ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2080765
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

道路が壊れるメカニズム(鋸山林道の状況)

2019年10月28日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:40
距離
16.1km
登り
845m
下り
836m

コースタイム

日帰り
山行
4:22
休憩
0:18
合計
4:40
9:25
39
スタート地点
10:04
10:06
111
11:57
12:13
92
13:45
13:45
20
14:05
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:武蔵五日市駅から藤倉行バスで神戸岩入口下車
帰り:奥多摩駅から電車
コース状況/
危険箇所等
感想を参照願う
朝八王子駅で電車を待っていると、中央線の特急が入ってきた。今朝から中央線は台風19号の災害復旧が完了し全線で通常通りの運転を開始したとのこと。
2019年10月28日 07:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
10/28 7:29
朝八王子駅で電車を待っていると、中央線の特急が入ってきた。今朝から中央線は台風19号の災害復旧が完了し全線で通常通りの運転を開始したとのこと。
五日市駅のバス停の表示。数馬方面は通常通り運転されている。
2019年10月28日 08:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/28 8:28
五日市駅のバス停の表示。数馬方面は通常通り運転されている。
一方、つるつる温泉方面は土砂崩れの影響で不通になっている
2019年10月28日 08:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/28 8:31
一方、つるつる温泉方面は土砂崩れの影響で不通になっている
平日の藤倉方面のバスは空いており、思わず山頂用のビールを買ってしまった。
2019年10月28日 09:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/28 9:08
平日の藤倉方面のバスは空いており、思わず山頂用のビールを買ってしまった。
神戸岩入口で下車。北秋川の水も濁っているので、どこか上流で工事をやっているのであろう。
2019年10月28日 09:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/28 9:34
神戸岩入口で下車。北秋川の水も濁っているので、どこか上流で工事をやっているのであろう。
神戸川に沿って歩き始める。こちらは濁っていないので工事はされていないようだ。ただ、いつもに比べると水量は多めである。
2019年10月28日 09:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/28 9:48
神戸川に沿って歩き始める。こちらは濁っていないので工事はされていないようだ。ただ、いつもに比べると水量は多めである。
神戸岩が近づく。ここは崩れてはいないが、幾筋もの流れが確認できる。
2019年10月28日 10:01撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
10/28 10:01
神戸岩が近づく。ここは崩れてはいないが、幾筋もの流れが確認できる。
神戸岩を見上げながら歩く
2019年10月28日 10:04撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
1
10/28 10:04
神戸岩を見上げながら歩く
ゲートは通行止めの紙が貼られていたが、その先へ進む。ここは路肩の土砂が流されたようだ。
2019年10月28日 10:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/28 10:12
ゲートは通行止めの紙が貼られていたが、その先へ進む。ここは路肩の土砂が流されたようだ。
路面を水が流れている。コンクリート舗装の場所は壊れているところが少ない。
2019年10月28日 10:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/28 10:18
路面を水が流れている。コンクリート舗装の場所は壊れているところが少ない。
その先、アスファルト舗装の舗装層が地面から少し浮き上がっていて、その間から水が出ている。
2019年10月28日 10:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/28 10:28
その先、アスファルト舗装の舗装層が地面から少し浮き上がっていて、その間から水が出ている。
少し進むと舗装層にひびが入って一部が崩れている
2019年10月28日 10:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/28 10:31
少し進むと舗装層にひびが入って一部が崩れている
ここも同じだが、アスファルト層とその下の土砂部分の間に水流が入ってしまい、土砂を侵食することによってこの状態になるようだ。
2019年10月28日 10:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
10/28 10:31
ここも同じだが、アスファルト層とその下の土砂部分の間に水流が入ってしまい、土砂を侵食することによってこの状態になるようだ。
ここは舗装の真ん中部に激しい流れがある
2019年10月28日 10:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
10/28 10:32
ここは舗装の真ん中部に激しい流れがある
その上流では路側の溝を流れていた。これだけの水が流れるのはどういうことだろうかとその上流を辿ってみると・・・
2019年10月28日 10:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/28 10:36
その上流では路側の溝を流れていた。これだけの水が流れるのはどういうことだろうかとその上流を辿ってみると・・・
流れの元はここであった。林道の東側から赤井沢(下流は神戸川)に流れ込んでいる沢に架かっている橋の下が流木などによって埋まってしまい、道路に流れ出しているのだ。
2019年10月28日 10:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
10/28 10:39
流れの元はここであった。林道の東側から赤井沢(下流は神戸川)に流れ込んでいる沢に架かっている橋の下が流木などによって埋まってしまい、道路に流れ出しているのだ。
一部は赤井沢に流れ込んでいるが、大部分は林道を流れ下っている状況である
2019年10月28日 10:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/28 10:46
一部は赤井沢に流れ込んでいるが、大部分は林道を流れ下っている状況である
その先に林道の通行止めの元となっている伐採地まで来たが、作業はされていない
2019年10月28日 10:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
10/28 10:49
その先に林道の通行止めの元となっている伐採地まで来たが、作業はされていない
伐採地の様子
2019年10月28日 10:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
10/28 10:49
伐採地の様子
