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Yamareco

記録ID: 2054911
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

最後の奥穂高岳(2)奥穂高岳

2019年10月06日(日) [日帰り]
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天候 晴れ、山頂曇り
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
5:58 日曜日の朝。見事に晴れました。期待できるぞ。
テント張りには苦労したけど、狭い場所だったが体を横たえる部分が平らになってゆっくり寝られたので気分が良い。
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5:58 日曜日の朝。見事に晴れました。期待できるぞ。
テント張りには苦労したけど、狭い場所だったが体を横たえる部分が平らになってゆっくり寝られたので気分が良い。
穏やかな朝です。ユメさんもなかなか起きてこない。
朝食はonishiのライスと家で作ったパン。
穏やかな朝です。ユメさんもなかなか起きてこない。
朝食はonishiのライスと家で作ったパン。
6:17 
隣のテントの若者はまだ高校生で父親と山に来たと言う。弟はだめらしいが、自分は山が好きだと言う。老け顔だけど、親父と一緒に来るなんて、いい倅だ。
今朝下山すると言う。
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6:17 
隣のテントの若者はまだ高校生で父親と山に来たと言う。弟はだめらしいが、自分は山が好きだと言う。老け顔だけど、親父と一緒に来るなんて、いい倅だ。
今朝下山すると言う。
6:28 穂高岳に向かう。
6:28 穂高岳に向かう。
パラダイスコースからザイテンに向かう。テントを張った場所がコースの脇だったので、そのまま進んだ。
パラダイスコースからザイテンに向かう。テントを張った場所がコースの脇だったので、そのまま進んだ。
7:27 ザイテンへのトラーバース
7:27 ザイテンへのトラーバース
7:47 ザイテンの取り付きに来る
7:47 ザイテンの取り付きに来る
7:49 ザイテンを見上げる。50年前にこの道を歩いているのだが記憶がない。こんなに灌木があったかな、と思いながら見上げた。
7:49 ザイテンを見上げる。50年前にこの道を歩いているのだが記憶がない。こんなに灌木があったかな、と思いながら見上げた。
8:01 いよいよ登るぞ。でも自分の印象にあるのは、岩だらけのザイテンだった。
8:01 いよいよ登るぞ。でも自分の印象にあるのは、岩だらけのザイテンだった。
黄色いヘルメットの女性に声をかけたら高槻から一人で来たと言う。山荘までと言っていたけど、一緒に行きましょうと誘った。
黄色いヘルメットの女性に声をかけたら高槻から一人で来たと言う。山荘までと言っていたけど、一緒に行きましょうと誘った。
灌木帯を抜けて私のイメージの岩稜帯にでる。
灌木帯を抜けて私のイメージの岩稜帯にでる。
8:42 前穂の東稜や屏風岩にガスがかかって嫌な雰囲気。
8:42 前穂の東稜や屏風岩にガスがかかって嫌な雰囲気。
8:51 稜線は雲がかかって展望は望めないようだ。
8:51 稜線は雲がかかって展望は望めないようだ。
9:15 山荘の建物が近づく。
9:15 山荘の建物が近づく。
9:17 穂高山荘到着
9:17 穂高山荘到着
ユメさん、ここまで来たから、あとひと踏ん張り
ユメさん、ここまで来たから、あとひと踏ん張り
9:37 さあ、いよいよ山頂をめざしますよ
9:37 さあ、いよいよ山頂をめざしますよ
ここ雪壁になるところかな。
ここ雪壁になるところかな。
10:08 青空がでた。
10:08 青空がでた。
10:15 迫力ある〜
10:15 迫力ある〜
10:21 山頂は近いよ
10:21 山頂は近いよ
10:29 山頂が見えます
10:29 山頂が見えます
10:32 手前の道標の右がジャンダルム
10:32 手前の道標の右がジャンダルム
10:34 はい、登頂だよ
10:34 はい、登頂だよ
はい、10:35 奥穂高岳登頂です。この祠の部分は偽山頂。1m作り足した部分です。北岳と競って意思を積み上げました
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はい、10:35 奥穂高岳登頂です。この祠の部分は偽山頂。1m作り足した部分です。北岳と競って意思を積み上げました
みんな、あの上に乗るために順番待ちしていましたが、穂高神社の奥宮ですよ。
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みんな、あの上に乗るために順番待ちしていましたが、穂高神社の奥宮ですよ。
キミさんも山頂に来られて満足してくれました。
ユメさん、よかったね。この方向版のある方が本当の山頂ではないのかな。そういえば、三角点を見ていないんだけど。もう一度三角点探さないといけないかな。
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キミさんも山頂に来られて満足してくれました。
ユメさん、よかったね。この方向版のある方が本当の山頂ではないのかな。そういえば、三角点を見ていないんだけど。もう一度三角点探さないといけないかな。
11:07 右の爺様、78に成るんだそうですが、2,3年前から山に凝りだしたみたいで、ジャンの上まで行きたいなどと言い出す。千葉の爺様、このあと私たちの後について稜線を歩いてきた。装備だけはそろえているみたい。怖い爺様でした。馬の背に行きたいと言う。
