八海山(入道岳)🍁雲海と紅葉に魅せられて

2019年10月21日(月) [日帰り]

• GPS: 05:51
• 距離: 8.2km
• 登り: 791m
• 下り: 740m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:30
• 休憩: 0:58
• 合計: 6:28

9:23 八海山ロープウェイ山頂駅
9:44 9:45 大倉口分岐
10:04 10:05 漕池
10:26 10:26 女人堂
10:43 10:45 秡川
11:15 11:16 八海山（薬師岳）
11:27 11:52 千本檜小屋
12:05 12:05 地蔵岳
12:09 12:09 不動岳
12:27 12:30 七曜岳
12:35 12:35 白河岳
12:38 12:38 釈迦岳
12:45 12:45 摩利支岳
12:58 13:00 八海山（大日岳）
13:09 13:10 八ツ峰迂回路分岐
13:26 13:42 八海山
14:37 14:41 千本檜小屋
14:45 14:45 八海山（薬師岳）
15:01 15:01 秡川
15:06 15:07 女人堂
15:18 15:18 漕池
15:32 15:33 大倉口分岐
15:50 15:50 八海山ロープウェイ山頂駅
15:51 ゴール地点

ロープウェイ山頂駅から千本槍小屋まで登り2時間でしたが、下りが1時間余りというのは、下山時の迂回路を通過中にロープウェイの最終時間が16時20分で余裕がないことに気付き、大急ぎで下りたためで参考にしないでください。また、八ツ峰経由、入道岳まで往復するには(勿論、下りは迂回路経由)、朝一の時間(平日は8時20分)でロープウェイに乗らないと、時間的に厳しいと知りました。今回、9時10分頃の乗車でした。計画するうえで大事なポイントです。千本槍小屋に一泊が無難かもしれません。

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八海山ロープウェイの駐車場は手前ではなく、一番奥でした。間違えて仕度していたら係りの人が教えてくれました。
六日町温泉からロープウェイ乗り場まで12.9km、車で21分。そこから新幹線で東京へ帰る兄を送り届けた浦佐駅まで15.3km、23分。浦佐駅から酒田までは284km、3時間56分。

コース状況／危険箇所等

千本槍小屋までは、薬師岳手前の長い鎖場以外は問題なし。その先の八ツ峰は、鎖場や垂直の梯子など極めて危険なコース。岩場の経験のない人や、高所恐怖症、疲労困憊の人は無理です。迂回路も「危険箇所の迂回」では全くないです。迂回路も危険と考えた方が無難だと思います。八ツ峰は、ヘルメット必須。

その他周辺情報

苗場山から下山後、かまど炊きの魚沼コシヒカリが旨い宿と、TVで紹介されていた六日町温泉の旬彩の宿「板戸城」に前泊。ご馳走が並び八海山「魚沼で候」がすすみました。http://www.sakadojo.com/
地酒「八海山」の醸造元、「魚沼の里」は、時間がなくて寄れなかったですが、今度、巻機山の時は必ず行って見ようと思います。http://www.uonuma-no-sato.jp/

写真

10/20 19:31

前泊の宿で。「三山飲み比べセット」」(八海山、板戸山、金城山)の八海山で安全登山を祈念して乾杯!!

10/20 19:26

「三山飲み比べセット」です。

10/20 20:00

八海醸造(八海山)の「魚沼で候」もいただき候。

10/21 8:18

六日町温泉　板戸城。八海山ロープウェイ乗り場までは車で20分余り。

10/21 9:20

八海山ロープウェー山頂駅のテラスと雲海。宿で目覚めたら、予報に反して低く垂れこめた雲でがっかり。でも納得。見事な雲海に感動!!

