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Yamareco

記録ID: 2053021
全員に公開
沢登り
御在所・鎌ヶ岳

赤坂谷→ツメカリ谷 神崎川周遊

2019年10月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:42
距離
13.6km
登り
945m
下り
936m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:10
休憩
0:30
合計
6:40
8:50
30
R421駐車地点
9:20
9:20
170
赤坂谷出合
12:10
12:10
20
カトラ峠飯場跡
12:30
12:50
30
ツメカリ谷出合
13:20
13:20
60
神崎川出合
14:20
14:30
60
取水堰堤
15:30
R421駐車地点
天候 くもり→晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R421、神崎川出合からちょっと石榑峠側へいったとこのチェーン着脱場に駐車
コース状況/
危険箇所等
沢登りとしては容易。赤坂谷の核心8m10m滝は慎重に。泳ぎ・ダイブは避けられない。
赤坂谷からツメカリ谷への区間は地形が細かく踏み跡も(一部)薄い、コンパス・地形図とにらめっこ。
その他周辺情報 さんざん沢で汗を流したので八風の湯は(ry
ここから河原まで急降下します。
2019年10月06日 09:18撮影 by  802SO, Sony
10/6 9:18
ここから河原まで急降下します。
神崎川本流に降り立ちました。少し上流へ進んで
2019年10月06日 09:30撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 9:30
神崎川本流に降り立ちました。少し上流へ進んで
赤坂谷出合。林道の橋を望む
2019年10月06日 09:45撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 9:45
赤坂谷出合。林道の橋を望む
鈴鹿の谷も青いですね。
2019年10月06日 09:52撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 9:52
鈴鹿の谷も青いですね。
右岸側からするっと
2019年10月06日 09:55撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 9:55
右岸側からするっと
左岸側からするっと
2019年10月06日 09:56撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 9:56
左岸側からするっと
ロープかかってたけどフリーで余裕です。
2019年10月06日 09:57撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 9:57
ロープかかってたけどフリーで余裕です。
まだ曇りで気温も上がってないし、あんまり泳ぎたくない……
2019年10月06日 10:10撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 10:10
まだ曇りで気温も上がってないし、あんまり泳ぎたくない……
核心が見えてきた。
2019年10月06日 10:16撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 10:16
核心が見えてきた。
大きな釜と壁を持つ8m、その上に見える10m。
2019年10月06日 10:18撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 10:18
大きな釜と壁を持つ8m、その上に見える10m。
右岸から接近して、水流そばのリッジを登る。
意外にもこれが登りやすい
2019年10月06日 10:23撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 10:23
右岸から接近して、水流そばのリッジを登る。
意外にもこれが登りやすい
1段目クリア!
2019年10月06日 10:26撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 10:26
1段目クリア!
2段目は壁の奥まったとこにかかります。
2019年10月06日 10:26撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 10:26
2段目は壁の奥まったとこにかかります。
とりあえず右岸側の岩棚をカサカサと移動して接近し、結局終始右岸側の安全にカサカサと突破するチキンルートで突破。
左岸の水流の中をシャワーで登る人もいるらしいけどすごいな……
2019年10月06日 10:27撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 10:27
とりあえず右岸側の岩棚をカサカサと移動して接近し、結局終始右岸側の安全にカサカサと突破するチキンルートで突破。
左岸の水流の中をシャワーで登る人もいるらしいけどすごいな……
見下ろす。核心突破。
2019年10月06日 10:30撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 10:30
見下ろす。核心突破。
鬼女谷分岐。奥で少し崩れていた
2019年10月06日 10:33撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 10:33
鬼女谷分岐。奥で少し崩れていた
美渓が続く。
2019年10月06日 10:36撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 10:36
美渓が続く。
花崗岩の谷は白くて、
2019年10月06日 10:48撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 10:48
花崗岩の谷は白くて、
だいたい水が少し苦いような気がする。
2019年10月06日 10:49撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 10:49
だいたい水が少し苦いような気がする。
森の中に白い岩と水でまっすぐラインが引かれたかのよう。
2019年10月06日 11:00撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 11:00
森の中に白い岩と水でまっすぐラインが引かれたかのよう。
Co610m付近の谷分岐に来ました。
上空のワイヤーは索道跡?
2019年10月06日 11:02撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 11:02
Co610m付近の谷分岐に来ました。
上空のワイヤーは索道跡?
関西の赤木沢と言われているらしいですが、曇天のせいでいまいち映えない……。
2019年10月06日 11:08撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 11:08
関西の赤木沢と言われているらしいですが、曇天のせいでいまいち映えない……。
渓はキレイだけどね。
2019年10月06日 11:10撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 11:10
渓はキレイだけどね。
この張り出した岩が赤坂谷脱出のランドマークのようです。
2019年10月06日 11:14撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 11:14
この張り出した岩が赤坂谷脱出のランドマークのようです。
この先も美しい谷が続いてるみたいで後ろ髪は惹かれますが、なんせ初めてくる界隈なので……バリエーションを攻めるのはもうちょっと土地勘を得てからにしましょう。
2019年10月06日 11:15撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1
10/6 11:15
この先も美しい谷が続いてるみたいで後ろ髪は惹かれますが、なんせ初めてくる界隈なので……バリエーションを攻めるのはもうちょっと土地勘を得てからにしましょう。
とりあえず左岸側を登っていくけど踏み跡も不明瞭、まあとりあえず尾根に出てから考えようということで登っていきます。
2019年10月06日 11:24撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 11:24
とりあえず左岸側を登っていくけど踏み跡も不明瞭、まあとりあえず尾根に出てから考えようということで登っていきます。
この謎の数字が書かれたピンクテープは断片的にある(後半はだいたい剥がれて落ちてるのであてにはできない)
2019年10月06日 11:26撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 11:26
この謎の数字が書かれたピンクテープは断片的にある(後半はだいたい剥がれて落ちてるのであてにはできない)
幹で作った桟橋状トラバース道と、酒が入ってたと思しきプラ容器……?
人の痕跡はあるんですが踏み跡程度で道とまではいかない。とりあえず標高を稼いていく。
2019年10月06日 11:32撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 11:32
幹で作った桟橋状トラバース道と、酒が入ってたと思しきプラ容器……?
