初滑落 越後駒ヶ岳
- GPS
- 10:26
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,008m
- 下り
- 1,005m
コースタイム
天候 | 晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駒の小屋の直下は、矢印はありませんが、真っ直ぐ上に上がってください。 赤矢印の方は、夏道で残雪をトラバースすることになります。軽アイゼンが必要です。 |
写真
感想
後輩が鬱病で病欠になり、この2週間だけで残業80時間。自分で山の下調べをすることができなく、O先輩にどこの山へ行くのかの決めや、情報収集をお願いして・・・越後駒ヶ岳へ。
駒の山荘方面の国道53号を使って・・・えっ通行止めじゃん(ナビに従えば良かった)・・O先輩いわく「ネットで調べたら通った人がいるという事でしたが・・確かに「雪の季節の通行止め」や「時間80mmの時の通行止」めとか書いてあるし、ということで、どかして入りました。
色んな所で、道が落ちてます、落石も。道路の7割落ちてんじゃん・・O先輩いはく危ないから俺降りようか?・・あんたが大丈夫だといったんでしょ。落ちる時は一緒だと降しませんでしたけど。
この道は、通行止めです。反省しています。
反対側の枝折峠の「通行止めの看板」、全体にチェーンがガチガチにまかれ。針金で完璧に止められていてとても入れません。
この日も1時間しか寝ていなく、この間違った運転で多少疲れてても、越後駒ヶ岳が背中を押してくれます。
アプローチが長く、色々な山を越えていきますが、登っては下りの繰り返しで、とてもいい感じです。
すごくいい天気の中歩き続けましたが、駒の小屋直下で、いきなりのガスに包まれてしまいました。全く何も見えず。
私は、赤矢印の方でなく、ここは直登ではないかとO先輩と相談。
でも、←があるしという事で、結局、雪渓をトラバースに。
最後の一歩の所で、滑落してしまいました。(軽アイゼンも持ってきてるのに、面倒ということで、履かなかったミスです。)
雪では当然止められず、直前でストックを放り投げ、なんとか笹に捕まりました。
と安心していたら、なんとO先輩まで、同じ場所で滑落。
先輩が、真上から落ちてきたので、全力で体で止めました。
いくら先輩でも「ストック持ったまま、落ちてくんな・・・危ないだろう、手で笹つかめないだろう」と思いましたが、このストックのおかげでこの場所から、這い出せました。
というのもこの場所から、足元が雪渓からの溶けだした水と笹で滑りまくりで、全く這い出せない。足元はダメなので、手で這い上がるしか。
結構急な場所で、手から笹を離せば滑落するから、全く足元も見えないし・・・
駒の小屋で、飲んだ水は、ホントに美味しかった。
この後、右肘の痛みと左手が痛く握れない事に気づく・・・
1週間後の今も痛くて、左手は力が入らなく握れない。
けれど今回は、本当にいい勉強になりました。トラバースはちゃんと道具をつけないとダメな事(油断というより、大丈夫だろうとかはダメ)、もっと事前に調べてこないとダメな事、反省することばかりです。
アプローチが長く、滑落もあったせいで、集中力も落ちていましたが、歩かないと帰れない。これが山のいい所なのかもしれません、自分の事は、自分でするしかない。
O先輩と駐車場に戻ってきた時には、座れるって、こんなに幸せなんだなって。
反省ばかりの山行でしたが、とてもいい経験し楽しかった越後駒ヶ岳でした。
GPSのログも途中で落ちてしまいました。
コメント
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勉強・・・といわれても
読んでいるだけで 緊張してしまいます。
ご無事で 何よりです・・
上から先輩が「降ってくる」のは 凄い体験。
何か おごってもらいましょう
お昼ごはんのセレクトが 私も買いそうなものばかりでした(おにぎりはチキマヨ派 )
「初滑落しちまったぜぃ
何とか笹に捕まり、助かったぜぃ
やっちまったぜぃと思ったら、先輩も滑落してきたぜぃ
必死で体で止めたぜぃ
二人ともお馬鹿だろ」
と勉強になった山でした。
いつか、また来たいと思います。新潟の山は、とても残雪と新緑が似合います。
マヨ派と乳酸菌派のゴハンです。
haruteiさんも、怪我しないように してくださいね。
お体は大丈夫ですか?
初滑落・・・御無事で何よりです。
ストックを手離して笹を掴む俊敏で的確な判断。私は先輩派かな ストックを持ちながら落ちてしまいそうなワイルド派かな?
歩かないと帰れない、、、私もその言葉大好きです
滑落とは驚きました。大事には至らなかったようで良かったですが。
巻機山から綺麗に見えていた越後駒ヶ岳行ったんですね。
私もいずれ行きたいと思っていましたので、道路事情等も含めて記録を参考にさせていただきます。
歩かないと帰れない、にしても、泣き事言っても、どうにもならない時って、山では沢山ありますよね。
歩かないと帰れないと言えば、
昨日は、夜の遅くから 飲んで、歩いても歩いても帰れなかったぜぃ
家の鍵なくしたぜぃ
お店に電話しても、とっくに終わってたぜぃ
落ちてないか、2時間歩いたぜぃ
どこ歩いたか、思い出すのに必死だったぜ
ぃ
途中、土砂降りの雨になったぜぃ
見つからず、かみさんに謝ったぜぃ
もちろん、こんなサプライズいらないって、怒られたぜぃ
どう、お馬鹿だろ?
ということでしたが、
今日、お店にありました!!の神に感謝
それと、6月、おめでとうございました!!
そうなんです、あの時hiroyanagiさんと一緒に見た、絶景の越後駒ヶ岳に是非行きたかったんです。残念ながら、山頂ではガスってしまい、巻機山を見たくて昼寝して待ちましたが、全く見えませんでした。
枝折峠までの道路ですが、
駒の山荘側から行ったら、危ないぜぃ
けれど、危ない所をナビがバッテンで教えてくれるぜぃ
最初は3個とかバッテンだぜぃ、構わず、進むぜぃ
もう、戻れないぜぃ、落石も酷いし道が崩れてるぜぃ
鷹も驚いて、飛び出してきたぜぃ
ナビのバッテンが10個も、出できたたぜぃ
これは、とてつもなくヤバイと思ったぜぃ
なんとか、乗り切ったぜぃ
登る前から、疲れたぜぃ
どう、お馬鹿だろ?
ということで、シルバーラインの銀山平経由が正解で、通れる時間が決まっていますので、行く直前にもう一度、調べて下さいね。
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