先ほどのパワシャベルが見える。この様子では作業の再開は先になるのではないだろうか。この道路状況では作業者が上がって来れないだろう。
2019年10月28日 10:50撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
1
10/28 10:50
先ほどのパワシャベルが見える。この様子では作業の再開は先になるのではないだろうか。この道路状況では作業者が上がって来れないだろう。
沢筋を離れて、登りにかかってくる。キク科の花が咲いている。
2019年10月28日 11:05撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
10/28 11:05
沢筋を離れて、登りにかかってくる。キク科の花が咲いている。
大ダワまでに沢を横切る場所が何か所かあるが、その付近は流れだした土砂がかなり堆積している。ただ、量的にはそれほどでもなく、崩壊箇所も無い。
2019年10月28日 11:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/28 11:29
大ダワまでに沢を横切る場所が何か所かあるが、その付近は流れだした土砂がかなり堆積している。ただ、量的にはそれほどでもなく、崩壊箇所も無い。
ここはかなり流れ出している
2019年10月28日 11:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/28 11:30
ここはかなり流れ出している
大ダワが近づくと今回の雨で崩れたと思われる土砂崩落の跡が見えてきた。(写真中央の茶色の場所)
2019年10月28日 11:33撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
2
10/28 11:33
大ダワが近づくと今回の雨で崩れたと思われる土砂崩落の跡が見えてきた。(写真中央の茶色の場所)
帰宅してから調べてみたら、やはり昨年8月にほぼ同じ場所を撮影しており、そこには土砂崩落の跡は見られない。
2018年08月15日 10:38撮影 by  NIKON D750, NIKON CORPORATION
1
8/15 10:38
帰宅してから調べてみたら、やはり昨年8月にほぼ同じ場所を撮影しており、そこには土砂崩落の跡は見られない。
大ダワの手前で赤井沢を見下ろす。正面左手は臼杵山辺りだろうか?
2019年10月28日 11:48撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
10/28 11:48
大ダワの手前で赤井沢を見下ろす。正面左手は臼杵山辺りだろうか?
鋸山。少し紅葉が始まっている。
2019年10月28日 11:52撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
1
10/28 11:52
鋸山。少し紅葉が始まっている。
大ダワの通行止めの表示。これは赤井沢方面が通行止めであることを示す。
2019年10月28日 11:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/28 11:59
大ダワの通行止めの表示。これは赤井沢方面が通行止めであることを示す。
反対側の奥多摩側は通行止めにはなっていないが、実際にはこちらの方が土砂崩れ箇所が多い。
2019年10月28日 11:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/28 11:59
反対側の奥多摩側は通行止めにはなっていないが、実際にはこちらの方が土砂崩れ箇所が多い。
まずは本日の最高点でこれ
2019年10月28日 12:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
10/28 12:02
まずは本日の最高点でこれ
大ダワからは途中まで登山道もあるのだが、林道を下ると登山道が分かれている場所までの間に4か所ほど土砂の流出場所があった。おそらく同じ沢を林道が横切っている場所ではないかと思われる。
2019年10月28日 12:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
10/28 12:25
大ダワからは途中まで登山道もあるのだが、林道を下ると登山道が分かれている場所までの間に4か所ほど土砂の流出場所があった。おそらく同じ沢を林道が横切っている場所ではないかと思われる。
徒歩なら超えることができる
2019年10月28日 12:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/28 12:36
徒歩なら超えることができる
2019年10月28日 12:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/28 12:47
大ダワまでの登山道の分岐。登山道は階段を上がって行くのだが、その先は少しわかりにくい場所もある。
2019年10月28日 12:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/28 12:54
大ダワまでの登山道の分岐。登山道は階段を上がって行くのだが、その先は少しわかりにくい場所もある。
長沢背稜が見え出した。三つドッケと蕎麦粒山がきれいに見えているが、今あそこへ行くのは結構大変なんです。
2019年10月28日 12:57撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
1
10/28 12:57
長沢背稜が見え出した。三つドッケと蕎麦粒山がきれいに見えているが、今あそこへ行くのは結構大変なんです。
対岸の崩落場所。今回崩れたのかどうかはわかりませんが、登山道に直接的な影響は無い場所です。
2019年10月28日 12:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
10/28 12:58
対岸の崩落場所。今回崩れたのかどうかはわかりませんが、登山道に直接的な影響は無い場所です。
登山道の分岐から15分くらい歩いたところで、今回最大の土砂流出場所に出くわしました。高さが4-5mくらいありそうです。
2019年10月28日 13:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
10/28 13:03
登山道の分岐から15分くらい歩いたところで、今回最大の土砂流出場所に出くわしました。高さが4-5mくらいありそうです。
通り過ぎてから見返す
2019年10月28日 13:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
10/28 13:04
通り過ぎてから見返す
樹間から本仁田山
2019年10月28日 13:27撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
10/28 13:27
樹間から本仁田山
コシオガマのようです
2019年10月28日 13:40撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
1
10/28 13:40
コシオガマのようです
シュウメイギク
2019年10月28日 13:45撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
10/28 13:45
シュウメイギク
奥多摩駅の東日原行バスの発着場。道路の崩落状況が写真で示されています。
2019年10月28日 14:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
10/28 14:03
奥多摩駅の東日原行バスの発着場。道路の崩落状況が写真で示されています。

