エサオマントッタベツ川 途上

2012年06月30日(土) 〜 2012年07月01日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 14.1km
• 登り: 577m
• 下り: 580m

コースタイム

6/30（土）7:30林道終点‐8:00エサオマントッタベツ林道‐8:20入渓点‐
　　　　　12:20山スキー沢出合‐14:00Co1050m引き返し‐15:30山スキー沢出合TS
7/1 (日） 5:40TS-10:10入渓点‐11:00林道終点

天候

6/30　晴
7/ 1 晴/曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

トッタベツ林道は終点まで走行可
駐車は10台程度可能
簡易トイレは下山時（7/1）に撤去されていた
ピリカペタヌ林道はゲートが閉じていた。

コース状況／危険箇所等

登山ポストは戸蔦別林道入口、終点ゲート、エサオマン戸蔦別林道終点付近にある
エサオマン林道は踏み跡程度、半ばに崩壊あり。

写真

7/1 18:04

林道終点ゲート
下山したら詰め所も
トイレも無くなってた

7/1 18:05

エサオマン戸蔦別林道へ

7/1 18:05

途中崩壊箇所あり

7/1 18:05

ガケノ沢200m手前で入渓

7/1 18:05

日差しが新緑と水面を
照りつけ始める

7/1 18:05

ガケノ沢出合
サツナイに突き上げる

7/1 18:06

ところどころ滑床

7/1 18:06

なんてチョーチョでしょう？？

7/1 18:06

滝という程のものもなく
歩行に困難はない

7/1 18:06

水量が多いせいか
渡渉回数も多目

7/1 18:06

北東カールが見えてきた

7/1 18:07

崩れたブリッジがいくつも
現れる

7/1 18:07

Co997m山スキー沢出合
これもサツナイにつめ上がる

7/1 18:07

スノーブリッジ
処理に手間取る

7/1 18:07

おっかない

7/1 18:07

Co1050m付近からカール
最後の滑が見えている

7/1 18:07

山スキー沢出合TS
増水したらアウトな場所

7/1 18:08

・・・

7/1 18:08

・・・

7/1 18:08

また来ますから

撮影機器：

μTOUGH-3000 オリンパス

感想

zeropon

巡り会わせというか、間の悪さというか、
残雪の山行きからふた月も経ってしまっている。

何とか調整して出かけた先週も、無常の雨で入山断念。

このまま一生週末は都合がつかないんじゃないか、
と思い始めたら、ぽかんと1日半時間ができた。
天象図も悪くない。

雪解けの早さの報の中、6月頭から沢の記録が目に入ってくる。
自身の計画にも日帰りはいくつも入っているが、
この時期の一泊というのは想定していなかった。

ブランク明けの沢始め。
冷静にプランすれば適所があったはずだが、一泊の誘惑に
オダってしまった。

結果、外的にも内的にも準備不足のまま、途上にての撤退という
体たらくに終わってしまった。

戸蔦別林道は相変わらず快適に6号堰堤の終点ゲートまで入れる。
そこからは草生した林道から、かつて林道だったエサオマン林道に分け入る。
ゲートから一本で入渓点。マーカーが打ってある。

エサオマントッタベツ川はエサオマントッタベツ岳北東カールを源に
戸蔦別川に注ぐ、主にゴーロと時々滑床の沢である。
滝に遊ぶという沢ではなく、沢筋に登路をとると言うほどの意味での
沢登りだ。

川原からゴーロ時々滑床、そして滝というほどもない段差を越えながら
新緑の中を吶々と歩く。
しみじみ沢旅の風情だ。

ところどころ側面に雪塊を見ながら標高を上げていく。
今年の融雪は半月以上早いと言われているけど、やっぱりこの辺は
変わらないんじゃないか、と思いながら歩を進めると、山スキー沢出合
から上ではいよいよスノーブリッジのおでましだ。
水量の多さと相まってさばくのに時間がかかり始める。
泊り装備で動ける体になっていないのだ。

見上げるカールボーデンにも雪がべったり見える。
最後の滑から詰めのガレも埋まっているように見える。

夏靴とアックスは持参しているし、ザイルもある。
時間的にもカールまでは上がれる。
が、都合よく山を勘違いしていた事にへこんでしまった。

山スキー沢まで戻って天張る。
バテバテパーティーのくせにザックからはうなるほどの酒とつまみ。

下山時、エサオマン林道の登山ポストを覗く。
2日前に北東カールから新冠川経由七つ沼、戸蔦別本流下山の
計画を見る。
かつて半分はトレースしたカール周遊。
もう一度辿りたい。

ジムトレや裏山散歩も結構。
だが、目指す山をこなす体力は山でしか培えない。
猛省。