梅雨の終わりと山蛭の恐怖 鍋割山,雨山,秦野峠
- GPS
- --:--
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 1,987m
- 下り
- 1,927m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 9:35
計画は大倉から小丸尾根を通り鍋割山、そして雨山、秦野峠を経て寄だったが…
天候 | 曇りのち雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:富士急湘南バス 玄倉停留所、小田急線 新松田駅 |
写真
感想
渋沢駅に7時到着、始発バスは既に出ていたので二本目のバスで大倉へ向かう。
大倉のコンビニはまだ開いていなく(8時開店だった)、食糧を持たないまま出発。
林道を通って、途中黒龍の滝に寄り道し、二俣から小丸尾根で鍋割山へ向かった。
標高を上げるに連れてガスがかかってきて、稜線に出たときには完全に霧の中。
鍋割山で何か食べたかったが、鍋焼きうどんの値上がり具合に心が萎えた。
そのまま秦野峠へ向かう、雨山峠を経て雨山へ向かうと本降りの雨が降ってきた。
雨山の山頂を過ぎると雨足が弱まるので、なんだか不思議な感じがした。
近所の丹沢大山の別名は「雨降山」、この地域特有の気候なのかもしれない。
檜岳に着く頃には、あれほど強く降っていた雨が完全にやんでしまった。
秦野峠へ向かってひたすら下って行く、だんだんと霧が晴れ眺望が良くなってきた。
そのまま林道秦野峠へ下りる、計画ではシダンゴ山経由で寄に行くつもりだったが、
玄倉方面という標識を見て、丹沢湖に行くのもいいな、などと考えが揺らぐ。
地図を見る限り、さほど遠くも無いので計画を変更することにした。
しばらくは林道、よくよく地図を見返すと秦野峠から尾根を通るルートもあった。
林道から再び山道に入り、日影山のあまり山頂らしくない山頂に到着。
この辺からだんだん獣道っぽくなってきて、背の高い草木の軽い藪漕ぎ状態に陥る。
それでも途中から丹沢湖も見えてきて、いよいよゴールが近づいたのを実感する。
先月大野山から丹沢湖に下りたときの分岐に合流、あとは明瞭な道を下るだけ。
足下をヤマビルが横切っていたが、立ち止まるとすぐにこちらに寄ってきた。
どんなセンサーを持っているんだろう?と考えていると足首に軽い痛みが走る。
見るとヤマビルが食いついていて、払っても落ちないので塩をかけ弱らせて払った。
ひと安心、と思いきや靴やズボンの裾にいっぱい付いているのに気づいた。
そのうちに塩も無くなり、つまんでとろうとするが食いついてなかなかとれない。
その場に留まっていると、上から降ってきそうな強迫観念に陥りパニック状態。
急いで道路に下りて、路上の安全地帯で服や体についたヤマビルをひっぺがした。
確認できるほどの傷口だけで7か所あり、払ったヒルは少なくみても20匹以上。
心も身体もヤマビルに凌辱され、あまりのショックでしばらく放心状態。
次のバスまで1時間ほどあるので、玄倉まで歩き新松田行きのバスを待った。
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