黒姫山(車)
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,004m
- 下り
- 984m
コースタイム
- 山行
- 8:06
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 9:32
天候 | 晴れ 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大橋登山口(北)駐車場狭め 登山計画書提出口あり コース状況/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所等 目印はたくさんあるが大橋林道は地図にない(または縮尺が大きいと見えない)分岐点あり 天狗岩付近に登攀を伴わない峻烈な岩場あり、またテープもあるが迷いかねない場所あり |
その他周辺情報 | その他周辺情報 モロコシ街道(9月中旬まで)を通るが、早めに下山する必要がある |
写真
装備
備考 | ポールの使い方を勉強 |
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感想
出発地点 気温20度 湿度85%
山頂地点 気温25度 湿度28%
消費水量 約2L
林道口駐車場は2つありますが、黒姫寄りの小さいほう(3台程度)に計画書提出口があり、大きいほう(10台程度)のほうにはありません。
ちょっと公式HPの表記が紛らわしいですね。写真の通り表記もブレてるし…。
というわけで、予定よりやや遅れ気味で出発。出発時は晴天です。
大橋林道は新しくできた道なのか、車道になっており、分岐点、交差路が多いです。
基本的には標識に従えばOK。1か所わかりにくい藪入口がありますが。
また、ちょくちょく赤テープが見えます。
林業関係者のテープかと思ってましたが、登山ルートなんですね。
戸隠竹細工の森の立て札といい、整備してあってありがたいことです。
途中何度か車道と交差する場所がありますが、Googleマップ様に頼り、県境と現在地との位置関係を確認しました。
ただ最後の方は合流するので遠回りになるだけですし、新道分岐には看板があるのでそこまで気にしなくてもよさそうえす。
少なくとも最初の分岐を間違えなければ大丈夫。
新道分岐はわかりやすく坂を交えた登山道の合流地になっています。
そこから大ダルミ、笹ヶ峰あたりまで平易な道が続くため、あっさりいけることでしょう。
問題は天狗岩付近。
さすがに手足フルで使わないと危険です。それくらい落差がある場所もあります。
一度超えると楽になるのでポールを出しますが、またしまったりして、収納で無駄に時間をとられてしまいました。
もうちょっとポールの扱いが上手になりたいです。
気を付けさえすれば、登攀だったり滑りやすかったりということはないので、それなりに楽しみながら登れます。
ただ、若干長丁場です。終わったーと思ったらまた出てきたりするので注意。
また私は一度迷い行き止まりにあたってしまいました。
赤テープが頻繁にあるので、よく確認し、ルートを外れないようにしましょう。
迷った場所は写真にありますが、来た方向からだと赤テープがみえませんでした。
その後、大池、七つ池と、疲労も吹き飛ぶような光景が続きます。
この時期、紅葉にはやや早いですが既に色づき始めているのを感じられ、おまけに静かなので私は好きです。
七つ池は乾季のためか干上がっており、沼地と化しています。生物も見られませんでした。
地元の親戚によると七つ池まで車で来て筍採りをするということですが、どうやってくるんでしょうね?
途中まで林道はありましたが、天狗岩や山頂からのルートは無理だし、黒姫乗越からも到底来れなさそうです。
歩いてはいけないから山頂には登らないといってましたが…すぐそこなのに…。
小黒姫こと御鷹巣山に見守られながら、軽食と水分補充を。
ちなみに休憩場所はほぼありません。大池にある大岩には登れなくもないですが、やや危険です。
黒姫乗越までは比較的平易であり、分岐点もすぐ見分けがつきます。
山頂への案内はないものの、さすがにわかるでしょう。
ただし、そこから山頂への道はやや険しいです。
木の根や岩の上を手を使いながら歩かなければならなかったり、逆に下をくぐる場所があったりします。
今回このあたりではじめて一組とすれ違いました。
すれ違い退避場所も少なめなので場所により待つなどの必要があります。
ただ、展望なくとも景色はとてもよいです。
写真にもありますが、御鷹巣山がチラチラと見え、七つ池が見下ろせたり、自然にできた庭園など、色々と目を楽しませてくれます。
私はここを遠回りするだけの価値はあったと思いますね。
山頂到達時はガスガスでした。
大きめの岩が多く、その上に座りながら休憩するといった形になります。
先に到着されていたご夫婦一組と歓談しながら昼食をとっている間、霧が立ち込め若干寒い状態でした。
その後も見守っていると、雲の切れ間が見えたり見えなかったり…を繰り返しているうちに、ある程度展望が!
雨予報だとこういうのは期待できませんが、晴れとかだとチャンスがあっていいですよね。
柏原の村々と遥か稜線を眺めつつ、また黒姫さまの機嫌が悪くなってきたようなので、すごすごと退散しました。
ちなみに下る場合、山頂広場すぐ西が急傾斜の岩場になっているのでお気を付けください。
この先の稜線もそうなのですが、黒姫山って本当に色んな姿を見れて面白い山ですね。
トンボの集団と色づきかけの落葉樹、急斜面の藪林を眺めながらも、しばらくの間は急に険しくなる場所を通ります。
たまに粘土質で滑る場所もあり、景色や山頂からの距離の割に気が抜けません。
その後は平易な道を行き、結構来たかなと思ったらしらたま平だったり、ようやく曲がり角が見えたりでなかなか進まずやや疲労の色が見えました。
そんな中で戸隠竹細工の森の立て札の後ろ姿が見えたことはどれだけ嬉しかったか!
どこかとおもえば新道分岐での見覚えのある子です。
行きに急な坂だなあと思っていたところも、帰りに下って見ると大したことはありませんでした。
こちらの新道は長いだけで若干手応えがないので、やはり帰りのほうがいいんじゃないかなぁと思ったり。
古池方面、恐らく旧来の登山道へと下ります。こちらも少し長い。
途中古池からの沢かなと思ったところはまったく関係がありませんでした。
地理院地図にも表記がありません。あれだけ目立つのに…。
ただ音といい、見た目といい、癒されます。冷たくて気持ちいい!
このあたりで一休憩していくのもいいんじゃないかとおもいます。座れないけど。
古池はその先、眺望が開けてくるので一目でわかります。
地図からは気付かないほど大きな人口池!
ただし、10月1日より半年だか1年ほど水を抜いているようで、今とは見た目が変わっているでしょう。
付近には葦が生え、足元もトレッキングコースのように整備はされていました。
池からの排水溝の横を通りしばらくいくと種池へ。
こちらは看板説明の通り自然の池で、音を聞いてると本当に安心できます。
池というより沼といった印象。一瞬でしたが、白く大きな鳥も巡回してました。
足元にはカエルの住んでそうなハスの水場。いいなぁ、って思いました。
山道入口まで下ったところでようやくご夫婦の仰る通り登山届提出口を発見。
もーちょっと、県警ホームページには詳細に書いてほしいなぁと思いながらもぶちこみました。
大橋林道口では善光寺からドライブ来たという親子が休憩しており、しばし歓談。
今後の予定が詰まっていたため、ゆっくりお話しできなかったのが残念。
おばちゃん、お菓子ありがとうね!
黒姫山、様々な顔があり面白い山でした。
今度はレベルを上げて妙高とか戸隠れにも行きたいなぁ!
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