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Yamareco

記録ID: 1950418
全員に公開
ハイキング
甲信越

【盛夏の梨百・甲信越百名山巡り】篠井山(奥山温泉コース往復)

2019年08月02日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:13
距離
6.5km
登り
940m
下り
945m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:59
休憩
0:32
合計
3:31
9:45
9:47
63
10:50
11:13
5
11:18
11:20
6
山頂神社
11:26
11:27
21
神社コース分岐
11:48
11:52
25
天候 晴れ一時曇り
過去天気図(気象庁) 2019年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道52号より奥山温泉方面の県道へ、青少年旅行村の奥、林道終点に駐車スペース(10台弱)あり
コース状況/
危険箇所等
・コース中、100m毎に案内パネル(本年3月設置の由)あり
・特に沢沿い・沢近くの区間(登山口より1〜2km過ぎぐらいの間)は″ヤマビル祭り″状態(油断していると、10〜30秒に1匹ぐらいの頻度で山靴に取り付き、ソックスへの侵入を企てます…)。事前に然るべく対策を講ずるとともに、出来るだけこまめにヒル取り付きチェックを行うことが必須!
その他周辺情報 下部温泉に日帰り入浴可能な宿・温泉会館あり(小生は下部温泉会館〔@町外大人500円・内湯のみ〕を利用)
篠井山登山口の駐車場。詰めれば10台ぐらいは停められそう。
2019年08月02日 08:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/2 8:43
篠井山登山口の駐車場。詰めれば10台ぐらいは停められそう。
クマさんが案内板。ホッコリ癒やし系ですね。
2019年08月02日 08:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/2 8:43
クマさんが案内板。ホッコリ癒やし系ですね。
こちらはかなりガチな注意書き。「上級ですが中級でお迎えします」をどう受け止めてよいやら…。
2019年08月02日 08:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/2 8:45
こちらはかなりガチな注意書き。「上級ですが中級でお迎えします」をどう受け止めてよいやら…。
不撓不屈の滝。立派な流れですが、名前はつい10年ほど前に付けられた由。。
2019年08月02日 08:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/2 8:47
不撓不屈の滝。立派な流れですが、名前はつい10年ほど前に付けられた由。。
頂上までこの案内標識がしっかりガイド。今年春に設置された由。有難や…。
2019年08月02日 08:52撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/2 8:52
頂上までこの案内標識がしっかりガイド。今年春に設置された由。有難や…。
簡易舗装の林道はここで終わり。雰囲気のある樹林帯の登山道に入ります。
2019年08月02日 08:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/2 8:53
簡易舗装の林道はここで終わり。雰囲気のある樹林帯の登山道に入ります。
今日は油断してクマ鈴忘れてきたので、クマ鐘鳴らしていきましょう。
2019年08月02日 08:54撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/2 8:54
今日は油断してクマ鈴忘れてきたので、クマ鐘鳴らしていきましょう。
名もないステキな滝。マイナスイオンが溢れてる感じ…。
2019年08月02日 08:56撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
8/2 8:56
名もないステキな滝。マイナスイオンが溢れてる感じ…。
ナメ状の小沢を渡ります。
2019年08月02日 09:01撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/2 9:01
ナメ状の小沢を渡ります。
明源の滝。水量も多く、結構立派です。
2019年08月02日 09:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/2 9:10
明源の滝。水量も多く、結構立派です。
これまた立派な滝。真横を登っていきます。
2019年08月02日 09:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/2 9:19
これまた立派な滝。真横を登っていきます。
ここはちょっと通行注意。トラロープ付いてます。
2019年08月02日 09:21撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/2 9:21
ここはちょっと通行注意。トラロープ付いてます。
ここは丸木橋が流されちゃったようです。石飛びで徒渉します。
2019年08月02日 09:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/2 9:32
ここは丸木橋が流されちゃったようです。石飛びで徒渉します。
渡り場の頭通過。およそ半分登ってきました。それにしてもヒルが多い…〈汗〉
2019年08月02日 09:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/2 9:47
渡り場の頭通過。およそ半分登ってきました。それにしてもヒルが多い…〈汗〉
あと1km地点通過。沢からだいぶ離れ、ヤマビル攻撃も少し落ち着いた感じ。油断していると、しっかり靴にへばり付いてきますので要注意…
