焼岳 （新中の湯ルート）

2011年09月18日(日) [日帰り]

• GPS: 05:30
• 距離: 7.4km
• 登り: 872m
• 下り: 872m

コースタイム

5：40登山口スタート〜6：40旧道（廃道）出合〜6：50りんどう平（2060m）〜7：30目印（岩に大きく2300mの赤ペンキ）〜7：40火口湖〜7：50北峰山頂9：30〜帰路ピストン〜11：10下山完了

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

安房峠10号ガーブと11号カーブの間の路肩に10台ほどのスペース有り

コース状況／危険箇所等

コースはきちんと整備されています。
南峰は崩落の危険あり立ち入り禁止。
北峰は頂上直下にちょっとした岩登りがあり一部風化しています。
下りる際要注意。
もちろん火山ガスにも注意して…

写真

7/16 18:36

登山口より　5：40
霞沢岳の稜線が浮かび上がる

7/16 18:36

登山道入り口付近

7/16 18:36

森に朝日が入り込む
湿度急上昇…

7/16 18:36

2000m付近
森林限界地点より
山頂を仰ぎ見る

7/16 18:36

ナナカマドが
少し色づく

7/16 18:36

ダケカンバは
まだ緑色

7/16 18:36

左　南峰（2455m）
右　北峰（2399m）

7/16 18:36

コル着
南峰に抱かれるように
火口湖が姿を現す

7/16 18:36

北峰直下
火山ガス噴出

7/16 18:37

北峰直下
ちょっとした岩登り

7/16 18:37

振り返って1枚
稜線上に小さく
登山者が見える

7/16 18:37

山頂1番乗り

7/16 18:37

山頂より北東
箱庭のような上高地

7/16 18:37

山頂より北北東
左から
西穂、奥穂、前穂

7/16 18:37

山頂より北
槍ヶ岳

7/16 18:37

山頂より北北西
笠ヶ岳

7/16 18:37

山頂より西
雲海の向こうに白山

7/16 18:37

山頂より南西
焼岳南峰
左奥に乗鞍

7/16 18:37

ミヤマキンバイ

7/16 18:37

トリカブト

感想

shimokazu

駐車場はすぐいっぱいになる。
という訳で車中泊（前泊）にした。
これが正解だった。　この日は満点の星空。
寝るのがもったいないくらいの感動の星空だ。
AM3時〜5時までコーヒーを友にずっと眺めていた。

5：40　出発だ。森の中はまだ暗い。足にあたるシダの葉が気持ちいい。
6：00　朝日が森に差し込むと一面の夜露が蒸発し湿度が上がる。
森の中は冷え固まった黒い溶岩と火砕流でえぐられた地形が相まって
熊というより恐竜が出てきそうな雰囲気…
が、それも2000mまで。

6：40　2000m付近から森林限界となり高木が無くなり眺望が良くなる。
と同時に風も涼しくなり、少し色付いたナナカマドを眺めながらの
気持ちいい登りを楽しむ。

7：30　2300mを越えてからは岩が多くなり時折硫黄のにおいがする。
7：40　コル到着。　思わず「おお〜」と声がでる。
おもしろいことに後から来た人も同じ反応(笑)。
そう、コルに立ってその反対斜面を見ると火口湖が見えるのだ。
ここに立たないと見ることが出来ない火口湖はエメラルドに輝いていた。

ここから最後はちょっとした岩登りをする。
ガス噴出孔の真横を息を止めて通過。

7：50　山頂からは見事な360度のパノラマ。
1番乗りで絶景をしばし堪能。
雄大な名高い峰々が周りを囲み　下には箱庭のような上高地を眺める。

山頂は続々と人が集まりだし大賑わい。
一期一会。　出会った方々との交流も山の醍醐味。
「またどこかで」
そう言って山を下りた…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　by shimokazu