ふたご座流星群観望と笠取山
コースタイム
2日目 作場平口−一休坂−笠取小屋−分水嶺−笠取山山頂−水干−笠取小屋−作場平口
天候 | 夜半晴→曇→下山後雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2006年12月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
柳沢峠から作場平口への路面は、朝6時には凍結していました。 登山道も6〜7割が1〜3センチの雪。 山頂を過ぎて水干へ下るところは、軽アイゼンがあるといいです。 ○日帰り温泉「大菩薩の湯」火曜日定休、10時〜20時までに受付、600円 |
写真
感想
前日の天気予報は曇りのち雨。
しかし、てるてる坊主の効力で“”満天の星空“”となりました。
あまりにも素敵だったので、ご飯もそこそこに空を見上げるメンバー。
「星が落ちたぁ〜。」
「大きかったなぁ〜。」
自分の見ていない瞬間にあがる声が、なんとも悔しい。
長く、濃く、大きく見える流星に感動!!!
徐々にガスってきて。。。観測終了。
翌朝、作場平登山口へ。
朝食にしては重い?!お肉、お野菜たっぷり豚汁と、その中にふわふわ美味しいすいとん食べ放題!動けなくなるほど満腹。
「フゥ〜食べた!もう帰ってもいいや。」いえいえ、山登りに来たのよね?!
無事登山口へ。
軽く準備運動をして9時に出発。しばらく行くと一休坂への分岐。もちろん“急登を経て”を選択。しかし、急登とは思えないうちに水場に到着。
早速、飲んでみると冷たくて甘くて美味しい〜!
しぶきが周りの草や葉について霧氷のように自然のオブジェを作っている。美しい。
すぐに笠取小屋着。それまでも、うっすらと雪の固まりを見ながら来たのだが、小屋から上は、ほぼ雪に覆われた道。サクサク感がとても心地よい。
分水嶺を過ぎ、いよいよメイン?の山頂への急登が見えてくる。
蛇行している登山道ではなく、、、はい。もちろん直登目指します!あほです。
背後には秩父の山々が雲の合間に望める。蒼くすっきりした景色。
半分を過ぎた頃から、どうやっても四つんばいになってしまうぐらいの傾斜。
生えている短い草を掴みつつ、まるで蜘蛛のように登ります。
最後の20m手前は、ほぼ垂直の勢い。50°はありそう!!ちょっとスキーで滑ってみたい。
コースタイム10分のところ、倍の時間をかけて頂上へ。
あとから来た3人のパーティには、絶対笑われていたな…。
山頂では風が強く、じっとしていると手がかじかんでしまう〜。チョコなど行動食でエネルギー補給。さらに進むと岩や木に囲まれてさらに標高をあげる。
そして、二つ目の笠取山山頂の標識と三角点が。んっ?どっちが本当なのでしょう??
いよいよ水干に到着。
しかし、最初の一滴は、、、、、、残念。ありませんでした。
続いて、最初の流れ。
おぉ〜!!素晴らしく柔らかな甘い濃厚な。水がこんなに美味しいとは。そして、これが138km先の東京湾へ流れていくのです。
あぁ〜、悠久の時を経てあらわになったこの水に、癒される。
下山は、10数センチもある霜柱をザックザックと乗っては沈み、乗っては沈みしながら進む。この感触も面白い。
そして温泉、ではなく美味しいポトフと怪しい☆見闇鍋パーティに突入!!!
登山道の雪についた動物の足跡探しも面白かった。
目の前を突然林の中からシカが走り出てきて
横切っていったのにビックリでした。
今年の5月に来たときは多摩川の源流があるとは
知らずに登ってました。
残念ながらありませんでした・・
が、その先の湧き水のおいしいこと!!
また春に行ってみたいなぁ。
所々軽アイゼンを必要とするところもあり。山装備は万全にすべし!と痛感しました。
こないだの流星群の時、辻堂から流星が見えました。でも山で見たらもっとすごいんだろうな
違う場所ですが1時間で70個以上見たこともあります。
流れるたびに「おぉ〜!!」と歓声が止む時がなかったですね♪
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