人の痕跡はあるんですが踏み跡程度で道とまではいかない。とりあえず標高を稼いていく。
ルートが合ってるのかなんて知らん、とりあえず稜線を目指せ!
2019年10月06日 11:42撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 11:42
ルートが合ってるのかなんて知らん、とりあえず稜線を目指せ!
途中は知らんけどここはルートだと思っていいようだ……
2019年10月06日 11:46撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 11:46
途中は知らんけどここはルートだと思っていいようだ……
稜線に出た。ここからが大変。とりあえず南東へ進んで800mのピークを越えましょう。このピークのあとがルーファイが面倒。
2019年10月06日 11:55撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 11:55
稜線に出た。ここからが大変。とりあえず南東へ進んで800mのピークを越えましょう。このピークのあとがルーファイが面倒。
尾根上の踏み跡を追い続けると南東〜東に進み続けて釈迦ヶ岳方面へ向かってしまいます。800mPのあと、メイン尾根から右に派生する枝尾根に入って、谷筋にぶつかる寸前でこの踏み跡に乗れば……
2019年10月06日 12:07撮影 by  802SO, Sony
10/6 12:07
尾根上の踏み跡を追い続けると南東〜東に進み続けて釈迦ヶ岳方面へ向かってしまいます。800mPのあと、メイン尾根から右に派生する枝尾根に入って、谷筋にぶつかる寸前でこの踏み跡に乗れば……
カトラ峠の飯場跡に出ます。やれやれ。
ひさびさに地形図とコンパスに首ったけで進んだ。
もしかしたらもっと楽なルートがあるのかもしれない。
2019年10月06日 12:15撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 12:15
カトラ峠の飯場跡に出ます。やれやれ。
ひさびさに地形図とコンパスに首ったけで進んだ。
もしかしたらもっと楽なルートがあるのかもしれない。
ツメカリ谷に向けて下っていきます
2019年10月06日 12:18撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 12:18
ツメカリ谷に向けて下っていきます
部分的に荒れてる。
とはいえ水線から離れすぎずに下るだけでいいので気持ち的にはさっきまでよりはるかに楽。
2019年10月06日 12:31撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 12:31
部分的に荒れてる。
とはいえ水線から離れすぎずに下るだけでいいので気持ち的にはさっきまでよりはるかに楽。
ツメカリ谷に出た!
赤坂谷を離れたあたりから晴れだした空はもうすっかり青。
2019年10月06日 12:37撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 12:37
ツメカリ谷に出た!
赤坂谷を離れたあたりから晴れだした空はもうすっかり青。
ちょっと休んでツメカリ谷下降開始。
2019年10月06日 12:47撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 12:47
ちょっと休んでツメカリ谷下降開始。
おや、ここは……ダイブポイントですね……
2019年10月06日 12:50撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 12:50
おや、ここは……ダイブポイントですね……
尻込み中。
2019年10月06日 12:51撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 12:51
尻込み中。
せいぜい木から3m落ちたくらいが最高記録だったところ、6mの自由落下は人生初体験。思ったより落ちてる時間が長かった。
2019年10月06日 12:54撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 12:54
せいぜい木から3m落ちたくらいが最高記録だったところ、6mの自由落下は人生初体験。思ったより落ちてる時間が長かった。
1回飛んでしまえばもうあとは楽勝ですよ。
2019年10月06日 12:56撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 12:56
1回飛んでしまえばもうあとは楽勝ですよ。
セカンドダイブポイント。
2019年10月06日 12:58撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 12:58
セカンドダイブポイント。
ザックのおかげで沈まないので気が楽。
2019年10月06日 13:00撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 13:00
ザックのおかげで沈まないので気が楽。
この谷の喫水線が刻まれていた。
2019年10月06日 13:16撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 13:16
この谷の喫水線が刻まれていた。
神崎川出合の広〜〜い河原に到着!
ここでキャンプしてもええな。
2019年10月06日 13:19撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 13:19
神崎川出合の広〜〜い河原に到着!
ここでキャンプしてもええな。
ツメカリ谷バイバイ。
すっかり快晴、気温も上がって神崎川取水堰堤まで流されていく準備は万端です。
2019年10月06日 13:24撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 13:24
ツメカリ谷バイバイ。
すっかり快晴、気温も上がって神崎川取水堰堤まで流されていく準備は万端です。
足のつかない深さ、浮かんでいるだけで下山できる幸せ
2019年10月06日 13:26撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 13:26
足のつかない深さ、浮かんでいるだけで下山できる幸せ
この谷に来たら皆、登山家というより下山家になるのでは?
2019年10月06日 13:29撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 13:29
この谷に来たら皆、登山家というより下山家になるのでは?
ずっと流れていけたらいい(?)のですが、当然河原歩きもします
2019年10月06日 13:31撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 13:31
ずっと流れていけたらいい(?)のですが、当然河原歩きもします
2019年10月06日 13:37撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 13:37
空の青と水の青に挟まれて、自己同一性が危うい(笑)
2019年10月06日 13:45撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 13:45
空の青と水の青に挟まれて、自己同一性が危うい(笑)
2019年10月06日 13:47撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 13:47
ここの激流はちょっと怖かったので左岸から逃げました。
2019年10月06日 13:56撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 13:56
ここの激流はちょっと怖かったので左岸から逃げました。
下部の段々は泳ぐよ〜
2019年10月06日 13:57撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 13:57
下部の段々は泳ぐよ〜
セルフィーです。
2019年10月06日 13:57撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 13:57
セルフィーです。
小学生だったらここの釜で余裕で1週間くらい遊べそうだな。
2019年10月06日 13:59撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 13:59
小学生だったらここの釜で余裕で1週間くらい遊べそうだな。
あ〜、気持ちいい……
2019年10月06日 14:01撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 14:01
あ〜、気持ちいい……
天然のビール冷却ポイントです。
2019年10月06日 14:03撮影 by  HERO7 Black, GoPro
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10/6 14:03
天然のビール冷却ポイントです。
遊べる個所も終わりが近づいてきてしまいました。
2019年10月06日 14:06撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 14:06
遊べる個所も終わりが近づいてきてしまいました。
最後は盛大に飛び込むZE
2019年10月06日 14:08撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1
10/6 14:08
最後は盛大に飛び込むZE
ああ、終わってしまった……

