笛吹川 ナメラ沢

過去天気図(気象庁) | 2006年07月の天気図 |
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計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
感想
7月21日(金)
梅雨明けもせず雨・雨・雨。様々な山行が天候不順で中止となる中、明日のナメラ沢も増水
で中止かも…。と結構弱気でした。17時過ぎ、CL S崎さんから本日決行とのメールが。や
った〜!でも行ってみないとね。(^^)v
21時、A山君を伊勢原駅でpick up。相模湖ICから勝沼へ。途中談合坂SAで芝崎車と合
流。勝沼で買出しし、道の駅みとみに24時過ぎに到着しました。他にも幕営のパーティー
が一組。少しお酒を頂いて就寝。曇りで気温が18℃でしたがかなり蒸します。
7月22日(土)
4時起床。(睡眠2時間^^;)雁坂トンネル前料金所駐車場へ車で移動。青空が見えてきまし
た。天候OK!入渓点目指し出発です。登山道に入ってすぐにナメラ沢の看板。急な藪の踏
み跡から支流脇へ。各自装備し、入渓。目的のナメラ沢までしばらく支流を降下します。
開始後、水量の多さに唖然…!!!滝が…。(黒部ダムの放水を思い出してしまった。)タッ
キーさんは「シャワークライミング〜。」と全身ずぶ濡れで笑っていたけどシャワーじゃ
なくて、バケツ?いや、タライの水?タライクライミング…。増水の為、遡行出来る箇所
が少なく、渡渉の繰り返しです。流れが急で全く水中は確認できず。両足を近付け過ぎる
と水圧に負けそう…。転んだら死ぬかな…。どこまで流されて発見されるかな…。とマジ
で何回も思いました。普段、歩いたり登ったりするのに人の手を借りるものか。という思
いが強くあったのですが、今回はS崎さんタッキーさんに頼りっぱなし。手を引っ張って
もらってばかりでした。
こんなでナメラ沢は一体どうなっているのだろう?と結構不安でしたが、我々の遡行して
いた久渡沢はナメラ沢と他の沢が合流した後の下流地点、支流ではなかったので、ナメラ
沢へ行くと水量が減少しており一安心。時間が押していた為行けるところまで行こう。と
目的の遡行開始。
私は沢の経験が乏しく、丹沢へ行った時、滝に丁寧に『F1』などと表示してあったのを
見て、「景観を損ねる〜。」と偉そうな事思っていたのですが、ところが…。今回記録係
りを仰せつかったのですが、今どこにいるのか確信が持てない…。CL、SLが読図している
のを一緒に見てやっと確信。遡行図2:1〜???メモは水がかかりボロボロ…途中から芝崎さ
んにお任せ…。本当にすみません。
ナメが美しいと評されたポイントも水量が多く急流の為サクサクと通過。美しさには気づ
けず。しかし、バシャバシャと水に入るのがとても楽しく、結構のってました。
のっていたはずなのですが、途中、デジカメを入れていた袋の口が開いているのに気づ
き、片手でカメラを持ちナメを歩き、両足いっぺんに滑ってしまいました。顔から転倒。
顔面強打。カメラは死守。ああ、ナメに負けた…。
すぐに休憩にしていただき一息入れるも、ナメが怖い…。どうしよう…。
それからは、茶色っぽい藻(コケ)のある水量の少ない場所が全然歩けなくなってしまい、
あえて水流の強い所を選んで遡行。再びのってきたかな〜と思った所で終了。残念。もう
ちょっと克服できたら…。
帰りは沢を下る事になり、滑りまくり。滑り台をやりながら、楽しく下山。水は本当に冷
たく、でも気持ちよかったです!いつもヘラヘラしてる私ですが、S崎さん、タッキーさ
んが時々「ここは慎重にね。」「気を引き締めてね。」などの声かけをしてくれとても助
かりました。
帰りはおすすめのほったらかし温泉『あっちの湯』へ。昼間は景色がぼやけていますが夜
景はもっともっと綺麗なので今度また行きましょう!!
今回のナメラ沢は、当初楽しむ気持ちばかりだったのですが、急流の渡渉方法や沢下り、
滝のクライムダウン、ナメの恐ろしさなどなどたくさん学ぶ事ができました。同行して下
さった皆さん、本当にありがとうございました!!
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