ジャンを見て「あの上でビバーグしなきゃ」などと言うのだから、お付き合いできない。
歳を取ったら、周りに迷惑かけないように行動しないとね、と言ったら、民生委員の様な事を言う、と切り返してきた。
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11:07 右の爺様、78に成るんだそうですが、2,3年前から山に凝りだしたみたいで、ジャンの上まで行きたいなどと言い出す。千葉の爺様、このあと私たちの後について稜線を歩いてきた。装備だけはそろえているみたい。怖い爺様でした。馬の背に行きたいと言う。
ジャンを見て「あの上でビバーグしなきゃ」などと言うのだから、お付き合いできない。
歳を取ったら、周りに迷惑かけないように行動しないとね、と言ったら、民生委員の様な事を言う、と切り返してきた。
少し近づきました。11:36
少し近づきました。11:36
ユメさんもここまで来て満足してくれました。切り立った稜線の上を歩くのは、衝撃的であったようです。
私は2度歩いていますが、もはや無理かなと観念したけど、来年西穂から歩いてみたい。3度目の挑戦ってありですかね。
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ユメさんもここまで来て満足してくれました。切り立った稜線の上を歩くのは、衝撃的であったようです。
私は2度歩いていますが、もはや無理かなと観念したけど、来年西穂から歩いてみたい。3度目の挑戦ってありですかね。
12:07 1時間ほど山頂にいましたね。下山します。
12:07 1時間ほど山頂にいましたね。下山します。
屏風岩が低く見えますね
屏風岩が低く見えますね
12:29 山荘の屋根が見えてきました
12:29 山荘の屋根が見えてきました
12:37 梯子を下りれば山荘ですよ
12:37 梯子を下りれば山荘ですよ
キミさん頑張りました。
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キミさん頑張りました。
12:45 山荘のテラスで大休憩。
12:45 山荘のテラスで大休憩。
13:13 ユメさん、また来ようね。
次回は山荘に泊まって、ジャンに行きたいよね。
13:13 ユメさん、また来ようね。
次回は山荘に泊まって、ジャンに行きたいよね。
13:19 名残惜しいけど下山します。
涸沢岳にと思ったけど、奥穂の余韻を抱いて下ります。
13:19 名残惜しいけど下山します。
涸沢岳にと思ったけど、奥穂の余韻を抱いて下ります。
前穂の東稜が真正面に見えて・・
あの東稜、若い時に歩きたかったな・・・
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前穂の東稜が真正面に見えて・・
あの東稜、若い時に歩きたかったな・・・
13:36 眼下の涸沢
13:36 眼下の涸沢
14:23 ザイテンの取り付きが下に
キミさんは奥穂の稜線見上げてるんですかね。歩いたんですよ!
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14:23 ザイテンの取り付きが下に
キミさんは奥穂の稜線見上げてるんですかね。歩いたんですよ!
14:27 取り付きで休憩
14:27 取り付きで休憩
一人前穂眺めている男性、絵になるかなと思ったら振り向いた。私の隣の町の若者でした。
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一人前穂眺めている男性、絵になるかなと思ったら振り向いた。私の隣の町の若者でした。
5・6のコルに立ってみたい気もするけど。《涸沢乞食》でもしないと遊べないだろう。
昔の言葉で、涸沢に長くテントでいて、下山する人たちの残り物を貰うのを「涸沢乞食」と言っていました。50年前だけど・・・
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5・6のコルに立ってみたい気もするけど。《涸沢乞食》でもしないと遊べないだろう。
昔の言葉で、涸沢に長くテントでいて、下山する人たちの残り物を貰うのを「涸沢乞食」と言っていました。50年前だけど・・・
15:28 涸沢小屋への道は紅葉ロードでした。
15:28 涸沢小屋への道は紅葉ロードでした。
物思いにふける青年?
物思いにふける青年?
15:31 涸沢の秋は、初めて来ました。ユメさんが誘ってくれたおかげです。
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15:31 涸沢の秋は、初めて来ました。ユメさんが誘ってくれたおかげです。
あの岩、名前がついているはず。
あの岩、名前がついているはず。
日本には四季があっていいよね。
日本には四季があっていいよね。
偶然、撮った写真だけど、よく見ると良いね。
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偶然、撮った写真だけど、よく見ると良いね。
15:33 テント場に戻るのですが、写真を撮り忘れて、テン場に戻ってからの写真はありません。
テン場がすいたので移動したのですが、それに時間がかかって、夕食後にすぐ寝たのですが、3時ごろから目が覚めて片づけをしていましたね。
15:33 テント場に戻るのですが、写真を撮り忘れて、テン場に戻ってからの写真はありません。
テン場がすいたので移動したのですが、それに時間がかかって、夕食後にすぐ寝たのですが、3時ごろから目が覚めて片づけをしていましたね。