感想

24日の裏高尾に続いて武蔵五日市方面の状況を見たくて出かけた。まず出くわしたのが八王子駅での特急電車。24日にはまだ単線運転であった高尾−相模湖間が全通したとのことで、今朝から平常運転に戻ったということである。やっと松本方面とつながった事になる。一つ平常が戻った。
次は武蔵五日市駅の情報だ。数馬、藤倉方面などは通常の様にバスは通っているようだ。問題はつるつる温泉で、まだ不通になっている。
神戸岩入口バス停に着くと北秋川の水流が濁っている。上流で工事をやっているようだ。神戸川は水量は多いながら濁ってはいないので工事はしていないようだ。
ゲートには通行止めの表示がなされていたが、もし作業をされていて通行がダメなら引き返す覚悟で入らせていただく。
ゲートを入って10分ほど進むと、アスファルト舗装がぐちゃぐちゃに壊れている場所に来た。良く見ると舗装上を水が流れているが同時に舗装の終わっているところでは舗装層の下から水が流れ出ている。どういうことかと言うと、少し上流で舗装が壊れているところから流れが舗装層の下に入り、下流で舗装層の下から出ているのだ。つまり、一旦舗装層の下に流れが入ってしまうと舗装層の下に敷かれていた砂や砕石が水に流されてしまって舗装層を支える物が無くなり、舗装層そのものが壊れてしまっているのである。もっと流れが激しくなれば、壊れた舗装層そのものも流されてしまうのだと理解できた。
この先でも沢から溢れた流れが林道上を流れて舗装を壊している場所があった。その先では林道が沢を横切るところで土砂が流出している場所があったが、道路そのものが壊れているところは無く、やはり下流の舗装をどうするかに復旧のカギがあるのであろう。
大ダワから奥多摩側はもっと大量の土砂が流出している場所があったが、やはり道路は壊れていなかったと思われる。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3969人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
御前山 大ダワから林道にて奥多摩駅まで
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら