第7回霧島えびの高原エクストリーム
- GPS
- 04:10
- 距離
- 31.8km
- 登り
- 1,461m
- 下り
- 1,395m
コースタイム
天候 | 大雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
コンパス
携帯
時計
タオル
ガーミン10J
|
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備考 | ガーミン945が購入後1ヶ月でメモリ?に異常があって新品と交換となり、急遽ガーミン10Jを使用 |
感想
土砂降りの中、妻がロングで5:00に出て行き、車に戻って準備して、5:40過ぎにチェックインしスタートラインから5列目くらいに位置できた。雨も止まないので、アウターは着たまま。グローブはぐしょぐしょになると予想し装着せず。
雨の中スタート。始めのロードから飛ばさないつもりだったが、下りだすと速い方々が見えなくなり、マイペースで走っていたら、下りで2〜3kmは4分を切っていたことが後に分かった。呼吸もきつくなく力を抜いたつもりだったが、飛ばしすぎたかも。
登山道に入ると、「ウルトラ レプルージョン トレイル」故にソールのビブラムは火山灰の泥斜面に全くグリップが効かず、4回ほど尻から転倒し、かなり萎えた。車道に出て、気持ちも前向きになり、しばらくロードを走っていると前に迷っているランナー2人が現れ、一緒に下って行く。しばらく行っても黄色いシールは見当たらず、ロストしたらしいと凹みながら引き返すと同様な2人がまた現れ、結局この先で合流できるらしいので、5人でそのままロードを下り、合流できた。ショートカットしたのか遠回りしたのか分からないが、ルートに戻れ気持ちは前向きに。
凄まじい雨の中林道の登りが続き、早くも歩くことにした。先は長いし。早歩きでロングの人達を抜くも、ショートのちゃんと走る人には抜かれ、下りだしたところからまた走り出して一気に下った。第1エイドでボディメンテ500mlを完飲。雨の中そこまで汗をかいていないと思っていたが、意外に行けた。ここから軽く登り、下りだしてからは快調に飛ばしたが、徐々に疲れも出てペースは落ちたが、周りも疲れからかペースが落ちていた。ジェルを1つ補給した。
第2エイド前の登りで歩いて、エイドでジェルを1つ食べる。ポカリを2杯いただきやや元気になって走る。まだ2時間代なので、あと10kmだし4時間代ではフィニッシュできるだろうと思っていたのは甘かった。ロングは37kmで打ち切りという声も聞こえた。
木道階段は走らずに早歩きで。登山道に入ると、滑りまくりで小幅に回り道をする必要が出て、スピードが全然上がらない。気持ちも切れだした。4等三角点を通り過ぎてフラットな所は走れたりするが、登りは慎重に登らざるを得ず、両足とも攣り出す手前。下りに入ると前の走者達がコース全体を馴らしてしまい滑るしかなくなり、当然スピードは落ち慎重に下る。登りも滑りまくる。日添岳を通り過ぎても状況は変わらず、フラットな所は慎重に走る。が、下りで変な姿勢をとり、左腿が攣った。
だが、渓流沿いに入ると状況は最悪に。登山道自体は川になり、雨も相変わらず降り止まない。じゃばじゃばと足は完全に漬かりながら、もう走る気力は湧かない。自然発生した川を何本も渡り、倒木をくぐったり、最早レースというより命を確保してフィニッシュすることが先決問題になった感じがした。そんな中でも走って追い抜いていく人がいて喜んで道を譲った。フィニッシュまで後何キロあるのかも分からず、体力を無駄にしないように歩くだけ。後から来るランナーはもっと環境が悪くなるだろう。ひたすら歩いてやっとフィニッシュ地点のアナウンスが聞こえ出し、飛ばしたら、また登りが待っていた。ちゃんと予定通りコースを回るのかと愕然として、怒りのような気概で歩いて登る。とりあえずジェルを補給し、尾根に登りきると雷鳴も遠くに聞こえ出し、下り道は川。タイムなんかどうでも良い、ともかく下りきることを念頭に下り、フィニッシュ。なんとか生還できた、それだけだった。
自分だけの登山であれば間違いなくやらなかっただろう。ロングもショートで打ち切りで正解だろう。そんな大雨の中、運営された方々・スタッフには感謝で、可能な限り、レース中に声を掛けさせてもらった。
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