ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 201895
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

■鳳凰三山縦走〜雨後の増水は想定外でした。。。

2012年06月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
13:02
距離
19.5km
登り
2,408m
下り
2,413m

コースタイム

3:25青木鉱泉-5:04南精進ヶ滝分岐-8:05鳳凰小屋8:19-9:19地蔵岳10:21-11:43観音岳11:52-12:14薬師岳12:21-13:14御座石-16:08駐車場
天候 晴れ時々くもり 後 ガス
過去天気図(気象庁) 2012年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
青木鉱泉手前に有料駐車場あり。(一日750円)
トイレは青木鉱泉前にあります。(夜間はヘッデン要)
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは青木鉱泉前の自動販売機前にあります。
中道ルートへの近道は増水時は渡れません。駐車場向こうの青木橋を渡ること。
ドンドコ沢ルートも途中大規模工事が行われているので、迂回ルートがあります。
工事状況によっては(増水時)通れないこともあります。
※この日は渡渉しなくてもいい迂回ルートに変更されていました。
23日午前3時。駐車場を出て少し先の青木鉱泉へ歩きます。

ヘッデンはあるものの、真っ暗だし、そもそも周辺の位置関係がまったくわからずちょっと不安。
「青木鉱泉へ近道」と書いてある案内を見つけたので導かれるまま登って行きます。
2分ほどで青木鉱泉前のトイレに到着。
トイレ内には電灯がついていないのでヘッデン要です。
青木鉱泉も暗闇の中ひっそりと佇んでいました。

トイレ付近に中道コースへの案内あり。
中道コースで登り、帰りはドンドコ沢コースを下ることにします。
この方が少し標準コースタイムが短いからという単純な理由です。
暗くてよくわかりませんが、「近道」と書かれていたので導かれるまま歩きます。
23日午前3時。駐車場を出て少し先の青木鉱泉へ歩きます。

ヘッデンはあるものの、真っ暗だし、そもそも周辺の位置関係がまったくわからずちょっと不安。
「青木鉱泉へ近道」と書いてある案内を見つけたので導かれるまま登って行きます。
2分ほどで青木鉱泉前のトイレに到着。
トイレ内には電灯がついていないのでヘッデン要です。
青木鉱泉も暗闇の中ひっそりと佇んでいました。

トイレ付近に中道コースへの案内あり。
中道コースで登り、帰りはドンドコ沢コースを下ることにします。
この方が少し標準コースタイムが短いからという単純な理由です。
暗くてよくわかりませんが、「近道」と書かれていたので導かれるまま歩きます。
広い河原に出ました。
目の前には大きな川。
暗くてもそれはわかります。
しかもかなりの激流。。。
あ。。。昨日も雨が降ったんだった。。。
しかも2、3日前にはかなり大きな台風が通過したばかりで大雨だった。。。
しまった。。。
しばらく河原をウロウロ。
おそらくこの川を越えなくてはいけない。
けれど増水、しかも激流で渡れそうなところが見つからない。。。
立ち往生。。。
スタートで躓くなんて。。。
無理して川を渡っても危険なだけなので、すっぱり頭の中を切り替えて
下りで使う予定だった「ドンドコ沢ルート」を登ることにしました。
青木鉱泉まで戻ります。
せっかく3時に出たのに時間ロスしてしまいました。
広い河原に出ました。
目の前には大きな川。
暗くてもそれはわかります。
しかもかなりの激流。。。
あ。。。昨日も雨が降ったんだった。。。
しかも2、3日前にはかなり大きな台風が通過したばかりで大雨だった。。。
しまった。。。
しばらく河原をウロウロ。
おそらくこの川を越えなくてはいけない。
けれど増水、しかも激流で渡れそうなところが見つからない。。。
立ち往生。。。
スタートで躓くなんて。。。
無理して川を渡っても危険なだけなので、すっぱり頭の中を切り替えて
下りで使う予定だった「ドンドコ沢ルート」を登ることにしました。
青木鉱泉まで戻ります。
せっかく3時に出たのに時間ロスしてしまいました。
仕切り直しで再出発です。
暗いので撮影も控えます。
ただただ暗い中をヘッデンの明かりだけで歩くのみ。



