芋川 滝沢6段118m滝と 300mスラブ滝を登る

2019年09月22日(日) [日帰り]

• GPS: 08:16
• 距離: 5.8km
• 登り: 734m
• 下り: 714m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:17
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:17

距離 5.8km 登り 736m 下り 733m

6:08 スタート地点
14:25 ゴール地点

天候

曇り(時折日が差す)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

砂防ダムの広い空きスペースに駐車

コース状況／危険箇所等

過去の記録は極めて少なく、「日本登山大系　南会津・越後の山」に
わずかに載っている記録を参考。

＜4m滝＞
すぐ右の泥壁から。最初、ほぼ垂直に立ち とても滑るので
バイルがあるといい。下降は左岸の木に支点を取り懸垂。
＜6段大滝＞
　　1段目20m　右からの方がよさそう
　　2段目30m　中央の岩を越えて左へ
　　3段目30m　左から。テラスに乗ったら右へ移動
　　4段目15m　右から
　　5段目15mナメ　中央の岩を越えた後左から
　　6段目8m　水流を外れ左の藪から巻く
　下降は60mロープ5回に分けて下降。　

その他周辺情報

さぐりかわ温泉　萌気館（420円）

写真

9/22 6:03

砂防ダムの空きスペースに車を停めて準備を整えミーティング。リードNさん。最後尾はリーダー又はMさん。ロープはDとPが持ち2番手に付き次のロープをリードに渡す。

9/22 6:11

堰堤に向かって作業道がある

9/22 6:23

すぐに沢へに距離が迫り入渓は容易。

9/22 6:34

滝沢の二俣。左の左俣へ

9/22 6:37

すぐに小滝

9/22 6:48

連続して見える滝

9/22 6:50

水は冷たくない

9/22 7:04

奥の4m滝。何年か前は右の泥壁に倒木がかかり容易に登れたそう。リードのNさん、かなり滑りバイルを使用。

9/22 7:11

小滝が連続していく

9/22 7:16

9/22 7:19

7mくらいのナメ滝

9/22 7:24

後方、八海山の八峰がくっきり見える。

9/22 7:24

2mの釜を持った小滝を右から

9/22 7:27

二俣。滝沢左俣の左沢へ。

9/22 7:29

沢蟹。

9/22 7:30

ハイライトの6段118m大滝の始り。
1段目20mは左から

9/22 7:37

先輩「右の方がいいんじゃないかな」

9/22 7:50

下方
2段目30m左から

9/22 7:53

中央から岩を登っていく

9/22 7:55

下方

9/22 7:55

3段目30mは左

9/22 8:05

上方にテラス。

9/22 8:13

4段目は、3段目が終了するテラスを右に移動して右から登る

9/22 8:24

右に移動。ここから4段目15m

9/22 8:24

下方、トラバースして張られた緑ロープ

9/22 8:24

4段目。藪枝交じりの右を木に取った支点まで上がり、赤いロープをリードのNさんへ渡す。

9/22 8:35

4段目途中の支点から上は赤ロープ

9/22 8:43

5段目はナメ滝15m。中央の岩を越え左へ移り登る。

9/22 8:44

岩を登り下を見る

9/22 8:44

5段目の終わりが見えてきた

9/22 8:48

支点を取り待機しているNさん。

9/22 8:56

6段目は藪から巻きます。

9/22 8:56

左には8m滝

9/22 8:58

左の藪を巻き6段大滝の上。6段大滝突破

9/22 9:11

小滝を2つ越えると

9/22 9:23

源頭の雰囲気が漂い部分的に伏流。

9/22 9:32

この先に300mのスラブなんかあるの？と半信半疑で進んでいくと

9/22 9:54

「あった。。。　見たらがっかりするかもしれない」とNさん

9/22 9:55

昔は草木が覆う部分がもっと少なく上方に突き抜ける見事なスラブだったのか？

9/22 9:59

滑る所も

9/22 10:08

