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Yamareco

記録ID: 2026382
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

吾国山〜難台山〜愛宕山、ジジイ初心者の初縦走

2019年05月03日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
16:00
距離
15.7km
登り
954m
下り
976m

コースタイム

日帰り
山行
6:50
休憩
0:59
合計
7:49
7:28
123
スタート地点:JR水戸線福原駅
9:31
9:40
22
吾国山山頂
10:02
10:17
14
下山コースアウト彷徨い
10:31
10:31
64
道祖神峠
11:35
11:52
52
難台山頂上
12:44
12:44
22
団子石峠
13:06
13:09
30
南山展望台
13:39
13:39
13
乗越峠
13:52
13:55
20
愛宕てんぐの森駐車場
14:15
14:27
24
愛宕山頂上(十三天狗の祠)
14:51
14:51
26
睨み不動
15:17
ゴール地点:JR常磐線岩間駅
JR常磐線岩間駅発15時37分発の電車で次の駅、友部へ。JR水戸線に乗り換えてスタート地点の福原駅(車を駐車した駅)着、16時8分。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
●出発:JR水戸線福原駅前駐車場に駐車。10台以上おけそう。駐車代金は、1日300円?だったか? 駅で支払えばよいが、早朝は無人だったので、キップ売り場のところにあった鉄道会社への通信器で、駐車の旨聞いて、その指示に従い、車のナンバーを紙に書いて300円を改札口のキップ回収箱に投入。
●戻りは、縦走ゴールのJR常磐線岩間駅15時17分発、友部乗換(スムーズ)、水戸線で福原駅に16時8分着。駐車場に置いて車の窓に駐車料金の領収書がねじ込まれていました。
コース状況/
危険箇所等
【吾国山頂上から道祖神峠(難台山)方向への下山道に分岐あり。左方向はコース外のため要注意】
●難台山から団子石峠(愛宕山方向)に降りるコースは、巨岩・巨石が荒々しい、天狗の修行場を彷彿とさせる厳しい道。壮観ですが危険なところ、段差が大きい岩場があり要注意。
●福原駅から吾国山山頂までは、なだらかな緑の美しい高原の道を過ぎると、ひたすら登りの登山道。整えられいるきれいな道です。
●吾国山山頂から道祖神峠を降りてから難台山、愛宕山までは、アップダウンが繰り返す、体力が試されるハードな道です。まだあるのかというほど、上っては下るの繰り返し。斜め歩きをしないと上れない急勾配もたくさん。
●愛宕山から岩間駅への道順に私は迷いました。どこかで標識を見落としたかも。スマホで位置を確認し、一般道ですが、右に左にふらふらと。山の危険はないですが、方向を誤ると、タイムロスします。事前調査が必要でした。
その他周辺情報 ●福原駅は、出雲大社の最寄り駅でした。出雲大社が、なんと茨城にあったなんて知りませんでした。で、夕方でしたが、車で寄ってみました。立派な社と巨大な注連縄の造りと、社の中の巨大空間は圧巻です。あの出雲大社から分け御霊を戴いたらしいです。が、新しいので、ちょっと違和感がないではないです。裏側に霊園があるようで、どういう趣旨があるのか、なぜここに出雲大社なのか? そういう違和感があります。
●福原駅周辺には、コンビニ等は皆無です。この駅を拠点にする場合は、事前に飲み水や食べ物を調達しておく必要があります。食堂が一軒あったかもしれません。
●福原駅のトイレは小さいですが、きれいでした。
★撮影時間は、カメラが1時間進んで記録されています。写真の記録時間から1時間引くと実時間となります。
JR水戸線、福原駅を出発。
2019年05月03日 08:28撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 8:28
★撮影時間は、カメラが1時間進んで記録されています。写真の記録時間から1時間引くと実時間となります。
JR水戸線、福原駅を出発。
農道をくねくねと、わかりやすいハイキング標識どおりゆるやかに上っていくと、吾国山を拝する鳥居。目指す山頂は、はるかかなたです。
2019年05月03日 08:56撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 8:56
農道をくねくねと、わかりやすいハイキング標識どおりゆるやかに上っていくと、吾国山を拝する鳥居。目指す山頂は、はるかかなたです。
ながらかに上る高原の五月の緑に癒されます。保養所の施設らしきものがありました。周囲には農家も散在しているようです。別荘地としても最適かも。
2019年05月03日 09:06撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 9:06
ながらかに上る高原の五月の緑に癒されます。保養所の施設らしきものがありました。周囲には農家も散在しているようです。別荘地としても最適かも。
山の緑と畑の緑のさわやかな風景を抜けていくと、美しく空を写す水面が。田圃? 何かを養殖しているのかも? 
2019年05月03日 09:15撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 9:15
山の緑と畑の緑のさわやかな風景を抜けていくと、美しく空を写す水面が。田圃? 何かを養殖しているのかも? 
吾国山登山道入口です。いよいよ。ここまではさわやかな高原の道。ここから山間のすこし急な勾配の道になりました。道は整備されていてきれいでした。
2019年05月03日 09:16撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 9:16
吾国山登山道入口です。いよいよ。ここまではさわやかな高原の道。ここから山間のすこし急な勾配の道になりました。道は整備されていてきれいでした。
少し上ると車道に出ました。車道をよぎり、再び山間の勾配のある登山道。順調ですが、登っているのは私一人。正直、ちょっと怖いので、最後に訪れる愛宕山の天狗さんに御加護を頼みました。「南無天狗大明神・・・」
2019年05月03日 09:33撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 9:33
少し上ると車道に出ました。車道をよぎり、再び山間の勾配のある登山道。順調ですが、登っているのは私一人。正直、ちょっと怖いので、最後に訪れる愛宕山の天狗さんに御加護を頼みました。「南無天狗大明神・・・」
山のつつじがあちこちに美しい山道です。ほっとします。途中で初めて下山する人とすれ違いました。ラントレスタイルで駆け下りていきました。体力のある若者です。ジジイの私にはうらやましい。
2019年05月03日 09:51撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 9:51
山のつつじがあちこちに美しい山道です。ほっとします。途中で初めて下山する人とすれ違いました。ラントレスタイルで駆け下りていきました。体力のある若者です。ジジイの私にはうらやましい。
そろそろ頂上? その手前に「カタクリ群生地」という標識。「カタクリって何?」調べたら「片栗、ユリ科カタクリ属に属する多年草……」だそうで、小さな花がなる貴重な植物でした。柵で守られていました。
2019年05月03日 10:07撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 10:07
そろそろ頂上? その手前に「カタクリ群生地」という標識。「カタクリって何?」調べたら「片栗、ユリ科カタクリ属に属する多年草……」だそうで、小さな花がなる貴重な植物でした。柵で守られていました。
やっと頂上です。山頂を守る石垣に囲まれた小さな敷地に石造りの神社が。「吾国山神社」は、「伊勢皇大神宮を祀り、山麓の地名をとって田上神社とも呼んだ」とあるブログにありました。
2019年05月03日 10:31撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 10:31
やっと頂上です。山頂を守る石垣に囲まれた小さな敷地に石造りの神社が。「吾国山神社」は、「伊勢皇大神宮を祀り、山麓の地名をとって田上神社とも呼んだ」とあるブログにありました。
吾国山山頂から北方向。つづじの花の向うに、遠く笠間の街が伺えます。
2019年05月03日 10:31撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 10:31
吾国山山頂から北方向。つづじの花の向うに、遠く笠間の街が伺えます。
吾国山の山頂、石垣の上からたぶん加波山の方向(西)だと思います。筑波山の連なり。
2019年05月03日 10:36撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 10:36
吾国山の山頂、石垣の上からたぶん加波山の方向(西)だと思います。筑波山の連なり。
吾国さんの標高は、518m。周囲には、低山であるのにブナの巨木があるのは、すごいことだというどなたかの記事を見ました。
2019年05月03日 10:37撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 10:37
吾国さんの標高は、518m。周囲には、低山であるのにブナの巨木があるのは、すごいことだというどなたかの記事を見ました。
吾国山からの下山で、ハイクコースではない、だれも通った跡がないきこりさん用の道に迷い込んでしまいました。が、おそらく眼前に難台山が聳える、勇壮な風景を楽しむことができました。
2019年05月03日 10:50撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 10:50
吾国山からの下山で、ハイクコースではない、だれも通った跡がないきこりさん用の道に迷い込んでしまいました。が、おそらく眼前に難台山が聳える、勇壮な風景を楽しむことができました。
きこりさん用の道を降りきって、車道に出て助かりました。標識がないので、右往左往しましたが、降りて右、車道上りの方向に歩いて、ハイクコースに戻れました。
2019年05月03日 11:01撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 11:01
きこりさん用の道を降りきって、車道に出て助かりました。標識がないので、右往左往しましたが、降りて右、車道上りの方向に歩いて、ハイクコースに戻れました。
やっと正規のコースに戻れました。案内の標識があって嬉しかった。やはりコースアウトは不安です。高山だったら、遭難して命がやばいです。よい教訓になりました。
2019年05月03日 11:17撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 11:17
やっと正規のコースに戻れました。案内の標識があって嬉しかった。やはりコースアウトは不安です。高山だったら、遭難して命がやばいです。よい教訓になりました。
洗心館の芝生のなかを、我が物顔でしゃかしゃかと踏み込んで行くと、施設の犬に吠え立てられました。道祖神峠には数台の車。この近辺には人がちらほらといて、ほっとします。吾国山への上りでは、ほとんど人に会わなかったので。
2019年05月03日 11:31撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 11:31
洗心館の芝生のなかを、我が物顔でしゃかしゃかと踏み込んで行くと、施設の犬に吠え立てられました。道祖神峠には数台の車。この近辺には人がちらほらといて、ほっとします。吾国山への上りでは、ほとんど人に会わなかったので。
峠から少し踏み込むと、いよいよ難台山に至る急勾配の道(右)になります。左は「長沢」とあります。
2019年05月03日 11:35撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 11:35
峠から少し踏み込むと、いよいよ難台山に至る急勾配の道(右)になります。左は「長沢」とあります。
すずらん群生地入口です。ここに行くには一度下らなければなりません。難台山の山頂とは別な方角。行ってみたい気持ちより、戻りの上りの辛さが勝って断念。なお、群生地までは1キロ、20分とありました。
2019年05月03日 12:09撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 12:09
すずらん群生地入口です。ここに行くには一度下らなければなりません。難台山の山頂とは別な方角。行ってみたい気持ちより、戻りの上りの辛さが勝って断念。なお、群生地までは1キロ、20分とありました。
やってきました。難台山山頂553m。なだらかな丘陵状態のひろびろとしたところです。10人以上のハイカーが休憩をしていました。私も、コンビニで買い込んだおにぎりをほおばりました。ものすごい汗。20分くらい休憩したでしょうか。気持ちいいです。
2019年05月03日 12:35撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 12:35
やってきました。難台山山頂553m。なだらかな丘陵状態のひろびろとしたところです。10人以上のハイカーが休憩をしていました。私も、コンビニで買い込んだおにぎりをほおばりました。ものすごい汗。20分くらい休憩したでしょうか。気持ちいいです。
難台山頂上からの眺望はそんなによくはありませんが、遠く山並みがのぞきほんわかと美しいです。
2019年05月03日 12:52撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 12:52