途中、工事されているところがあって案内どおり迂回することに。
足元は砂利(?)を山にしてその上を人が通れるように平にしたような感じの道。。。
ヘッデンの明かりだけでは暗くて自分たちがどんなところを歩いているのかがよくわからない。
私たち以外誰もいないし、おそらくこの日一番乗りで歩くのですごく怖い。
雨後だし、、、土砂崩れとか起きたらどうしよう。。。などと考えてしまったり〜。
台風後の山に入るなんて。。。迂闊だった。。。と後悔もしました。
やっと迂回路を通過して、普通の登山道に。
赤いマーキングを頼りに歩きますが、時々見失って迷ったりもしました。
真っ暗な登山道を歩く時は、やっぱり事前に偵察いるよなぁ〜。。。
予定の中道コースだと最初の40分は林道歩きと聞いていたのでこんな不安も無かっただろうに。。。
最初から思いもよらない(いや、想定しなかった私が悪い)ハプニングで計画通りに進まず、
ちょっとテンション下がり気味の私です。

だけど救いは、登りでドンドコ沢ルートを使う計画もちゃんと立てていたこと。
前日まで迷いに迷っていたので一応3パターン用意してきていました。
ロング山行になるので時間の管理はすごく重要。
時間次第では途中敗退も考えなくてはいけないので。。。
2
仕切り直しで再出発です。
暗いので撮影も控えます。
ただただ暗い中をヘッデンの明かりだけで歩くのみ。



途中、工事されているところがあって案内どおり迂回することに。
足元は砂利(?)を山にしてその上を人が通れるように平にしたような感じの道。。。
ヘッデンの明かりだけでは暗くて自分たちがどんなところを歩いているのかがよくわからない。
私たち以外誰もいないし、おそらくこの日一番乗りで歩くのですごく怖い。
雨後だし、、、土砂崩れとか起きたらどうしよう。。。などと考えてしまったり〜。
台風後の山に入るなんて。。。迂闊だった。。。と後悔もしました。
やっと迂回路を通過して、普通の登山道に。
赤いマーキングを頼りに歩きますが、時々見失って迷ったりもしました。
真っ暗な登山道を歩く時は、やっぱり事前に偵察いるよなぁ〜。。。
予定の中道コースだと最初の40分は林道歩きと聞いていたのでこんな不安も無かっただろうに。。。
最初から思いもよらない(いや、想定しなかった私が悪い)ハプニングで計画通りに進まず、
ちょっとテンション下がり気味の私です。

だけど救いは、登りでドンドコ沢ルートを使う計画もちゃんと立てていたこと。
前日まで迷いに迷っていたので一応3パターン用意してきていました。
ロング山行になるので時間の管理はすごく重要。
時間次第では途中敗退も考えなくてはいけないので。。。
怖い標識。。。
でもこれがあるから安心して前に進めます。感謝っ♪
「なんかガサガサ音がする。。。」という旦那さま。
忘れてました。もう動物たちも目覚める時間。
熊鈴を鳴らしながら歩きます。
うるさくしてごめんなさい。でも熊にはお会いしたくない。
怖い標識。。。
でもこれがあるから安心して前に進めます。感謝っ♪
「なんかガサガサ音がする。。。」という旦那さま。
忘れてました。もう動物たちも目覚める時間。
熊鈴を鳴らしながら歩きます。
うるさくしてごめんなさい。でも熊にはお会いしたくない。
4時過ぎると撮影できるぐらい明るくなってきました。
木が多いのでまだ暗めですが。。。
っと、、、この辺りで目の前にカモシカがっ♪
私の姿を見てすぐにどこかへ逃げて行ってしまいました。
なので写真は無し。
逃げ足が速くて旦那さまは見ることができませんでした。
えへへ、またカモシカちゃんに会えちゃった♪
4時過ぎると撮影できるぐらい明るくなってきました。
木が多いのでまだ暗めですが。。。
っと、、、この辺りで目の前にカモシカがっ♪
私の姿を見てすぐにどこかへ逃げて行ってしまいました。
なので写真は無し。
逃げ足が速くて旦那さまは見ることができませんでした。
えへへ、またカモシカちゃんに会えちゃった♪
鳥たちの目覚めのさえずりも聴こえてきました。
とりあえず、最初のポイント南精進ヶ滝へ急ぎます。
鳥たちの目覚めのさえずりも聴こえてきました。
とりあえず、最初のポイント南精進ヶ滝へ急ぎます。
途中いろんな滝がちらほら見えます。
途中いろんな滝がちらほら見えます。
この辺りは水量全然問題なし。
川を渡る。
この辺りは水量全然問題なし。
川を渡る。
1時間40分ほどで南精進ヶ滝への分岐。
いいペースです。
滝には寄り道しません。
1時間40分ほどで南精進ヶ滝への分岐。
いいペースです。
滝には寄り道しません。
ここから白糸の滝までが結構しんどそう。。。
ここから白糸の滝までが結構しんどそう。。。
谷合いのガスが上がっていくのが見える。
谷合いのガスが上がっていくのが見える。
何度も渡渉あり。
何度も渡渉あり。
やっとまぶしい陽が差してきました。
1
やっとまぶしい陽が差してきました。
明るい緑。
容赦ない急坂。
足を高くあげなきゃいけない箇所も何度も有り。