スラブ上所々にミヤマダイモンジソウが群生

9/22 10:08

300mはあるようです。

9/22 10:11

この先もダラダラと続くようだけど、300mスラブが実在し、300mは登ったと思われるので、平らになところで昼食休憩し下降します。

9/22 10:13

小さいケロちゃん。

9/22 11:39

スラブは左岸を藪漕ぎ。6段目上より懸垂下降。

9/22 11:50

2本目

9/22 12:24

3本目

9/22 12:25

4本目はMさんリード。60ギリギリで足場も悪い。リーダーが上から補助ロープをカラビナでメインに掛けて下降させた。

9/22 12:33

5本目

9/22 13:03

ここからは藪漕ぎで。

9/22 13:04

藪から沢へ

9/22 13:08

9/22 13:18

左岸の泥壁を登った4m滝は左岸に支点をとり懸垂下降。

9/22 13:23

9/22 13:37

その下の滝までまとめて下降。

9/22 14:05

リーダー「ここから道になってるから、周りの風景見て ここ覚えておいてよ」作業道に入り下山。

撮影機器：

TG-870 OLYMPUS CORPORATION

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

装備

共同装備

ロープ：60m 2本・10ｍ 1本

感想

pi-ti

先輩が今シーズン中に行きたい沢のひとつに連れて行っていただきました。
綺麗という感じの沢ではありませんが、変化とメリハリのある新潟の沢という
感じで楽しみました。
2本のロープを繰り出していき、無駄な待ち時間を抑える方法は
初めてだったので勉強になりました。

「昔と比べて藪が育ち濃くなり藪漕ぎが大変になった。温暖化のせいだろうか」
と先輩が話していました。
沢やバリルートは登山道と違い状況がどんどんかわっていくんだなとしみじみ
思いました。

Damstar

今回は越後の芋川の滝沢、左俣に行ってきました。なかなかマイナ−な沢ですが越後の沢らしく
6段の大滝や本当にあるのかなと思わせる、300m一枚岩のナメとかなかなか見どころも多く登下降の楽しい沢でした。

コメント

ばいしくる

気になっていたところ
みなさま、お疲れさまでした！

数年前、M先輩に連れていってもらったところ、その先のスラブが気になっていました！
本当に300mスラブが存在していたのですね…！
貴重なレコ、有難うございました。

6連瀑は全部直登するとかなり厄介なグレードかなー、と当時は思ってましたが、一応巻いていけるんですね(^o^;)

iroiro57

Re: 気になっていたところ
６段滝　今回は、数段を巻いて登りましたが
登りながら直登出来るクラックと凹凸あり！見えた　がっかり＼(◎o◎)／直登すれば良かったと思いました。　　６段目だけ、巻きですね

iroiro57

三国川 芋川を追究しよう
芋川の右俣は、滝沢と呼ばれ　２年前に野中の大滝55mは巻いて登り 　１枚岩のソーメン滝60mは直登しましたよ
　　芋川滝沢は、人口物ゼロ　人の面影無し　
　今ならば、大自然を独り占め　貸し切り天然浴です


左俣は、最近人気のジロト沢で、その左俣は丁度良い手強さの１枚岩スラブ滝滝滝でした　　
また、本流の右俣インゼルは、ぎりぎり直登出来そうな、ここも１枚岩スラブ滝です

　　一見の価値ある！　布晒ノ滝300m以上のスラブ滝は、私は登れない恐ろしい滝ですが、
有名なクライマーの大西さまは、直登した様です

mt-sam

楽しゲ〜(^^♪
井戸小屋コメントありがとうございました。

布さらし参考記録↓
http://mino-climbing.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-3945.html
https://yama-to-damashii.outdoor.cc/201108jirotomigi/201108jirotomigi.html

iroiro57

Re: 楽しゲ〜(^^♪
お早い復帰　流石samさん
　布晒ノ滝　遂行記録ご紹介ありがとうございます。　
行って見たい！　しかし私は、少し力不足で不安です。　後輩達が、力を付けたら連れてってくれる日を期待している私です。