妙に時間が空いてるのはわざわざ戻ってもう1回楽しみにいったからです
2019年10月06日 14:15撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1
10/6 14:15
ああ、終わってしまった……

妙に時間が空いてるのはわざわざ戻ってもう1回楽しみにいったからです
取水堰堤につきました。お楽しみはここまでです。
2019年10月06日 14:17撮影 by  802SO, Sony
10/6 14:17
取水堰堤につきました。お楽しみはここまでです。
対岸のステップに泳いで取りついたのですが、ここの水がよどんでるせいか微妙にクサい……
2019年10月06日 14:30撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 14:30
対岸のステップに泳いで取りついたのですが、ここの水がよどんでるせいか微妙にクサい……
上陸してこの階段を上ってさあ脱出完了かと思ったら……
2019年10月06日 14:30撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 14:30
上陸してこの階段を上ってさあ脱出完了かと思ったら……
なんとこの堰堤施設までのコンクリート道が鉄条網つきの扉で閉ざされていた模様……
しばらく右往左往したけど、まあ上がればどっかで林道に出られるでしょと強引に斜面を登りだす。かなりの傾斜。
2019年10月06日 14:37撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 14:37
なんとこの堰堤施設までのコンクリート道が鉄条網つきの扉で閉ざされていた模様……
しばらく右往左往したけど、まあ上がればどっかで林道に出られるでしょと強引に斜面を登りだす。かなりの傾斜。
最後の最後で二足歩行という人間の尊厳を奪われましたがここから林道に出てこれました
これが本当に正規の脱出路なんですか……??
2019年10月06日 14:44撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 14:44
最後の最後で二足歩行という人間の尊厳を奪われましたがここから林道に出てこれました
これが本当に正規の脱出路なんですか……??
閉ざされた道を使えばここから楽に脱出できたんでしょうね
2019年10月06日 14:50撮影 by  HERO7 Black, GoPro
1
10/6 14:50
閉ざされた道を使えばここから楽に脱出できたんでしょうね
行きに赤坂谷入口で見上げた橋から、赤坂谷を見下ろす。
2019年10月06日 14:54撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 14:54
行きに赤坂谷入口で見上げた橋から、赤坂谷を見下ろす。
道の駅奥永源寺は廃校を改築したものらしい
2019年10月06日 17:00撮影 by  802SO, Sony
10/6 17:00
道の駅奥永源寺は廃校を改築したものらしい
今日もいい天気でした……
2019年10月06日 17:41撮影 by  802SO, Sony
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10/6 17:41
今日もいい天気でした……
さて、今度はどこへ行こうかな……
2019年10月06日 14:55撮影 by  HERO7 Black, GoPro
10/6 14:55
さて、今度はどこへ行こうかな……
赤坂谷→ツメカリ谷への乗越の個人的な所見を書いてみた。
2019年10月08日 01:32撮影 by  802SO, Sony
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10/8 1:32
赤坂谷→ツメカリ谷への乗越の個人的な所見を書いてみた。