こんな日に限って山スカート履いてきてしまいました。。。

鎖や梯子が無いってことだったので。。。

まぁ私たち以外に誰もいないのでいいですが。。。w
容赦ない急坂。
足を高くあげなきゃいけない箇所も何度も有り。

こんな日に限って山スカート履いてきてしまいました。。。

鎖や梯子が無いってことだったので。。。

まぁ私たち以外に誰もいないのでいいですが。。。w
これから暑くなるのかな。
暑くなる前に標高上げたい。
これから暑くなるのかな。
暑くなる前に標高上げたい。
そして白糸の滝。
そして白糸の滝。
次は五色滝を目標に頑張ろう。
次は五色滝を目標に頑張ろう。
この辺りになるとコイワカガミがちらほら咲いています。
この辺りになるとコイワカガミがちらほら咲いています。
こないだ権現岳で見たのより小ぶり。
きっとこっちがコイワカガミだな。。。
こないだ権現岳で見たのより小ぶり。
きっとこっちがコイワカガミだな。。。
ガスが立ちのぼってゆく。
少しヒンヤリとした空気。涼しい。
ガスが立ちのぼってゆく。
少しヒンヤリとした空気。涼しい。
また渡渉。
そして五色滝。
私は休憩したいので旦那さまだけ滝を見に行きました。
私は休憩したいので旦那さまだけ滝を見に行きました。
初めて出てきた木の階段。
初めて出てきた木の階段。
地面が抉れているところも登ります。
地面が抉れているところも登ります。
そして観音岳が見えてきた。
今日の最終目的はアレ。
鳳凰三山の最高峰に立たなくては。
そして観音岳が見えてきた。
今日の最終目的はアレ。
鳳凰三山の最高峰に立たなくては。
なだらかな道になる。
なだらかな道になる。
そして見えたのは、オベリスクっ!!
1
そして見えたのは、オベリスクっ!!
地蔵岳のオベリスクです。
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地蔵岳のオベリスクです。
いつも遠くに見えてた。。。オベリスク。
今日は目の前で見る。
そしてオベリスクの一番上の岩に触るんだ。
いつも遠くに見えてた。。。オベリスク。
今日は目の前で見る。
そしてオベリスクの一番上の岩に触るんだ。
その隣の観音岳。
地蔵岳に比べると地味だけどあそこも行く。
行かなきゃ意味がない。
その隣の観音岳。
地蔵岳に比べると地味だけどあそこも行く。
行かなきゃ意味がない。
水がすごく綺麗。
水がすごく綺麗。
オベリスクを見ながら川沿いを歩く。
オベリスクを見ながら川沿いを歩く。
やっと鳳凰小屋が見えてきた。
8時過ぎに鳳凰小屋に到着。
少しだけ休憩します。
旦那さまは顔色悪い。私はシャリ補給。
やっと鳳凰小屋が見えてきた。
8時過ぎに鳳凰小屋に到着。
少しだけ休憩します。
旦那さまは顔色悪い。私はシャリ補給。
小屋の人は朝の作業中でした。
休憩していると今日初めての登山者に会います。
挨拶を交わすとその単独の方は休憩なしで歩いて行かれました。
ずっと後ろには人の気配全然無かったのになぁ。。。いきなり追い抜かれてしまった。
と、後でこの方は別のルートで登ってきたことを知る。(納得)
私たちは10分あまり休憩して出発。
小屋の人は朝の作業中でした。
休憩していると今日初めての登山者に会います。
挨拶を交わすとその単独の方は休憩なしで歩いて行かれました。
ずっと後ろには人の気配全然無かったのになぁ。。。いきなり追い抜かれてしまった。
と、後でこの方は別のルートで登ってきたことを知る。(納得)
私たちは10分あまり休憩して出発。
あと少しで地蔵岳だ。ただひたすら登るだけ。
あと少しで地蔵岳だ。ただひたすら登るだけ。
