠に差し掛かる場所でルートと違う新雪部分に進んでしまい、気がついたら全く分からない状態に。

慌てて戻ろうとして斜面を滑ってしまい5〜6メートル下まで落ちてしまったりと、ヒヤリとした時間帯でした。絶対に焦らずに周囲の状況をよく見て判断しないといけませんね。今年5回の登山で3回目のミス・コースです。ナニやってんだ俺。

そこでロスタイムしたせいもあり(天狗で絶景観られた満足感もあり)、本来は中山峠から高見石、渋の湯とグルっと周って唐沢鉱泉に戻る計画でしたが、黒百合ヒュッテでノンビリ昼食休憩した後に唐沢へ直接戻ることに。でも大満足の山行でしたね。

今回は累計標高差も700メートル程度と、体力的には先月までの丹沢より遥かに楽。寒い間、ずっとトレーニングと思って毎月丹沢へ脚を運んでた甲斐がありました。

一応予定では、来月もう1回八ヶ岳…出来れば2年前に天候不良で撤退した、硫黄から赤岳の縦走を。7月も南北アルプスの何処かに登ってみたいと思います。

事前の計画をしっかり練って臨みたいですが、うまくいくだろうか。

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