アザミ平・立山・紅富台サンショウバラ・ハイク


- GPS
- 03:59
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 343m
- 下り
- 1,004m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
立山は昭文社の地図にはないがよいハイキングコースで駿河小山市などの整備が行き届いている。 |
感想
Topics:籠坂峠・立山・紅富台サンショウバラ・ハイク
今年二回目の紅富台・立山。10日前に立山付近、標高1000−1100m付近のサンショウバラを見に行った。その後標高1300mの山頂付近の株が開花したので、もしかしたらまだ残っているかと思い、ハイカットの登山靴の慣らしもかねて、出かけた。なお夕方歯医者の予約があるので午前中で下山する計画。 いつもの御殿場8時10分の河口湖行きバスに乗り込んで、籠坂峠に向かう。その前に今日は御殿場駅周辺の蕎麦屋、ラーメン屋チェック。軽食しか持っていないのでバスと御殿場線の帰り時間の30分の余裕に昼食をとる計画。8時50分前に籠坂峠で下車、墓地の入り口でミネザクラを見る。墓地奥のハイキングコース入口に入る。台風で崩壊箇所があるものの、新しい踏み跡ができており問題なし。
15分もしないうちに立山とアザミ平の分岐に出た。今日はアザミ平に向かう。そのあたりのバラの花を見に行くつもり。9時半前にはアザミ平に到着、立山方面に向かう前に少し進んでアザミ平周辺のバラを調べた。すると白いバラが開花を始めていた。調べてみるとフジイバラらしい。普通のノイバラより花の中心の黄色が目立つ。8月〜9月にはこの辺りにフジアザミが咲くらしい。
また足元には背の低い、綿の花のようなアオイ科の花かと見える白い花がーー不明の花。バラなどを撮影して立山方面に戻る。畑尾山からさらに立山方面に進んで分岐を展望台方面に進むとサンショウバラが散っていた。このなだらかな立山の山頂付近標高1300mあたりにサンショウバラが分布している。前回は1100m付近の株が満開だったが、それから10日以上たってどうやら山頂付近の株も開花が終わり、散っていた。しかしがっかりするわけでなく、散っている場所を確認し、サンショウバラの下部を探し、その分布を確認するのが今回の目的。どのあたりに分布しているのかよくわかった。
展望台ではふたたびフジイバラが開花しており、またナツグミと思われる花が終わりに向かっていた。この果実がどうなるかで、樹木の種類もはっきりするが、暑い中、またでかけるかーー??フジイバラを撮影し、展望台から須走方面への踏み後も確認し(おそらく地図に出ている富士スピードウエイ、ゴルフ場方面に向かう道)、立山山頂に戻る。するとサンショウバラの散り残りの花が見られた。これらを撮影して満足。このあたりは標高1100m−1200mの間と山頂周辺1300m付近にサンショウバラの株が点々と広がっているようだ。
立山山頂から少し下って行くとまたフジイバラとは異なり、ナツツバキかヒメシャラのような花が咲いている樹木がある。花の多くは散っていたがまだ残っている株もあった。
これらは山頂から少し下がった立山・須走分岐(展望台分岐)から立山砂場の標高1200m前後の場所にあった。サンショウバラはさらに下った辺りにも分布しており、またサワギクらしき黄色の花もあった。ヤマボウシなどもサンショウバラとほぼ似たような場所に分布している。またうつぎに似たズミらしき花も見かけた。これらはさらに確かめてみないと確信は持てない。ズミはバラ科の樹木で赤や黄色の果実がすっぱいことから酸実(ずみ)と言う名がついたとも言われる。これも後で実を見てみないとわからない。展望台分岐から30分強で11時過ぎ、休憩所を通過、すぐに植林地の階段状の斜面が現れて、11時半には紅富台の別称地に降り立った。バスの時間には少し早いので、須走の浅間神社まで歩き、神社を歩いて撮影し、またバス停付近にあった鎌倉往還入口を歩いてみた。雨が次第に不利が大きくなったが、近くのコンビにで買ったアイスと果物を食べて雨宿りしているうちにバスがやってきた。1時前に御殿場に到着、駅前でラーメンを食べて帰宅した。
帰宅後、調べた三国山稜で見られる植物のリスト:
三国山〜大洞山:ヒコサンヒメシャラ、ハクウンラン、ユリワサビ、クラマゴケ、マツノマンネングサ、
トウゴクサバノオ、シロバナイナモリソウなど
アザミ平周辺:フジアザミ、カリヤスモドキ、コケオトギリ、ナツグミ、オオナンバンギセル(カリヤスモドキの根に寄生)、イワオウギ(富士山五合目と共通)など
これに立山周辺の植物:サンショウバラ、フジイバラ、ナツグミ、ヒコサンヒメシャラ(ナツツバキ?)、ヤマボウシ、サワギク、ウマノアシガタ、ズミなどが加わる。
2度三度と訪問して、この辺りの花や樹木に相当詳しくなってきた。同じ場所を時期を変えて再三訪問することは重要だ。
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