登山道が砂地になってくる。
登山道が砂地になってくる。
このザレザレ場。とっても歩きにくいのです。
いよいよ、オベリスクさまの領域に足を踏み入れた感じ。
このザレザレ場。とっても歩きにくいのです。
いよいよ、オベリスクさまの領域に足を踏み入れた感じ。
左に観音岳を見ながら地蔵岳へのラストの登り。
しんどいw
左に観音岳を見ながら地蔵岳へのラストの登り。
しんどいw
がんばれがんばれ。
1
がんばれがんばれ。
近く見えますが、ズームしているから。。。w
やっぱりかっこいいな♪
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近く見えますが、ズームしているから。。。w
やっぱりかっこいいな♪
まだまだザレ場に足を取られながらの歩みは遅い。
あと少し〜。
まだまだザレ場に足を取られながらの歩みは遅い。
あと少し〜。
やっと地蔵岳に到着。
ここまで長かった。。。6時間弱。。。疲れた。。。
2
やっと地蔵岳に到着。
ここまで長かった。。。6時間弱。。。疲れた。。。
でも地蔵岳の向こう側には ご褒美なのか 甲斐駒ヶ岳が見えました。。。
1
でも地蔵岳の向こう側には ご褒美なのか 甲斐駒ヶ岳が見えました。。。
甲斐駒さま、、、かっこいいよぉぉぉ。(ToT)
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甲斐駒さま、、、かっこいいよぉぉぉ。(ToT)
その向こうには北アルプスも見えてます。
1
その向こうには北アルプスも見えてます。
岩の窪みに可愛らしい木掘りのお地蔵さまがあちこちに。。。
さすが地蔵岳。
3
岩の窪みに可愛らしい木掘りのお地蔵さまがあちこちに。。。
さすが地蔵岳。
せっかくなのでオベリスク、行けるところまで登りたい。
ステップもあるので登っていこう。
今日は山スカで来たことをまた後悔。。。
ま、下に人いないからいいかーっ!w
せっかくなのでオベリスク、行けるところまで登りたい。
ステップもあるので登っていこう。
今日は山スカで来たことをまた後悔。。。
ま、下に人いないからいいかーっ!w
登ってる間にも甲斐駒様にガスがかかってくる。。。
岩肌がすごいな〜♪
1
登ってる間にも甲斐駒様にガスがかかってくる。。。
岩肌がすごいな〜♪
オベリスク、先に2人ほど登ってるはずなんだけど。。。声はするけど姿は見えず。
どこから登っていいのかもわからず。マーキングもなし。
とりあえず登れそうなところを探して登る。
ここも登れそうかな。
先に登っていた2人が下りてきた。
北岳をバックに記念撮影したらしい。
オベリスク、先に2人ほど登ってるはずなんだけど。。。声はするけど姿は見えず。
どこから登っていいのかもわからず。マーキングもなし。
とりあえず登れそうなところを探して登る。
ここも登れそうかな。
先に登っていた2人が下りてきた。
北岳をバックに記念撮影したらしい。
どこまでのぼっていいのかな。とりあえず北岳と間ノ岳が見える。
どこまでのぼっていいのかな。とりあえず北岳と間ノ岳が見える。
旦那さまの姿も見えないしなぁ。ここでいいのかな〜。

後から登ってきた旦那さまは、プレートがある岩にタッチしたという。
あーっ!
私、そこスルーしてしまったよ。。。(´Д`;)
ということで、写真撮りにまたオベリスク一周。。。
旦那さまの姿も見えないしなぁ。ここでいいのかな〜。

後から登ってきた旦那さまは、プレートがある岩にタッチしたという。
あーっ!
私、そこスルーしてしまったよ。。。(´Д`;)
ということで、写真撮りにまたオベリスク一周。。。