難台山頂上からの眺望はそんなによくはありませんが、遠く山並みがのぞきほんわかと美しいです。
難台山から愛宕山方向に下山すると、巨岩・巨石が現れ、段差がきついところがたくさんあって、ちょっと危険です。それにしても巨岩・巨石は荒々しく、天狗の修行場としての伝承が頷けます。
2019年05月03日 13:01撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 13:01
難台山から愛宕山方向に下山すると、巨岩・巨石が現れ、段差がきついところがたくさんあって、ちょっと危険です。それにしても巨岩・巨石は荒々しく、天狗の修行場としての伝承が頷けます。
この巨岩が散在するあたりは、かつての難台山城の跡。こんな歴史があるようです。引用します。
【歴史】難台山城は南北朝争乱における常総南朝の決定的壊滅をもたらした合戦の故城である。
 元中四年(1387年)南朝方の小山義政の三男若犬丸が、小田孝朝の子・五郎藤綱と共に難台山に拠り兵を挙げた。真壁顕幹から兵糧等の支援を受けて戦った。
 一方北朝方の上杉朝宗は常陸国太田の城主佐竹義宣、山尾(十王町友部)の城主小野崎通郷、江戸郷(那珂市)の城主江戸通高らの応援を受け、難台山城北東の館岸城に拠った。
 上杉方は度々攻めたが、容易に落ちず、元中五年(1388年)小田方の糧道を遮断した。このため、同年五月小田五郎は手兵と共に打って出、戦死したと伝えられている。
 小山若犬丸は囲みを破って逃れ、後、応永四年(1397年)奥州で旗揚げしたが、玉造の城主烟田重幹(かまたしげみき)の追討を受け、敗れて自害した。『茨城県教育委員会説明板』より。
2019年05月03日 13:05撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 13:05
この巨岩が散在するあたりは、かつての難台山城の跡。こんな歴史があるようです。引用します。
【歴史】難台山城は南北朝争乱における常総南朝の決定的壊滅をもたらした合戦の故城である。
 元中四年(1387年)南朝方の小山義政の三男若犬丸が、小田孝朝の子・五郎藤綱と共に難台山に拠り兵を挙げた。真壁顕幹から兵糧等の支援を受けて戦った。
 一方北朝方の上杉朝宗は常陸国太田の城主佐竹義宣、山尾(十王町友部)の城主小野崎通郷、江戸郷(那珂市)の城主江戸通高らの応援を受け、難台山城北東の館岸城に拠った。
 上杉方は度々攻めたが、容易に落ちず、元中五年(1388年)小田方の糧道を遮断した。このため、同年五月小田五郎は手兵と共に打って出、戦死したと伝えられている。
 小山若犬丸は囲みを破って逃れ、後、応永四年(1397年)奥州で旗揚げしたが、玉造の城主烟田重幹(かまたしげみき)の追討を受け、敗れて自害した。『茨城県教育委員会説明板』より。
最大の巨岩、屏風岩。高さは10m超えか。とにかく圧倒的な迫力です。屏風岩の前はひろびろとした敷地があり、兵どもの夢、あるいは、天狗の修行姿が、幻影のように漂っているのかも。位山の巨石が有名ですが、難台山の巨石は、それ以上の迫力だと思います。
2019年05月03日 13:08撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 13:08
最大の巨岩、屏風岩。高さは10m超えか。とにかく圧倒的な迫力です。屏風岩の前はひろびろとした敷地があり、兵どもの夢、あるいは、天狗の修行姿が、幻影のように漂っているのかも。位山の巨石が有名ですが、難台山の巨石は、それ以上の迫力だと思います。
獅子ヶ鼻という巨石です。大型トラックの荷台よりも大きい岩が、谷底に向かって突き出ていて迫力があります。
2019年05月03日 13:18撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 13:18
獅子ヶ鼻という巨石です。大型トラックの荷台よりも大きい岩が、谷底に向かって突き出ていて迫力があります。
団子石。ウーンよく分からないけど、すごい。
2019年05月03日 13:38撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 13:38
団子石。ウーンよく分からないけど、すごい。
団子石峠に出ました。ここまで下りでしたが、またここから、南山を越えて、愛宕山を目指します。ああ、また上りかぁ。と、かなり疲れたので、嘆きの声が体から。
