(63)鳳凰山テン泊 青木鉱泉〜ドンドコ沢↑中道↓
- GPS
- 14:54
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 2,309m
- 下り
- 2,317m
コースタイム
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 6:02
天候 | 8/9(金)晴れ 後 曇り 後 雨 8/10(土) 晴れ 後 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(帰り) 15:00発 青木鉱泉 バス−15:55着 韮崎駅16:37発 快速ビュー山梨 新宿行 鳳凰三山登山バス(韮崎駅-青木鉱泉-御座石温泉) 大人1800円+荷物料200円 http://www.y-c-k.com/tozan.html |
その他周辺情報 | 青木鉱泉 日帰り入浴1000円 テント泊650円 https://www.mountaintrad.co.jp/yamanashi/aoki/aokikosen/data.html 鳳凰小屋 テント泊800円 トイレ使用料200円 http://houougoya.jp/ |
写真
装備
MYアイテム |
nibpon
重量:1.25kg
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感想
初日は青木鉱泉で前泊。広すぎるテントサイトは、昔ながらのグループキャンプ用。駐車場も近く、火も起こせるし、遊ぶ河原もある。でも、この日のテント泊は私だけ。「今は皆個人用テントだからね」と、様子を見に来た御主人が寂しそうに話していた。宿には数名の登山客が泊まっていたようだ。
翌朝、鳳凰小屋を目指してドンドコ沢コースを登る。中道より急登では無いし、多くの滝を巡れてアドベンチャー感は満載。鳳凰小屋の手前では、登って来た御褒美のように美しい谷も歩ける。ただ、このコースは倒木や崩落跡が多く、迂回路が何度も造り直されていて足場が悪い。重い荷物を背負っての下山は危険そうだ。使うなら登りの方が良いコースだと思う。
鳳凰小屋のテント場では、この日のテントは8張位。石が全く無いので、木槌を貸してもらいペグダウン。平らで使いやすいテント場だった。水場やトイレは小屋と共用で近い。小屋にも10名位は泊まっていたようだ。
3日目の朝は、晴天の地蔵ヶ岳へ。山頂に美しいオベリスクが見えてくるが、砂地に足をとられて蟻地獄のようになかなか進まない。賽ノ河原には沢山のお地蔵様。これには、担ぎ下ろすと子供を授かり、二体担ぎ上げると子供が丈夫に育つ「子授け信仰」があるとのこと。そして、次の最高峰である観音岳までは険しい稜線が続く。これで体力は大丈夫なのかと思い始める頃、徐々に稜線がなだらかになり、いつの間にか薬師岳に到着。この緩急が絶妙だった。
下山に使用した中道は多くの人が通るらしく、よく踏み固められた無難な登山道だった。ドンドコ沢のようなワクワク感は無いが、疲れた体にはちょうど良いのかも。最後は林道歩きになるが、途中で青木鉱泉への近道に入りショートカット。入浴してから、3時のバスに乗ることができた。
夏の南アルプスは午後になると天候が不安定。出来るだけ午前中に行動し、夕方の雷雨はテントの中で昼寝をしてやり過ごした。下界の暑さを忘れ、今回もなかなか快適な登山だったと思う。東京から1万円位の予算で、縦走し放題の南アルプス テント泊登山。病みつきになりそうだ。
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