そしてプレートにタッチ♪
ホーオ三山って書いてある。(最初なんて書いてあるかわからなかったw)
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そしてプレートにタッチ♪
ホーオ三山って書いてある。(最初なんて書いてあるかわからなかったw)
上を見上げる。
この岩のテッペンはとても無理なのでここでヨシとする。
上を見上げる。
この岩のテッペンはとても無理なのでここでヨシとする。
白鳳三山が見える。
もう雪もほとんど融けてるね。
白鳳三山が見える。
もう雪もほとんど融けてるね。
オベリスクてっぺん直下で記念撮影。
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オベリスクてっぺん直下で記念撮影。
オベリスクから無事下りてきました。
ここにもたくさんのお地蔵様。
オベリスクから無事下りてきました。
ここにもたくさんのお地蔵様。
賽ノ河原でオベリスクとともにハイポーズ。
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賽ノ河原でオベリスクとともにハイポーズ。
地蔵岳を後にして観音岳に向かって歩く。
帰宅後わかったこと(なぜそのときにわからない?) だけど、
地蔵岳でかな〜りゆっくりしてしまっていました。
地蔵岳を後にして観音岳に向かって歩く。
帰宅後わかったこと(なぜそのときにわからない?) だけど、
地蔵岳でかな〜りゆっくりしてしまっていました。
私の中では、今日は白鳳三山は脇役。。。
私の中では、今日は白鳳三山は脇役。。。
地蔵岳から観音岳への登り返しがしんどいと誰かが書いていたけど
思ってたより観音岳って遠い(苦笑)
地蔵岳から観音岳への登り返しがしんどいと誰かが書いていたけど
思ってたより観音岳って遠い(苦笑)
見てると挫けそうになります。
けれどあそこまで行かなくては今回の山行の意味が無い。
途中、中道から登ってきた人に会ったのでルートについて訊いてみると
「橋があるから渡れますよ。」と教えてくれた。
橋。。。橋なんてあるんだ?
ちょっとまだこの段階ではこの‘橋’の意味が理解不能だった私。
でもまぁ中道ルートで下山できるならなんでもいいや。
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見てると挫けそうになります。
けれどあそこまで行かなくては今回の山行の意味が無い。
途中、中道から登ってきた人に会ったのでルートについて訊いてみると
「橋があるから渡れますよ。」と教えてくれた。
橋。。。橋なんてあるんだ?
ちょっとまだこの段階ではこの‘橋’の意味が理解不能だった私。
でもまぁ中道ルートで下山できるならなんでもいいや。
自然が造ったものだなんてね。。。いつも驚かされる。
自然が造ったものだなんてね。。。いつも驚かされる。
この辺りはまだ平坦でどんどん歩ける。
この辺りはまだ平坦でどんどん歩ける。
途中にあったオブジェのような枯木とその向こうにオベリスク。
2
途中にあったオブジェのような枯木とその向こうにオベリスク。
下りきったところから観音岳への登りが始まる。
下りきったところから観音岳への登りが始まる。
鳳凰小屋分岐点。
え。まだここから40分もあるの?
鳳凰小屋分岐点。
え。まだここから40分もあるの?
北岳さまたち。。。ガスってきた。
さっき脇役って言ったから拗ねたのかな。(´Д`;)
北岳さまたち。。。ガスってきた。
さっき脇役って言ったから拗ねたのかな。(´Д`;)
観音岳まであと少し。
観音岳まであと少し。
後ろを振り返る。
旦那さま、がんばれ〜。

オベリスクにもガスがかかってきてますね。
後ろを振り返る。
旦那さま、がんばれ〜。

オベリスクにもガスがかかってきてますね。
歩いてきた稜線。
その向こうにちらっと甲斐駒ヶ岳。
歩いてきた稜線。
その向こうにちらっと甲斐駒ヶ岳。
そしてとうとう観音岳の頂到着♪
40分もかかりませんでした。
同じように登ってきた2人連れの方に写真を撮っていただいたので
私もお礼に撮ってあげました。
2
そしてとうとう観音岳の頂到着♪
40分もかかりませんでした。
同じように登ってきた2人連れの方に写真を撮っていただいたので
私もお礼に撮ってあげました。
景色を眺める。
良かったね、ついにここまで来たよ。
景色を眺める。
良かったね、ついにここまで来たよ。
時間もそうないので、ちょっとだけ休んですぐ次へ進みます。
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時間もそうないので、ちょっとだけ休んですぐ次へ進みます。
残るは薬師岳。
ここからは帰り道なのでさらっと稜線歩き。
30分と書いてあったけど、それほどかからないな、きっと。
残るは薬師岳。
ここからは帰り道なのでさらっと稜線歩き。
30分と書いてあったけど、それほどかからないな、きっと。
ちょっとだけ雷鳥を探しながら歩いたけれど、やっぱり姿を見つけることはできませんでした。