感想




コースタイムはユメさんの記録を見てください。
涸沢まで、ゆっくりではあったが、テントを背負って登れたことに自分で感激していました。正直テントの選択は誤りましたが・・。
催眠剤のお蔭で10時間は寝たでしょう。足腰に痛みもなく、ユメさんのガスでお湯を沸かしてもらい、尾西のごはんで朝を済ませて、6時半ごろ奥穂をめざします。ユメさんトップで。ザイテンの途中でキミさんという女性と出会って、一緒にパーティ組みました。
山荘までの時間は、まあまあだと思うのですが、2012年の5月の印象が強くて、改めて山頂までの道を楽しみました。風が稜線にでると一気に冷たく感じ、冬が来ることを感じさせました。
穂高の山頂へ3人で登って、たっぷり休憩しました。
ジャンダルムまでの道が一番厳しい岩の鋭角な稜線を歩くので、特に馬の背は厳しい角度で、下るよりは登りの方が良いので、西穂から縦走するのが進められているのかな。
でも今回、元気なユメさんも写真を撮った場面で、諦めていましたから、やはり厳しいのだと思います。穂高山荘に泊まっていけばかの性はまだるかも。
さすが74歳に成ってみると、難しさを感じましたが、何度も穂高や槍の稜線を歩けば、行けるかなみたいな気にもなりました。 
しかし、テント場にもどり、正直、久しぶりの穂高には疲れました。興奮よりも、目いっぱいの行動であったと言う感じがしたのは、山荘で、涸沢岳に行けたにも関わらず行く気がおきなかったことです。
それが歳なのだろうと思うと、強がりは言えないですね。
紅葉、きれいでした。

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