大谷山 桃源郷とススキの大草原へ古道を辿る

2019年09月29日(日) [日帰り]

• GPS: 05:19
• 距離: 9.7km
• 登り: 831m
• 下り: 858m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:17
• 休憩: 1:02
• 合計: 5:19

9:18 スタート地点
11:01 11:02 分岐
11:14 11:21 百瀬川源頭部
11:35 11:42 白石平
11:55 12:30 大谷山
13:04 13:13 寒風
13:48 13:51 展望ベンチ
14:03 14:03 西山林道出合
14:27 14:27 寒風・大谷山登山口
14:36 14:36 マキノ高原温泉さらさ
14:37 ゴール地点

マキノ高原にチャリをデポして石庭集落の大谷山登山口から入山

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

マキノ高原に自転車をデポ、石庭の大谷山登山口からスタート。登山口に二台ほど駐車可。

コース状況／危険箇所等

稜線までの古道は明瞭、大谷山付近はススキが繁茂して踏み跡が分かりにくい。

その他周辺情報

マキノ高原さらさの湯700円

写真

9/29 9:14

石庭の大谷山登山口

9/29 9:30

明瞭な道がある。

9/29 9:32

朴ノ木の株立ち

9/29 9:37

人馬が往来したと思われる古道の趣

9/29 9:42

カエデの疎林の中を緩やかに登って行く

9/29 9:46

九十九折れで高度を上げる。古道の両脇にはコアジサイ。

9/29 10:27

イワウチワとイワカガミ

9/29 10:32

株立ちブナ

9/29 10:38

鮮やかなトリカブト

9/29 10:47

高度700mまで上がると緩やかな道が続く。

9/29 10:49

田屋城とある。道を外れて探すが分からず。

9/29 10:53

樹間から高島トレイルの乗鞍岳

9/29 10:54

P704付近

9/29 11:02

苔むす古道

9/29 11:06

右は大谷山へ直登する展望ルート。ここは直進します。

9/29 11:13

展望ルートを分けて谷川に下りると百瀬川の源頭部。道は対岸の尾根に続いている。

9/29 11:16

下流側。稜線が近いのにブナ林の恩恵なのか水が豊富。

9/29 11:19

百瀬川源頭部、ここはまるで桃源郷

9/29 11:28

尾根のブナ林、林床は一面のイワカガミ

9/29 11:30

稜線は間近

9/29 11:35

県境稜線に躍り出る。蒸し暑くて大量の汗でドボドボ。

9/29 11:38

若狭湾（美浜）

9/29 11:39

琵琶湖対岸に伊吹山

9/29 11:53

大谷山に向かいます。ススキが繁茂してルートを外す。

9/29 11:56

大谷山に到着、背後に寒風山。

9/29 12:04

湖面に浮かぶ竹生島、その向こうに霊仙山

9/29 12:07

ここでランチ休憩

9/29 12:09

長い稜線の大御影山、左奥に三重嶽の頭が覗く。

9/29 12:12

マキノ高原メタセコイヤ並木

9/29 12:17

伊吹山と金糞岳

9/29 12:19

雲谷山の上に雲、好天なら青い若狭湾が見えるはず。

9/29 12:21

展望コースから上がってくる道

9/29 12:22

ハート型の池を発見！

9/29 12:35

寒風に向かいます。再びススキで道を見失う。

9/29 12:37

90m下って120mを登り返す。

9/29 12:49

振り返って大谷山

9/29 12:53

トレイル上の白樺のようなカエデの木

9/29 13:00

？

9/29 13:01

寒風は広い台地状。ここで本日初めての登山者とすれ違う。大谷山をピストンされるとのこと。

9/29 13:05

寒風に到着

9/29 13:05

休憩中していると赤坂山は予定から消えた。

9/29 13:12

琵琶湖の眺めを堪能したら下山します。

9/29 13:17

上の方のトリカブトは見頃

9/29 13:18

最初は見通しが効く

9/29 13:22

ここも凹んだ古道

9/29 13:25

気持ちのよいブナ林

9/29 13:48

途中の展望所、寒風から半分の所

9/29 14:10

マキノ高原のゲレンデが見えてきた。下界は益々蒸し暑い。休憩中の二人組に遭遇。

9/29 14:27

大谷山登山口

9/29 14:37

朝は十台だったが満車状態。ここから自転車で

9/29 14:48

メタセコイヤ並木を通り抜けて、この後右折、知内川の支流を歩く。

9/29 15:06

自転車を置いて、あぜ道を石庭の登山口へ帰着。この後さらさの湯で汗を流しました。

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX60V SONY

感想

ナオジロー

朝起きたら天候が良い方に変わっている。急いで準備してまだ歩いたことがない石庭の大谷山登山口から登ってみる。

電柵を開けてから杣道にいきなり迷い込んでしまう。復帰すると深い切り通しの道で人馬が通った古道のようだ。道は九十九折れに高度を上げて行く。後で調べたら大御影山の近江坂古道に続いていたらしい。最初は桧の植林だが、ほどなく楓や朴の自然林となり気持ちが良い。更に高度を上げるとブナ林に変わって行く。
P704からは緩い尾根道が続く。大谷山に直登する展望コース分岐を過ぎると、ブナ林の向こうに谷川が現れやがて渡渉する。複雑に沢が分かれ稜線が近いのに水量は豊富で驚く。ブナは一本一トンの水を保水するという。まるで桃源郷のような雰囲気を醸し出している。

再び左岸の尾根に取り付き20分ほどで稜線に出る。ここからは何度か歩いた稜線道、しかし大谷山前後はススキの大草原となっていて踏み跡も分からない。山頂の標柱が見えたのでススキをかき分け辿り着くことが出来た。山頂は無風で360度の大展望を楽しみながら長めのランチ休憩をとる。蒸し暑さのせいか食欲が余りない。汗でドボドボの服を乾かしてから寒風へ向かう。
90m下りて120mの登り返しが辛い。寒風の肩に乗った所で本日初めての登山者と遭遇する。ちょっと嬉しくなって話しかけると大谷山までピストンされるとのこと。
寒風では赤坂山への周回をあっさりあきらめてマキノ高原に下山。途中では若いカップルが暑さ凌ぎのためか休憩されていた。暑くて汗がダラダラですねと声がけして下の駐車場まで下りて行く。