10/21 10:03

真っ赤な漆と薬師岳

10/21 10:10

紅葉は見ごろ。

10/21 10:18

雨池？⇒漕池

10/21 10:24

紅葉と雲海。

10/21 10:25

女人堂から薬師岳を望む。

10/21 10:26

女人堂の小屋

10/21 10:42

祓川

10/21 11:11

薬師岳直下の鎖場

10/21 11:17

薬師岳

10/21 11:26

千本槍小屋とオリジナルTシャツ。メンバーの一人はここで引き返します。

10/21 11:50

千本槍小屋。テントの人たちは本格的なロッククライミング姿。八ツ峰以外にロッククライミングのゲレンデがあるんでしょうね。

10/21 11:57

最初の地蔵岳への登りと迂回路の分岐。白装束の方も登っていました。

10/21 12:03

地蔵岳から薬師岳を望む。紅葉が一段と奇麗です。

10/21 12:04

地蔵岳の足元に六日町の街並みが。

10/21 12:09

不動岳。

10/21 12:11

不動岳から望む大日岳？

10/21 12:12

八ツ峰の縦走、先を進むパーティの方。こちらも緊張の連続。不動岳から七曜岳への下り。

10/21 12:24

不動岳側から七曜岳への登り。

10/21 12:25

七曜岳側から不動岳からの下り。

10/21 12:30

七曜岳で。

10/21 12:34

七曜岳からの下り。

10/21 12:35

白河岳。

10/21 12:39

釈迦岳と摩利支岳の間にある迂回路につながる分岐。

10/21 12:40

分岐の先、摩利支岳への登り。梯子です。

10/21 12:44

地蔵岳、不動岳、七曜岳、白川岳、そして気付かず通過した釈迦岳をを経て摩利支岳に到着。残すは大日岳。

10/21 12:46

摩利支岳からの下り。

10/21 12:51

大日岳への取り付きにある梯子。

10/21 12:53

さらに鎖。

10/21 12:54

高度差が・・・。

10/21 12:55

大日岳に到着。

10/21 13:00

大日岳からの下り。来る前、「意外と大したことがない」というレコみて来ましたが、実際、「大したことある」という感想でした。これが最後ではなく、この後、もう一本、鎖場が待ってました。

10/21 13:04

最後の鎖場。最後の緊張。

10/21 13:32

八海山最高峰(1778m)の入道岳に到着。メンバー1，2。

10/21 13:32

入道岳山頂から中の岳を望む。奥には荒沢岳、燧ヶ岳や平ヶ岳も見えてました。足元の水無川上流部の眺めも見事です。

10/21 13:33

同じく、駒ヶ岳。八海山と中の岳で越後三山。

10/21 13:35

同じく、五竜岳、雲の中は巻機山？

10/21 13:35

同じく、六日町(南魚沼市)を望む。

10/21 13:41

さあ、下ります。メンバー2，3。

10/21 13:47

入道岳からの引き返す途中から望む八ツ峰。水無川側の岸壁と言い、大日岳の山容と言い、仲間が「ジャンダルムだ！」と叫んでいました。

10/21 14:01

大日岳直下の迂回路への分岐。

10/21 14:05

迂回路とは言うものの、梯子が・・・。

10/21 14:24

こんな鎖場まで。これはもはや迂回路ではない!!

10/21 16:09

無事下山。昨夜の「八海山」の御利益ありました!!

撮影機器：

AQUOS ZETA SH-01G シャープ

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

URBANO V03 au 京セラ

感想

またやん

銘酒八海山のイメージも強く、いつも高速道路や新幹線から眺め、一度は登ってみたいと思っていた八海山。駒ヶ岳を登った時、いつか越後三山を全部登ってみたいと思ったものでしたが、行きたい山が他に多く、ついつい後回しになってしまっていました。

裏を返すと、ロープウェイで簡単に登れる魅力の少ない山と高をくくっていたのかも知れません。しかし、今回、登ってみてとても魅力的な山だと実感しました。また、物凄く危険な山だということも再認識できました。四人のうち一人は、当初から千本槍小屋で引き返すと決めていましたが、十分に秋の八海山を満喫できたと思います。

ロープウェイ山頂駅から見た雲海は、魚沼の地形も手伝ってか、とても美しく癒されます。紅葉と共に観光資源としても一級品でしょう。一方で地蔵岳から大日岳の八ツ峰は、非常に危険を伴う縦走路。また、越後三山の駒ヶ岳や中の岳、足元の水無川や南魚沼市の街並等、変化にとんだ景色は感動ものです。

何だか大好きな場所を新たに見つけたような気がしています。南魚沼市、魚沼市、十日町、津南町、秋山郷など周辺一帯は数々の山の魅力もさることながら、温泉や地酒・グルメなど山＋αの魅力が詰まったエリアです。巻機山や駒ヶ岳の優先順位が上がってしまったかな（笑）