二ツ箭山

2012年06月02日(土) [日帰り]

• GPS: 03:59
• 距離: 10.7km
• 登り: 892m
• 下り: 883m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

沢コースは倒木などもあり、若干荒れ気味／男体山・女体山の岩峰はそれなりに険しく、初心者は注意が必要／いわき湯本には220円で入浴できる「さはこの湯」がある

写真

6/3 0:25

この地図には、尾根沿いを上がるコース、沢を遡上するコース、月山の尾根沿いを上がるコースの三本がのっているが、ほかにも細かい登山口が幾つかある。今回は沢ルートを上がり、尾根に上がったら鎖場を登るために男体山までピストンしたあと、山頂を超えて月山経由で下りるコースを選択。

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沢は夏井川水系根元沢3を遡上する。

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沢沿いのコースというよりは、沢そのものを遡上する。

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看板に土石流の危険性が指摘されていたとおり、所々に岸が削られたあとがある。

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水量は少ないので特に危険な箇所はないが、何度も渡渉を繰り返す。変化に富んだ良いルートだ。

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途中、倒木も多かった。

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倒木をくぐり抜ける。

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尾根へ上がる急斜面には、銀竜草が花をつけていた。

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銀竜草は葉緑素を持たず光合成も行わない。ベニタケ属菌類に寄生し、菌を通して栄養を得ているが、種子植物である。

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男体山へ登る鎖場。高さはあるが、特に難しい箇所はない。

6/2 14:18

男体山山頂からの展望。いわきには高い山はないが、思ったよりも深さがある。

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向かいには女体山へ登る岩壁。なかなかスケールがある。

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女体山への登り。ここも、技術的には特に難しい箇所はない。

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女体山からの展望。

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二ツ箭山山頂から月山までは、木々の間近にせまる山道が続く。

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向かいの月山尾根から二ツ箭山方面を望む。左側の二つの岩峰が男体山と女体山。右の小高いピークは、二ツ箭山のひとつ手前にある足尾山の山頂。

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下山ルート上にあった、絶妙なバランスで折り重なった岩。登りたい（笑）

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下山していみると、車に大量の蟻が。フロントガラスについた樹液を求めてやってきたようだ。

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夕刻には山頂にガスがかかっていた。

撮影機器：

iPhone 4S Apple

感想

yossytabu

いわき市の名峰、二ツ箭山に行ってきました。二ツ箭山は阿武隈山系に属し、700mそこそこの低い山ですが、二つの切り立った針峰を有し、尾根から沢まで変化に富んだ山行が楽しめる良い山でした。大変人気のある山らしく、ヤシオの季節には多くの登山客で賑わうと聞きましたが、登山道はそこまで整備されているとはいえず、テープもまばらですので、とにかく明るいうちの登山が安全だと思います。鎖場もそれなりの険しさがあるので、不安なときは巻くのが賢明です。また、雨のあとは沢道は絶対にやめたほうがいいと思います。山行時の水量は多くありませんでしたが、沢筋は細く両側も切り立っているので、雨後は危険だと思われます。