ちょっとだけ雷鳥を探しながら歩いたけれど、やっぱり姿を見つけることはできませんでした。

そして20分ほどで三山目の薬師岳登頂〜。
2
そして20分ほどで三山目の薬師岳登頂〜。
半年ぶりの薬師岳。
やっとここまで来た〜。
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半年ぶりの薬師岳。
やっとここまで来た〜。
観音岳を振返る。
観音岳を振返る。
薬師岳にもオブジェのような花崗岩がある。
薬師岳にもオブジェのような花崗岩がある。
ここは一度来ているので5分ほど休憩しただけで、下山することにする。
4人のパーティが「下山して早くビール飲みたい」と言いながら駆け足で下って行きました。
いいな、私もビール飲みたい。
ここは一度来ているので5分ほど休憩しただけで、下山することにする。
4人のパーティが「下山して早くビール飲みたい」と言いながら駆け足で下って行きました。
いいな、私もビール飲みたい。
中道ルートは薬師岳からしばらくは決して歩きやすいルートとは言えません。
しかもドンドコの登りから右膝がちょっと怪しかった私。
足の裏も痛くなってきたのでストック1本をサポートに使いながら下山。
中道ルートは薬師岳からしばらくは決して歩きやすいルートとは言えません。
しかもドンドコの登りから右膝がちょっと怪しかった私。
足の裏も痛くなってきたのでストック1本をサポートに使いながら下山。
このルートは何も景色見えません。
疲れも出てくるし、気が滅入ります。
このルートは何も景色見えません。
疲れも出てくるし、気が滅入ります。
御座石というところ。
大きな岩があります。
標識にはここから青木鉱泉まで2時間45分とありました。
まだ2時間45分もある。。。
挫けそう。
御座石というところ。
大きな岩があります。
標識にはここから青木鉱泉まで2時間45分とありました。
まだ2時間45分もある。。。
挫けそう。
下れば下るほどガスがかかってくる。
そして時計を何度も何度も見るのだけど、時間が全然進まない。
時計壊れた? と思うほど。
一生懸命下ってるつもりなんだけど、実はそんなに進んでないとか?
ぁぁ。長い。
下れば下るほどガスがかかってくる。
そして時計を何度も何度も見るのだけど、時間が全然進まない。
時計壊れた? と思うほど。
一生懸命下ってるつもりなんだけど、実はそんなに進んでないとか?
ぁぁ。長い。
2時間ほど下ると、少し視界が開けてくる。
どことなく黒戸尾根の雰囲気に似ている。

黒戸尾根はもっともっと長くてキツいぞ。
2時間ほど下ると、少し視界が開けてくる。
どことなく黒戸尾根の雰囲気に似ている。

黒戸尾根はもっともっと長くてキツいぞ。
道はなだらかになってはきたけれど、今度はつづら折り地獄。
この辺りからWストックにして下る。
あと1時間我慢すれば着く。。。
休憩時、座り込むと立てなくなってしまうので私はいつも立ったまま休む。
それでもつらい。
だからといってダラダラと長い時間かけて下っても痛いと思う時間が長くなるだけw
なのでペースはあまり落とさない。
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道はなだらかになってはきたけれど、今度はつづら折り地獄。
この辺りからWストックにして下る。
あと1時間我慢すれば着く。。。
休憩時、座り込むと立てなくなってしまうので私はいつも立ったまま休む。
それでもつらい。
だからといってダラダラと長い時間かけて下っても痛いと思う時間が長くなるだけw
なのでペースはあまり落とさない。
薬師岳から3時間。
何か廃屋が見えてつづら折り地獄が終わった。