2019年05月03日 13:44撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 13:44
団子石峠に出ました。ここまで下りでしたが、またここから、南山を越えて、愛宕山を目指します。ああ、また上りかぁ。と、かなり疲れたので、嘆きの声が体から。
南山展望台に着きました。これは、展望台に登って撮影した愛宕山です。
2019年05月03日 14:08撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 14:08
南山展望台に着きました。これは、展望台に登って撮影した愛宕山です。
途中、見晴らしの丘にも寄り道してみましたが、草木が繁っていて何も見えず。見晴らしが悪かった。冬ならいいみたいですが。そしてここが乗越峠。ここからあたごてんぐの森駐車場までは平坦な道、もう少し。
2019年05月03日 14:38撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 14:38
途中、見晴らしの丘にも寄り道してみましたが、草木が繁っていて何も見えず。見晴らしが悪かった。冬ならいいみたいですが。そしてここが乗越峠。ここからあたごてんぐの森駐車場までは平坦な道、もう少し。
あたごてんぐの森駐車場を抜け、最後の山、愛宕山に登ります。頂上に、愛宕神社、その上に飯綱神社、そして天狗様の祠。これは神様と天狗様の特殊な聖山です。長い階段は300段くらい。愛宕神社の裏手に短い階段があり、そこが本当の頂上で、飯綱神社の裏手に、ひっそりと神秘の神域が鎮座しています。
2019年05月03日 14:54撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 14:54
あたごてんぐの森駐車場を抜け、最後の山、愛宕山に登ります。頂上に、愛宕神社、その上に飯綱神社、そして天狗様の祠。これは神様と天狗様の特殊な聖山です。長い階段は300段くらい。愛宕神社の裏手に短い階段があり、そこが本当の頂上で、飯綱神社の裏手に、ひっそりと神秘の神域が鎮座しています。
愛宕山頂上の磐座に座す六角殿。天手力男神(タジカラオノカミ:アマテラスを岩戸隠れから引き戻した神)を祭っていると聞きました。六角形状の不思議な造り、形状エネルギーで岩盤からのエネルギーを整え増幅する装置ではないでしょうか。飯綱神社の裏手に回らないと見えません。強烈なパワースポットです。
2019年05月03日 15:11撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 15:11
愛宕山頂上の磐座に座す六角殿。天手力男神(タジカラオノカミ:アマテラスを岩戸隠れから引き戻した神)を祭っていると聞きました。六角形状の不思議な造り、形状エネルギーで岩盤からのエネルギーを整え増幅する装置ではないでしょうか。飯綱神社の裏手に回らないと見えません。強烈なパワースポットです。
愛宕山頂上の磐座に座す六角殿を取り囲むように配置された、これが有名な十三天狗の祠です。平田篤胤の書『仙境異聞』に登場する天狗世界伝承を裏付ける、まさにそのエビデンスです。この日、なぜか、この聖域を仕切る扉の施錠が解かれていました。少しだけ、遠慮しつつ、中にはいらせていただき、お祈りをしました。ありがとうございます。十三天狗のみなさま。
2019年05月03日 15:11撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 15:11
愛宕山頂上の磐座に座す六角殿を取り囲むように配置された、これが有名な十三天狗の祠です。平田篤胤の書『仙境異聞』に登場する天狗世界伝承を裏付ける、まさにそのエビデンスです。この日、なぜか、この聖域を仕切る扉の施錠が解かれていました。少しだけ、遠慮しつつ、中にはいらせていただき、お祈りをしました。ありがとうございます。十三天狗のみなさま。
愛宕山への古い階段の登り口には、女人禁制の文字が。
2019年05月03日 15:27撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 15:27
愛宕山への古い階段の登り口には、女人禁制の文字が。
愛宕山から下山している道の途中に、「睨み不動」という小さな石の像がありました。あくたい祭という変わった祭に関係深い像のようでした。
