岩手山・コマクサ見物(焼走り）＋(ハヤチネウスユキソウ)

2012年07月08日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.9km
• 登り: 1,467m
• 下り: 1,431m

コースタイム

焼走りコース登山口4:20---(朝食15分)---6:20第2噴出口跡---7:18ツルハシ分かれ7:23----8:26平笠避難小屋8:32---9:15薬師岳(山頂)9:40----10:22八合目避難小屋10:35----(新道)---13:12馬返し登山口

天候

曇〜山頂近くはガス（時々晴れて日差し）

アクセス

利用交通機関：

バス

コース状況／危険箇所等

・焼走りコースは長いが、傾斜、路面など全体的に歩きやすい。とくに中腹のコマクサ見物にはうってつけ。
・馬返しコース(新道）を下山。心配した程急坂ではなかったが、焼走りよりは急で滑りやすい所もある。しかし、7合目から下は樹林帯の中で日差し(曇ってはいた)を遮ってくれる。途中から、標識間の距離標示が実感よりかなり短いと感じるものがいくつかあった。（どうやって測定してんの？）
・危険箇所は，とくに無し。

写真

7/8 6:22

登り口から、中腹以上は雲の中。
（撮らずに登る）
第2噴出口跡でようやく展望あり、見下ろした1枚

7/8 6:40

第1噴出口跡から見上げる

7/8 6:42

7/8 6:48

ベニバナイチヤクソウ

7/8 6:53

コマクサロード
の始まり

7/8 6:50

大株のコマクサが多い

7/10 6:46

他の植物と混生している
のが岩手山の特徴?

7/8 6:59

7/11 22:25

雨の水玉をまとって

7/8 8:00

コマクサが終わると
シラネアオイが次々と

7/8 8:09

ヤマオダマキ

7/8 8:09

ミヤマカラマツ

7/8 8:22

雨で透き通るサンカヨウ

7/8 8:24

ミネザクラが満開

7/8 8:25

7/8 8:27

平笠不動避難小屋

7/8 8:29

7/8 8:32

こんな所にタンポポ！？

7/8 8:34

変わった色のエンレイソウ

7/8 8:38

ハイマツの松ぼっくり？
もかわいい

7/8 8:50

キバナノコマノツメ
かな

7/8 8:54

イワヒゲ

7/10 6:56

コラボ

7/8 9:07

イワウメ
は終わり

7/8 9:16

薬師岳(山頂）

7/8 9:43

斜面は黄色がいっぱい

7/8 9:46

外輪山にあった巌鷲山
(岩手山の別称)の標柱

7/8 9:52

薬師岳と妙高岳(火口丘）

7/8 10:06

ミヤマキンバイ

7/8 10:14

ハクサンチドリ色違い

7/8 10:22

8合目避難小屋
(にしては立派な）

7/8 10:36

鬼ヶ城かな

7/8 10:43

鉾立(7合目分岐点）から
（浅間山と似た感じ）

7/8 12:35

一合目
（登山口までだいぶある）

7/8 13:12

馬返し登山口

7/8 13:12

7/8 13:13

山頂部はやはり雲の中

7/7 17:50

天気が良ければこんなふうに・・・
(宿にあった絵画から）

7/7 10:15

（以下、ふろく）
途中で寄った、早池峰山は風・霧雨
ハヤチネウスユキソウ

7/11 21:51

7/7 10:16

7/11 21:51

7/7 11:53

ヤマオダマキ

7/7 13:35

これも美しい下草たち

撮影機器：

D90 ニコン

感想

kikutoyo

　まだ登ってなかった岩手山に登る機会を得たが、梅雨時で天気が心配だった・・。
案の定、予定日が近づくにつれ、梅雨前線が北上してきて東北地方も梅雨模様。それでも、直前に前線がやや南下しそうで大丈夫かなと思わせたが、そのすぐあとにしっかりと日本海側を低気圧がやってきて、結局雨予報のまま当日となってしまった。早池峰山は雨こそしだいに止んでくれたものの、湿気を含んだ風とガスが結局とれずじまい。何とか雨に濡れたハヤチネウスユキソウを見ることはできた。

　それなら翌日の岩手山に期待、ということになったが、急にすっきり晴れるわけもなく、山頂部にはガスがしっかりかかったままとれなかった。それでも、第1噴出口を過ぎてからの登山道脇のコマクサにはやはり驚いたな。北アルプスなどと比べると、大株で数も多いようだ(といっても、この時期に北アのメインコースにいったことはないのだが)。それと、ガレた斜面にコマクサが一面に咲いている、というのではなく、他の植物と混生して咲いているのは，余り見たことがない。

　ともかく、この時期の岩手山のコマクサはさすがに来て良かったと思わせるだけの価値がある。　他にもいろんな花が咲いていて良かったが、山頂部斜面の、コマクサとキバナノコマノツメとの競演も良かった。ただ、そのときにガスっていたの残念だった。

　登山のもう一つの楽しみ、山頂からの周りの山々の展望がなかったのも残念だが、今回はコマクサに免じてよしとしよう。