ここから平地だぁ。。。
薬師岳から3時間。
何か廃屋が見えてつづら折り地獄が終わった。

ここから平地だぁ。。。
青木鉱泉まで40分だって。
青木鉱泉まで40分だって。
これが林道だね。。。
あとはひたすらこの道を歩けば着く。
40分か。。。結構あるなw
途中足元の小さな石が生き物みたいに動いたような気がした。。。
つ、、、疲れてるよ、わたし。。。(´Д`;)
これが林道だね。。。
あとはひたすらこの道を歩けば着く。
40分か。。。結構あるなw
途中足元の小さな石が生き物みたいに動いたような気がした。。。
つ、、、疲れてるよ、わたし。。。(´Д`;)
林道を24分ほど歩くと「青木鉱泉 近道」と書いてある標識があった。
できれば近道がありがたいのけれど、その右に
「増水時には下の青木橋を渡って下さい」と別標識がある。
ここから河の様子は見えない。
今朝暗がりで見た時は ‘激しく増水’ してた。
今この時間もそれは変わらず、河を渡ることはできないだろう。
そうか、、、、今朝見た「近道」って言うのはそういうことだったのか。。。
そしてそのまま林道を歩き続ける。
遠回りになるけれど、青木橋を渡らないと帰れない。
青木橋とは、車で青木鉱泉にたどり着くまでに渡る比較的大きな橋のことでした。
中道ルートから登ってきた人が言ってた橋って、、、このことだったのか。。。
出発時、増水して河を渡ることができないって困ったけどこの橋まで戻ってくれば良かったのか。。。
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林道を24分ほど歩くと「青木鉱泉 近道」と書いてある標識があった。
できれば近道がありがたいのけれど、その右に
「増水時には下の青木橋を渡って下さい」と別標識がある。
ここから河の様子は見えない。
今朝暗がりで見た時は ‘激しく増水’ してた。
今この時間もそれは変わらず、河を渡ることはできないだろう。
そうか、、、、今朝見た「近道」って言うのはそういうことだったのか。。。
そしてそのまま林道を歩き続ける。
遠回りになるけれど、青木橋を渡らないと帰れない。
青木橋とは、車で青木鉱泉にたどり着くまでに渡る比較的大きな橋のことでした。
中道ルートから登ってきた人が言ってた橋って、、、このことだったのか。。。
出発時、増水して河を渡ることができないって困ったけどこの橋まで戻ってくれば良かったのか。。。
そして16時過ぎに青木鉱泉手前にある駐車場に到着。
やっと着いたぁ。。。
お約束どおり、車のワイパーには駐車料金の請求書が挟まれていたので
荷物を置いて青木鉱泉まで払いに行く。
そして16時過ぎに青木鉱泉手前にある駐車場に到着。
やっと着いたぁ。。。
お約束どおり、車のワイパーには駐車料金の請求書が挟まれていたので
荷物を置いて青木鉱泉まで払いに行く。
老舗旅館のような青木鉱泉。
バッジを買おうと思いましたが、ここには売っていませんでした。

鳳凰小屋で買っておけばよかった。。。orz

駐車料金を払って、鉱泉のおじさんと少しだけ話して帰りました。
老舗旅館のような青木鉱泉。
バッジを買おうと思いましたが、ここには売っていませんでした。

鳳凰小屋で買っておけばよかった。。。orz

駐車料金を払って、鉱泉のおじさんと少しだけ話して帰りました。
登山ポストも青木鉱泉の建物の前にありました。
登山ポストも青木鉱泉の建物の前にありました。
帰宅後。。。一枚の写真を見て反省。。。(写真は再掲)

ちゃんと「増水時は青木橋を渡って下さい」と書いてあるじゃないかーっ!
なんで出発時に気づかなかったんだろう。。。
でもまぁ、「青木橋」自体がわかっていなかったのでどっちにしてもドンドコで登るしか無かったのです。

青木鉱泉のおじさんも「その方が良かったんじゃない?」って言ってたし。
帰宅後。。。一枚の写真を見て反省。。。(写真は再掲)

ちゃんと「増水時は青木橋を渡って下さい」と書いてあるじゃないかーっ!
なんで出発時に気づかなかったんだろう。。。
でもまぁ、「青木橋」自体がわかっていなかったのでどっちにしてもドンドコで登るしか無かったのです。

