白馬鑓
- GPS
- 29:24
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,940m
- 下り
- 1,930m
コースタイム
- 山行
- 3:49
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:49
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓はなし |
写真
感想
1日目はゆっくりスタートで、マイカーで猿倉まで行き出発
日曜だけどもお盆が過ぎたからか駐車場には空きがあり、問題なく駐車できる
しろうま方面から戻ってくる登山者が多く、鑓分岐で鑓方面に行くのは自分たちと、ガイドツアーの20名くらいのみ、もっとも出発が遅いからだが
密林の中を徐々に高度を上げる、しばらく同じ景色の中を進むと漸く小日向のコルに着く
その周囲からは小蓮華の景色が雲の向こうに見え隠れしている
コルを過ぎると今日の宿泊地が遥か遠くの沢の端に見える
そこからは沢をいくつか跨ぎながら高度をかえずに温泉小屋を目指す
途中の水場には表記がなく、果たして飲用可なのか分からず採水しなかったが、その辺りにはいくつかの冷たい染みだしのような沢があった
道中雪渓や危険箇所はほとんどなく、本日の宿泊地、白馬鑓温泉小屋に着く
この時点ですでにテント場は余裕を持って張れる場所が2ヵ所しかない
そのうちの1ヶ所が、背の高い草木に囲まれ、すぐそばには温泉の小川がながれている
絶好のロケーションにテントを設営した
こっそり雪渓に降りて地形の観察に勤しんだ後、露天風呂を楽しむ
露天風呂に入る前には、別天地の貴重な源泉を汚さないように、登山でかいた汗を備え付けの桶でお湯を掬い体を5回ほど念入りに洗う
その横で全く体を洗うことなくぞくぞくと入ってくる酔っ払ったツアー客たち
神聖な秘湯がギトギトの油で汚されていく
ああ、とりあえずお前ら赤岳天望荘の五ェ門風呂入ってこいよ、遅めの時間に
風呂から上がると雨が降り始める
テントの中でごま担々鍋を作る
星空は見えない
雨の音と、温泉小川の音を聞きながら鍋をたいらげ、就寝
翌日は隣の高校生山岳部の喧騒に起こされる
最近の高校生山岳部は山のマナーに教えていないようだ
睡眠時間をもう少しとりたく、結局6時半まで寝過ごす
パスタを急いで作って食べ、遅めの出発
この日は衣食住の装備を置いて身軽で鑓を目指す
雨はすっかりあがり、晴天の登山道だが岩場は濡れて滑る
時間が押していることから早めに山頂を目指す
とばした甲斐あって2時間10分程度で鑓の山頂に着く
すでに雲が立ち上がってきて、白馬側は見えないが、前後の稜線はよく見える
思えば晴天の稜線は久しぶりだ
名残惜しいが山頂を後にする
すでに雲は立ち込め下山路に周囲の眺望は望めないが、鑓温泉近くまでくると雲の下に出、眼下には鑓や杓子から落ち込む沢と尾根が広がり、その向こうには白馬の町並みが見える
鑓温泉に着き急いでテントを片付け、お風呂に入りかける体にムチをうち、鑓温泉を後にする
あとはひたすら往路を下り猿倉に着く
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する