丹鳴川(丹鳴岳)


- GPS
- 08:59
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,084m
- 下り
- 1,076m
コースタイム
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 8:59
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
北海道の山と谷が2度目の見直し作業が行われ、新たに3部構成となり。2017年6月以降作業が整った山域から順次発行されている。
これまでのところ、第1巻(札幌近郊、道央、道南)と第2巻(日高、道東)が発行され、今秋、第3巻(大雪山、日高山脈、夕張山地、北見・天塩山脈、暑寒別・樺戸山塊、利尻山)が発行される予定だ。
「北海道の山と谷」は、facebookの紹介記事を引用すると「登山道・沢・岩稜・雪稜・岩壁・氷壁などの北海道内のあらゆる登山・登攀ルートを網羅した山岳ガイドブックですが、その内容は決して詳細・親切なものではなく、あえて簡潔・曖昧・適当な記述で、ルート図なども極めて簡素なものです。いわばこの本は、ガイドブックを片手に先人の跡をたどるだけのコレクターのものではなく、自ら想像し、判断し、行動する人達のためのヒントブックです。」とあるように、後をたどるだけのガイドブックではなく、登山者に新たな発見をうながすものだと思っている。
新版では、新たなルートがいくつも追加されたようだ。私はこの本に紹介されている沢ルートをできるだけ多く遡行してみたいと考えている。きっと、そこには紹介記事以上の何かがあるはずだ。そういう沢山行を、これから「山谷・沢コレクション」と呼ぶことにしよう。
というわけで、今シーズンの「山谷・沢コレクション」その1は丹鳴川。
3連休は諸般の事情で最終日だけの山行活動となった。天気に恵まれた3連休ではなかったので、よしとしよう。
山谷で紹介されている札幌近郊の沢で行けていない沢をいくつかピックアップして、山行案内。エントリーした者の希望等を踏まえ、丹鳴川に入ることとした。
丹鳴岳には平成24年4月上旬の積雪期に1泊2日でフレ岳とともに踏んだ山。この山に沢から上がるという発想はなかったが、新版の山谷道央編で紹介されて、山仲間が遡行した記録を読んで、お気軽ら楽々山行を想っていた。
沢そのものの特色はナメが多いこと。ナメ床、ナメ滝が断続的に続き、源頭までは癒しの沢。源頭からピークまでは、荒廃した踏み跡歩きがうざく、一度遡行したらいいかなと思わせる沢でした。
ピークまで要所要所に謎の△標識等があったが、ピークにあるのは△点のみ。ピークからは支笏湖や周辺の山がしっかり見えるのがうれしい。
山谷で!標記となっているが、メンバーの技量によっては、下山時にロープを出して懸垂した方が安全という滝が1〜2程度あった。私たちは、苔むした残置ロープを利用。
源頭部のルート取りは、GPSトラックを参照してください。源頭からピークまでの踏み跡は荒廃しており、時々見失いがちになった。頂稜部に出てからピークまではピーク直下に崖マークがあるように、右下が切れています。現地は笹で覆われていますが。気を抜いて足を滑らせると、ちと危ないかな。
(追記・注意喚起)
美笛キャンプ場入口から100mくらい先の道道支笏湖線入口のゲート前に縦列駐車したところ、メンバーの車2台が車上荒らしに遭った。一台は助手席側の窓ガラスが破壊され、もう1台は助手席側の鍵穴を破壊されていた。いずれもドライブレコーダーが盗まれた。私の車はドライブレコーダーを搭載していなかったからか、荒らされなかったものの、山行を終え充実感に満たされていた気持ちが一瞬でブルー、そして憤りに。犯人に対する憤りをどこにぶつければよいものか。
コメント
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お疲れさまです!
一昨年から始めた沢歩き、去年は数回に留まったので、今年こそは、、、と意気込んでいたのに、今年は行けそうにありません😭
ま、どっちにしろ、Naoさんには付いていくのは技量的に無理なのは自覚していますが😂
ところで、最後の最後にとんでもないオチがついていたのですね?
全く腹が立ちます!!
こんにちは。今シーズンの沢は、スタート時から暗雲が漂ってしまいました。2回目の白井川の件はご存じのことと思います。それでも山の日の3連休は日高の沢に行きたいと企んでます。互いに体調整ったら、沢にも行きましょう。
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