青木鉱泉のおじさんも「その方が良かったんじゃない?」って言ってたし。
※予定は、『山と渓谷地図帳』の標準タイムを参考にしています。

※「休憩」以外にも歩いている途中で小休憩はとっています。歩きっぱなしではありません。

地蔵岳オベリスクでの滞在時間が大幅に長くなってしまったけど、登りたかったからしょうがない。
※予定は、『山と渓谷地図帳』の標準タイムを参考にしています。

※「休憩」以外にも歩いている途中で小休憩はとっています。歩きっぱなしではありません。

地蔵岳オベリスクでの滞在時間が大幅に長くなってしまったけど、登りたかったからしょうがない。

感想

この週末も嬉しいことに梅雨晴れになり、山に登ることができる。
ありがたい
旦那さまのリクエストで南アルプスの鳳凰三山を日帰りすることに。
鳳凰は、今年1月に別のルートで薬師岳のみ登ったことがある。
あの時も11時間超えの山行だったけれど、今回はそれをさらに上回る12時間超えとなる。
夢の黒戸尾根を歩こうとするならば、これぐらいはこなせないと。。。

初め23日は休息日にして24日に日帰りするつもりだったのだけど、天気を見て急遽23日に変更。
日が昇る前に出発したいので家を出るのも22日の日付けが変わるまでには出なくては。
22日(金)23時に横浜を出発。
かなり眠いです。
またいつものように眠ることなく登ることになりそう。。。
良い子の皆さんは真似はしないように。
私たちもいつまでこんな弾丸ができることやら。。。

今回鳳凰三山へは青木鉱泉を起点として周回する計画。
中央自動車道韮崎ICをおり、コンビニで買い物を済ませて青木鉱泉へ向かいます。
わかっていたことですが、途中からは悪路。
暗いので地面の抉れた部分に勢いよく突っ込んでしまったり。。。ここはゆっくり運転しましょう。
それでも思っていたより舗装されていた部分があってマシでした。
2、3日前に通過した台風4号のせいで青木鉱泉までの道も荒れていたようですが、
関係者の方たちのおかげで迅速に整備され、何事も無く青木鉱泉手前の駐車場に到着。
すでに数台の車があり、私たちも静かに駐車。
3時に出発する予定なので15分ほど休んだ後、暗い車内で準備します。
駐車場には明かりが一切ないので車内灯だけが頼り。


<以下行動の詳細は写真とコメントに記載。>


■目安

   体力度 ★★★★★
   危険度 ★        (何度も渡渉あり。滑らないように。)
   整備度 ★★
   眺望度 ★★★★ 
  山スカ度 ★        (大きく足を上げたりするところ有り。オベリスクに登るのも不適。)

■まとめ

   ずっと縦走したいと思っていた鳳凰三山。
   黒戸尾根の前哨戦の1つとして登りました。
   出発時増水で河が渡れないハプニングがありましたが、結局は青木橋まで遠回りすれば行けたという。。。
   完全なる下調べ不足でした。
   でもまぁ結局は午後からガスが上がってきたようなので、ドンドコ沢から登って良かったんだと思います。
   オベリスクを堪能しすぎたせいで時間がどうなるか不安でしたが、結局は予定以上の速さで歩いたことになり。。。
   あとは体力勝負のみ。
   でも黒戸尾根往復15時間て。。。果たして精神的にも耐えられるのか??
   うーーん。。。

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コメント

mizutamariさん、yukidamari さん、こんにちは。
まさしく、弾丸ですね。普通一泊二日でしょう。

甲斐駒が、呼んでるようですねー。

黒戸からおいでと。
2012/6/27 11:11
ricalojpさんへ。
こんばんは〜(´∀`)

泊まりはできないので弾丸ですね。
歩けるうちは歩き通しますw
甲斐駒さまに呼ばれてますよねぇ。
そんな気がします。
こちらからも念を送ってますからw
そろそろかな〜。
2012/6/27 18:35
こんばんは〜!
暗いうちからのスタートで、 色々と大変だったんですね  私は、中道の近道、少しでも早くたどり着きたいおもいで、行ってしまいました。 結局、急がば周れでした。 甲斐駒 私も検討中です。 頑張って下さい!
2012/6/27 22:42
minamikazuさんへ。
コメントありがとうございます。^^
御座石温泉からだから少しでも近道したい気持ちはすごくわかります。
お疲れ様でした。
三つ峠、カモシカ2頭にも会えたんですねっ!
私は今回のドンドコ沢でも写真はありませんがカモシカに会えました♪
会えるとやっぱり嬉しいですね♪
2012/6/28 6:07
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