ポンポン山
- GPS
- 04:45
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 512m
- 下り
- 514m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大原野森林公園 森の案内所スタート 2018台風による倒木の処理済みで良好 |
その他周辺情報 | 大原野森林公園駐車場 |
写真
感想
夏休み最終日のポンポン山
この山は正しくは加茂勢山というが、標高679メートルの頂上に近づくにつれて足音がポンポンとひびくことから通称ポンポン山。ポンポンが聞こえるかと聞き耳をたてる予定でしたが、暑くて忘れておりました。これは次回。
総評◎
ポンポン音の謎に迫る
【Wikipedia引用】
山頂付近では必ずしもポンポンという音ではないが、一部では確かに地中に空洞のあるような音がする場所がある。その原因については、山頂近くの石灰岩の切り出し場所が影響している、地下に鍾乳洞があり音が響いている、あるいは山の地層の一部に空洞があるのでは、など諸説ある。
【浅層に岩盤】
特に2018年台風被害の大きいポンポン山西側の芥川渓谷と同様に、北側登山道には20m級杉の倒木が多くみられた。倒木杉の根長は概ね1mと樹高の割に浅い。これらより、台風時の強風により高木は容易に倒木したのであろう。
一つ、倒木跡においては地表下1mの浅層に岩盤が見られた。二つ、雨天後間もない登山であったが、登山道に泥濘はなく、表層は浸透性の高い地質性状と言える。
【ここで推論】
岩盤上に浅く堆積した表層地盤は杉等の樹木の根が密の状態であり、根を介して雨水の地表面からの浸透を助長。また岩盤面が水みちとなり、浸透した雨水は堆積土の粒子を含み流出、降雨の後には水みちが空隙として残る。このようにしてできた空隙のなか、登山者の踏み土により直下の岩盤に根があたる音がポンポン音であると推察する。山頂部に鍾乳洞は考え難い。よって諸説のうち、地層の一部空洞説に1票。
しかしながら、地表面の経年的沈下とともに水みちの小空洞は塞がり、ポンポン山の命名時とは異なる場所で新たなポンポン音がするかもしれませんね。
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