感想

そろそろ沢で泳ぐのもシーズン的に限界かなということで泳ぎ納めにやってきた神崎川。どうにもすっきりしない曇り空の中スタート。赤坂谷序盤はまだ曇りで気温も高くなく、どうせ後半イヤでも泳ぐんだから……と水中を進むのを避けた。核心部の連瀑は意外とあっさり通過できた(とはいえ2段目は多少怖い)。
関西の赤木沢とか呼ばれるらしい部分も曇りではいまいち映えないのが残念、しかしそれでも森の中に一直線にひかれたかのような白い岩と水のラインは美しい光景だった。660m付近の張り出した岩、正直まだまだ美しそうな谷が続いていたけど、初めて来る土地勘のないとこで一応正規っぽいルートを大きく外れるのは怖かったのでここから谷を離れることにした。次はもっと上流まで行ってもいいかな。
で、ここから稜線への登りだけど、ピンクテープやら写真にあげた酒の容器やら断片的に人の痕跡と、心の眼で見える道を辿った。正直よほどやばい谷状の崩壊地とか進まない限り、このへんはどこ進んでも同じだと思う。どうせ途中で現在地特定なんてできないし、ひとまず稜線に抜けてしまってから考えればいいように思う。
で、稜線に出たら出たでそこから先も地形が細かく大変。先駆者様のトレースを見てしっかり進むべき地形的特徴を把握しておくが吉。自分も釈迦ヶ岳方面へ続く東の尾根に入りかけた。一応カトラ峠飯場じたいは鞍部の地形だが尾根を通した踏み跡はないんだろうか?結局北側から小尾根を降りた後、沢筋の対岸へ移動しトラバース的に飯場に到着した。
ここからはもう迷わないはず。ツメカリ谷へ向けて沢筋を下り続ける。結局ダイブする6m滝より上流へ4分程度のところに降りてきた。ツメカリ谷も下るだけなのだが、自由落下というイケナイ遊びを覚えてしまった……(笑)
神崎川に合流してからはもう半分遊び。適当に流されては歩き、歩いては流され……気温も上がってきてたっぷり水につかっても全然寒くない。堰堤まで1時間ちょい、夢のように楽しい時間だった。

それだけにまさか最後であんな核心部が待っていようとは……取水堰堤のちょっとクサイ水を泳ぎ上陸し、正規の道が封鎖されているため林道への急斜面を4足歩行になって這い上がる苦行……これ以外脱出方法はない(しいて言えば取水堰堤自体を右岸から大巻きして、行きの神崎川への降下道を上ることは可能かもしれない……?)はずなのに、いまだにあれが正規の脱出方法なのか疑問が消えません。

鈴鹿の山ということでいうと昔、御池岳から「真ノ谷」を下って廃村茨川へ降りたことがあるけど、伏流した谷は大規模に崩壊していて「これじゃ真じゃなくて魔の谷だな」とか「この道がヤマケイの登山地図にしれっと載ってるのはおかしい」とか同行者と愚痴を言いながらほうぼうの体でたどり着いたという記憶しかなく、鈴鹿の谷に対する評価は「全体が現在進行形で崩れつつある山のヒルまみれらしい谷」というまあ最低のランクだったわけですが……崩れてるのはあそこだけだったんでしょうか?(笑)ヒルもまあ時期が時期だけにほぼおらず快適、鈴鹿の山に対する評価点はだいぶ上がりましたとさ。
とりあえず今年はこれで沢おさめですかね〜。

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