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Yamareco

記録ID: 1945663
全員に公開
沢登り
札幌近郊

雨乞いの滝から穴滝遡行+恐怖の松倉岩

2019年07月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:05
距離
25.6km
登り
903m
下り
896m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:07
休憩
0:59
合計
6:06
距離 25.6km 登り 904m 下り 904m
9:35
134
スタート地点
11:49
12:11
84
13:35
14:12
89
15:41
ゴール地点
天候 晴れ,暑い
過去天気図(気象庁) 2019年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
今日のもうひとつの目的地は松倉岩.遠いなあ...
2019年07月28日 09:48撮影 by  RICOH GR III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/28 9:48
今日のもうひとつの目的地は松倉岩.遠いなあ...
堰堤を避けるために枝沢を利用して本流に降りることにしました.地図を見るとこの沢が,最も明瞭で滝の手前に降りるのに最適と考えました.
2019年07月28日 10:22撮影 by  RICOH GR III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/28 10:22
堰堤を避けるために枝沢を利用して本流に降りることにしました.地図を見るとこの沢が,最も明瞭で滝の手前に降りるのに最適と考えました.
苔の綺麗な沢です.
2019年07月28日 10:25撮影 by  RICOH GR III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/28 10:25
苔の綺麗な沢です.
思った通り,気持ちよく勝納川本流に降りることができました.藪の濃いこの時期,ルート取りは基本沢地形です.
2019年07月28日 10:29撮影 by  RICOH GR III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
7/28 10:29
思った通り,気持ちよく勝納川本流に降りることができました.藪の濃いこの時期,ルート取りは基本沢地形です.
両側の崖がぐっと狭くなって,崖の向こうから滝の音.
2019年07月28日 10:34撮影 by  RICOH GR III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/28 10:34
両側の崖がぐっと狭くなって,崖の向こうから滝の音.
なんとか登って突破したかったのですが,チョックストーンがオーバーハングするように挟まっているのでちょっと無理かな.
2019年07月28日 10:44撮影 by  RICOH GR III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/28 10:44
なんとか登って突破したかったのですが,チョックストーンがオーバーハングするように挟まっているのでちょっと無理かな.
左岸を高巻き.藪を越えて落口に復帰.
2019年07月28日 11:00撮影 by  RICOH GR III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/28 11:00
左岸を高巻き.藪を越えて落口に復帰.
誰もいない穴滝.
2019年07月28日 12:09撮影 by  RICOH GR III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/28 12:09
誰もいない穴滝.
暑いので滝に打たれてみました.
2019年07月28日 12:03撮影 by  RICOH GR III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/28 12:03
暑いので滝に打たれてみました.
小樽峠を越えて延々と林道を歩きようやく標識までやってきました.
2019年07月28日 13:22撮影 by  RICOH GR III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/28 13:22
小樽峠を越えて延々と林道を歩きようやく標識までやってきました.
藪を越えて,ここまでは要所要所にピンクテープがあったのですが,この先がわかりません.ピンクテープも途切れてしまいました.
2019年07月28日 14:18撮影 by  RICOH GR III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/28 14:18
藪を越えて,ここまでは要所要所にピンクテープがあったのですが,この先がわかりません.ピンクテープも途切れてしまいました.
突然,藪が切れてトンネルのような道に飛び出しました.ピンクテープもあります.迷路のような岩の間の道を辿っていきます.
2019年07月28日 14:13撮影 by  RICOH GR III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/28 14:13
突然,藪が切れてトンネルのような道に飛び出しました.ピンクテープもあります.迷路のような岩の間の道を辿っていきます.
岩場に生えているブッシュに掴まりながら身体をねじ込むようにしながら強引に岩を登っていきます.
2019年07月28日 13:38撮影 by  RICOH GR III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/28 13:38
岩場に生えているブッシュに掴まりながら身体をねじ込むようにしながら強引に岩を登っていきます.
そしてついに最高点.でも怖い...
2019年07月28日 13:48撮影 by  RICOH GR III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/28 13:48
そしてついに最高点.でも怖い...
すっぱり切れ落ちている.
2019年07月28日 13:55撮影 by  RICOH GR III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/28 13:55
すっぱり切れ落ちている.
松倉岩西峰.
2019年07月28日 13:48撮影 by  RICOH GR III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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7/28 13:48
松倉岩西峰.
小樽方面.
2019年07月28日 13:48撮影 by  RICOH GR III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/28 13:48
小樽方面.
ここに突入して越えると最短でピンクテープのあるトンネル通路につながるみたい.でも,わかんないよなあ.こんな藪い時に松倉岩を登る人はいないようです.
2019年07月28日 14:17撮影 by  RICOH GR III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/28 14:17
ここに突入して越えると最短でピンクテープのあるトンネル通路につながるみたい.でも,わかんないよなあ.こんな藪い時に松倉岩を登る人はいないようです.