2019年08月02日 10:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/2 10:10
あと1km地点通過。沢からだいぶ離れ、ヤマビル攻撃も少し落ち着いた感じ。油断していると、しっかり靴にへばり付いてきますので要注意…
ここで山頂直登コースと神社コースに分岐。神社コースには赤テープで通せんぼですが…
2019年08月02日 10:41撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/2 10:41
ここで山頂直登コースと神社コースに分岐。神社コースには赤テープで通せんぼですが…
いよいよ山頂も間近。灌木帯のプロムナードを緩やかに登っていきます。
2019年08月02日 10:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/2 10:46
いよいよ山頂も間近。灌木帯のプロムナードを緩やかに登っていきます。
篠井山頂到着。東面の展望が開けてますが、雲が多く富士山はお隠れに…。
2019年08月02日 10:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/2 10:49
篠井山頂到着。東面の展望が開けてますが、雲が多く富士山はお隠れに…。
ここは梨百かつ甲信越百名山。貴重なダブル名山の山頂標識で記念にパチリ。
2019年08月02日 10:51撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/2 10:51
ここは梨百かつ甲信越百名山。貴重なダブル名山の山頂標識で記念にパチリ。
長梅雨でやや増水気味の富士川流域がよく見えます。
2019年08月02日 10:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
8/2 10:55
長梅雨でやや増水気味の富士川流域がよく見えます。
下りは少し急ですが、神社の方に行ってみます。
2019年08月02日 11:13撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/2 11:13
下りは少し急ですが、神社の方に行ってみます。
一旦下り、稜線を2〜3分辿ると神社あり。古い小屋が見事に引っくり返ってます。。
2019年08月02日 11:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/2 11:17
一旦下り、稜線を2〜3分辿ると神社あり。古い小屋が見事に引っくり返ってます。。
小屋の中でお社がしっかり守られてます。帰路の道中安全(ヒル退散…)祈願のため、お参りしていきましょう。
2019年08月02日 11:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/2 11:19
小屋の中でお社がしっかり守られてます。帰路の道中安全(ヒル退散…)祈願のため、お参りしていきましょう。
ここから奥山温泉コースが分岐。×印が付いてますが、赤テープを追って行けるところまで行ってみましょう。。
2019年08月02日 11:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/2 11:22
ここから奥山温泉コースが分岐。×印が付いてますが、赤テープを追って行けるところまで行ってみましょう。。
入口で急斜面のトラバースがありましたが、特に大きな問題なく元来た分岐に合流。
2019年08月02日 11:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/2 11:26
入口で急斜面のトラバースがありましたが、特に大きな問題なく元来た分岐に合流。
樹皮のキレイなヒメシャラですね。
2019年08月02日 11:28撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/2 11:28
樹皮のキレイなヒメシャラですね。
反対側から見ても、雰囲気の良い木橋。足元ヒル注意ですが…
2019年08月02日 12:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/2 12:10
反対側から見ても、雰囲気の良い木橋。足元ヒル注意ですが…
怒濤の下りで車道に出ました。ヒルの恐怖からも少し解放され、ホッと一息。。
2019年08月02日 12:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/2 12:14
怒濤の下りで車道に出ました。ヒルの恐怖からも少し解放され、ホッと一息。。
無事、登山口帰着。本日は今のところ小生が篠井山(及びヒルの攻撃…)を独占…。
2019年08月02日 12:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
8/2 12:18
無事、登山口帰着。本日は今のところ小生が篠井山(及びヒルの攻撃…)を独占…。
ピョコンと頭を覗かせているのが篠井山方面でしょうか。
2019年08月02日 12:20撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/2 12:20
ピョコンと頭を覗かせているのが篠井山方面でしょうか。
南部町へ下る途次、道路近くの素晴らしい滝を見物。名前はまだない…?
2019年08月02日 12:41撮影 by  F-04K, FUJITSU
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8/2 12:41
南部町へ下る途次、道路近くの素晴らしい滝を見物。名前はまだない…?
本日のプチ駿河・甲州国境ツアーの締め括りは、歴史ある下部の日帰り温泉会館。ここでサッパリ汗を流し、本栖湖へ抜けて帰京します。。
2019年08月02日 13:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
8/2 13:46
本日のプチ駿河・甲州国境ツアーの締め括りは、歴史ある下部の日帰り温泉会館。ここでサッパリ汗を流し、本栖湖へ抜けて帰京します。。
撮影機器:

感想

 日本300名山、日本海→太平洋足跡繋ぎ完遂後の新たな目標としてかねてより秘かに画策していた「甲信越百名山」、100〜300名山+梨百からのエントリーが多いこともあり、あれよあれよという間にいつしか「残り3座」に。そのうちの1座・篠井山は梨百にも指定されており、近くの山には何度か足を運んだものの、標高が低め、かつ他の名山との足跡繋ぎが難しく、奥山温泉コースからのピストンほぼ一択という条件の悪さもあって、未踏のまま長く放置。梅雨明けが遅れ、夏休みの北アルプスツアーの足馴らしも必要ということで、完全に「オフシーズン」(というか、ヤマビル祭りシーズン…)と知りながら、このタイミングでのチャレンジと相成りました。
 朝イチで恋人達の聖地!?白鳥山をラクラク往復、麓のコンビニで体勢を立て直し、完全舗装の快適な林道を登りつめて、朝8時半過ぎには早くも登山口到着。最近100m毎に設置された少し丁寧すぎる案内板に導かれながら、まだ涼しい時間帯に、早速沢沿いのルートを登っていきます。ルート脇にはいくつかの立派な滝も見え、マイナスイオンを浴びる快適な道ですが、登山口にあった「クマ注意」のカンバンに加え、「ヤマビル対策は自己責任で。本当は上級コースですが中級者向けでお迎え」の注意書きが気になり出します。この日は油断してクマ鈴を忘れてしまったものの、いくつかのポイントには登山者用「クマ鐘」(鉄パイプ+鉄管) があり、前者はこれで何とかクリア。後者の恐ろしさは、登山口から1kmを過ぎ、小沢の徒渉を繰り返すあたりから実感。休憩中はもとより、写真撮影で一瞬立ち止まったスキを狙い、足元に潜む小さな怪物達が頭をもたげ、ターゲットの小生の山靴に素早く取り付きます。その後の動きの素早さは、さながら戦国時代の城壁をよじ登るサムライのよう。こちらの執拗な攻撃をかいくぐり、何とか靴下の内側に侵入しようとスゴい尺取りアクションでスパッツをよじ登ってきます…。塩などヒル撃退用グッズを準備しなかったことを激しく後悔…。
 ともあれ、山頂まで1.3kmのポイントを過ぎ、沢筋を離れてつづら折れの登路に入るとようやくヒル達の攻撃も減り、安心して灌木帯の気持ち良いプロムナードを登りつめると、登山口から2時間強で標高1,400m弱の山頂到着。東面の展望が開けますが、雲が湧き上がりお目当ての雄大な富士山の展望はお預け。山頂備え付けの「登山者名簿」に足跡を残そうと最近の記録を見てみると、直近は7月下旬、関東からの男性ソロの方で「甲信越百名山98座目」とのコメントあり。似たような境遇の方もいるものだ、と思わず苦笑するも、暑さで食欲も今一つのため、サラダとチキンのみの軽食を済ませ、早々に下山開始。
 帰路は稜線を少し辿り、再建された小屋の中の神社にお詣り、やや急なトラバース路を経て元の奥山温泉コースに復帰。下りはヤマビル攻撃をかわすためにもペースアップ、沢を横切る格好の水浴びポイント、渡り場の頭で僅かな休憩を取った以外、約1時間強ひたすら早足でのし歩きます。途中、何匹ものヒルをふるい落としたものの、昼過ぎ登山口に無事帰り着いてスパッツを外してみると、左足側に3匹、右足にも1匹のツワモノがしっかり侵入。その場で虫除けスプレーにて処置、まだ靴に潜む忍者ヒルがいるのでは、と不安に怯えつつ、車を飛ばして下部温泉の日帰り温泉へ。恐る恐る靴を脱ぎ、脱衣所でチェックしたところ、更なるツワビル!?は幸いいなかったようで、ホッと一息。この後は午後の雷雨の中、近道の本栖湖ルートを抜け、中央道の渋滞もそこそこに、神奈川の実家に立ち寄り休憩。週末のもう1件の夜行日帰り山行に備え、早々に帰宅し洗いものと後片付けに追われました(風呂場でのクツ洗い中も、見えないヒルの影に怯えながら…)。
 本日は平日のややマイナーな山歩きということで、山の展望もヒルはじめ小動物たちも小生独り占め状態でしたが、やはり盛夏・長雨後の中低山ツアーでは、色々な敵と闘わねばならぬことを実感…。ヤマレコのマイナー名山ハンターの皆様もどうぞお気を付けて!

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