2019年05月03日 15:51撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 15:51
愛宕山から下山している道の途中に、「睨み不動」という小さな石の像がありました。あくたい祭という変わった祭に関係深い像のようでした。
岩間の町なかには、伝統和風の均整のとれた美しい建物が何棟かみかけました。しずかな町です。
2019年05月03日 16:13撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 16:13
岩間の町なかには、伝統和風の均整のとれた美しい建物が何棟かみかけました。しずかな町です。
JR常磐線の岩間駅につきました。ここから15時37分に乗車、友部で水戸線に乗り換え、16時8分に福原駅に戻りました。
★注)写真の撮影時間は1時間進んでいます。
2019年05月03日 16:17撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
5/3 16:17
JR常磐線の岩間駅につきました。ここから15時37分に乗車、友部で水戸線に乗り換え、16時8分に福原駅に戻りました。
★注)写真の撮影時間は1時間進んでいます。

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 飲料 予備電池 GPS 携帯 時計 タオル カメラ
備考 ストックが登りでも下りでも必要でした。杖代わりに枯れ木を使用。途中(団子石)で折れました。

感想

登山の経験は、富士山に二度登った程度なので、今回のハイキングは、一人登山縦走初体験ですね。すでに古稀に達していますので、日々フィットネスで鍛えていますが、肉体はおんぼろ。こんな歳になって、こんな長距離の山々を縦走しようと思ったのは、愛宕山山頂の十三天狗の祠に魅せられたからです。平田篤胤著『仙境異聞』(岩波文庫)に出てくる天狗世界が愛宕山(かっては岩間山)にあることを知り、訪れたのは今年(平成31年)の3月でした。江戸時代に書かれた異界の場所が、具体的にこの地に存在しました。感動しました。件の書には、近隣の山々が天狗の修行場であるかのような記述があり、そこを自分の目で見て、歩いてみたくなったのが、今回のハイキングの動機です。ある方のブログから、そのルートをなぞりました。このコースは、ほぼ一本道で標識が明確なので、安全だとありましたし、5〜600メートルほどの低山なので、勇気を出して、一人で歩いてみたのです。さすがに登山は、低山とはいえ苦痛の連続でした。一週間に数度、フィットネスでハードに動いていますが、アップダウンがこれでもかというほど繰り返すこのコースは、普段の動きの辛さの10倍はあるほどのものでした。が、怪我をすることなく、とにかく無事に縦走をやり遂げることができたので、俄然、登山に興味が湧き、新しい生きがいが生まれました。翌日には、全身筋肉痛になりましたが、どうかみなさん、初心者のジジイですが、よろしくご指導等お願いいたします。

●このコースについては、道順がわかりやすく標識しっかりしていた、安心してハイクできる一本道なので、安全だとあちこちに書かれています。登山道も整備されていますが、吾国山からの下山で、★失敗しました。頂上までいくつか分岐の道がありましたが、どれもがまた一つに合流していたので、そういう道なのだと思っていました。吾国山の頂上から、難台山方面に歩きだした途端に、左右に分かれ道がありました。私は、どこかで合流する道だと単純に考え、★左方向にすすみました。少し下ると、人の歩いた形跡がない、荒れ果てた道になりました。が、そのうち分岐した右の道に合流するのだろうと考え、下り続けました。木の残骸や草が足に絡んで何度も転びそうになりました。だんだん下りるうちに、これは木こりさんが使う山道だと気づきました。ハイキング道ではありません。かなり下りたので、戻るのもいやなので、とにかく下りきってしまおうと下りてゆくと、山間の舗装路に出て、ほっとしました。が、ハイクコースではないためか、標識がありません。左は下っています。が、ハイクコースは右の方向のはずなので、しばらく右往左往しましたが、右方向にしばらく登っていって、やっとハイクコースに戻れました。20分近く、タイムロス。

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