感想

車がなくても行ける場所.暑いから沢がいいなあ... と考えながら地図を見ていたら,穴滝の途中に「雨乞いの滝」を発見.道がないので,勝納川を遡行していくしかない.どうせならそこから穴滝まで遡行ししてみよう.

円山第一鳥居前から高速バスに乗って小樽の奥沢口へ.それから奥沢線に乗り換えて終点の天神へ.

まずは,雨乞いの滝へ.勝納橋から入渓すると堰堤を2つ越えなければならないので,堰堤を過ぎたと思われる地点から枝沢を利用して本流に降りることにしました.地図を見るとこの沢が,最も明瞭で滝の手前に降りるのに最適と考えました.
苔の綺麗な沢でした.そして,思った通り,気持ちよく勝納川本流に降りることができました.藪の濃いこの時期,ルート取りは基本沢地形です.

両側の崖がぐっと狭くなって,崖の向こうから滝の音.雨乞いの滝.なかなか立派な滝でした.

なんとか登って突破したかったのですが,チョックストーンがオーバーハングするように挟まっているのでちょっと無理.左岸を高巻き.藪を越えて落口に復帰.

その後は,沢を遡行して穴滝へ.基本,ブタ沢.

意外にも穴滝には誰もいませんでした.あまりにも暑いので滝に打たれて休憩.

次はいよいよ松倉岩.これがまた遠い.OMRで途中まで来ましたが,登り口にポイントがあったので,岩は見ずじまい.でも,まさかこの道をもう一度来るとは思わなかった.ようやく標識の地点に辿り着きましたが.ここまでが長かった.

藪を越えて,ポイントがあった土場に到着.入り口と思われる笹藪に一カ所ピンクテープ.しかし,ここまでは要所要所にピンクテープがあったのですが,この先がわかりません.ピンクテープも途切れてしまいました.iPhoneのGPSを頼り藪に突入しますが,これが強烈な激藪.途中にあったダケカンバの巨樹の倒木の上に乗り,なんとか進路を見いだそうとしましたが,どこもかしこも濃密な藪で行く手を阻んでいます.もう諦めようかと一瞬思いましたが,ここまでの10km近い道のりを考えるとここで諦めるわけにはいきません.我武者羅に藪に突入.藪プラス岩稜帯で危なっかしいことこの上ない.

そして突然,藪が切れてトンネルのような道に飛び出しました.ピンクテープもあります.迷路のような岩の間の道を辿っていきます.途中で左の耳に虫が入ってしまい,どうしようかと焦りましたが,ちょっと放っておいたら自然と出て行きました.よかった...

岩場に生えているブッシュに掴まりながら身体をねじ込むようにしながら強引に岩を登っていきます.そして最高点.風もあり,かなり怖い.今日は一人で来ているので,なにかあっても誰も助けてくれない.ここに誰か来る可能性も皆無.なので慎重に行動.

汗びっしょりであちこち傷だらけになって到着したので,安全な場所で,しばし水分補給とエネルギー補給.

岩から降りるのもなかなか大変でした.結局,登ってきた場所からまた降りました.もしかしたら西峰経由で降りた方がよかったかも.

降りてから,ピンクテープ消失の場所を確認しましたが,わかんないよなあ.こんな藪い時に松倉岩を登る人はいないようです.

塩谷円山まで行こうかとも思っていたのですが,松倉岩で力を使い果たしたので,林道を辿りスタート地点に戻りました.帰りは下り基調なので,タッタカ走って帰ってきました.

もう二度といいかなと思ったのですが,今になるとまた行きたい気持ちも... でも遠いなあ.

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