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記録ID: 208263
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ハイキング
道東・知床

武佐岳 (北海道 標津郡 中標津町、標津町) 夏だったら羽田を昼に発って、4時ごろ山頂に立ち、日没前に下山することも可能!

2012年07月11日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
4.1km
登り
673m
下り
0m

コースタイム

二合目駐車スペース13:56 - 14:10三合目(小屋)14:14 – 14:45七合目14:45 – 14:54八合目15:07 – 15:24九合目15:24 – 15:31山頂16:10 – 16:15九合目16:15 – 16:27八合目16:27 – 16:39七合目16:39 – 16:47六合目16:47 – 16:53五合目16:53 – 17:02四合目17:02 – 17:10三合目17:14 – 17:31二合目 [up 1h:35m down 1h:21m]

位置情報: 以下数値は北緯、東経、十進数表示。グーグルマップインプット欄にそのままコピペ可能。尚、位置情報は参考までに掲示しているもので、精度を保障するものではありません。利用に際しては自己責任でお願い致します。
-------------
武佐岳登山口入口        43.62899, 144.91068
 ※尚、この地点は2万5千分1地形図の標高点(144m)と
  なっており、気圧式高度計をお持ちの方はここで補正
  操作をするとよいでしょう。
林道分岐、一合目に向かって右折 43.63907, 144.89076
一合目、正規登山口       43.64280, 144.90018
二合目、実際の登山口      43.64884, 144.88896
三合目、武佐岳憩清荘      43.66092, 144.88317
八合目             43.67609, 144.87516
山頂              43.67787, 144.88169
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マイカー、レンタカー利用が現実的。 公共交通機関もなくはないがバス停から一合目まで3kmの道のり(中標津町 町有バス 武佐線 登山口バス停下車、一日3便、時刻表は”中標津町有バス”で検索して下さい)。 タクシーで一合目もしくは二合目までいくことはできると思うが、下山時携帯で呼べるか(登山口が圏内かどうか)は判らない。

携帯電話は、少なくとも子供、やわらか銀行の2つは山頂から棒一本あるかないかだったが利用できた。 登山ルート上の中標津市街方面に開けている場所であれば圏内に入ることが期待できそう(但し確認はしていません)。
コース状況/
危険箇所等
武佐岳は開陽台の近く、根室中標津空港からもさほど遠くない中標津側が登山口となる。 公式な登山口はトイレのある一合目だが林道は更に続き、二合目まで乗用車でも入れる。 二合目駐車スペースはそこそこ広いので、山開きなどのイベント日以外は溢れることはないと思う。 二合目から山小屋のある三合目までは四駆軽トラなら登れそうな道だが、小屋関係者以外はエンジン付乗り物は控えるべきだろう(そういう輩がいるらしいので、あえて)。 三合目からは本格的な登山道となり急登が続くが、五合目手前あたりから支尾根上の比較的なだらかな道となる。 六合目付近で下山者とすれ違ったので挨拶がてら先の状況を聞く。もう上には誰もいないとのことで、ここから先は私一人でこの素晴らしい山を独占できる喜ばしさを感じた反面、何かあったら全て一人で対処しなくてはならないという緊張感も走った(元々単独行ではあるが)。ヒグマのことが念頭にあったのは言うまでもない。八合目(旧三合目)は展望が開けた、休憩するにはもってこいの場所。 八合目からは再度急登となるが、それも十数分の辛抱で九合目に到達し、そこからは比較的なだらかな登りで山頂に到達する。 尚、八合目から山頂を見上げると「こりゃ、まだ相当な登りだな」と感じる方も多いかと思うが、見た目よりはキツくなく比較的短時間で登れた、というのが私の感想。 なので八合目でまだ余力がある方は、休まずに一気に山頂を目指してもいいと思う。 九合目より上は私がよく行く奥秩父界隈だったら標高2000m以上の趣き。僅か1000m程度というのが信じられない。登山当日は比較的良い天気だったが視界は十数キロといった感じで、国後島どころか、海岸線も確認できなかった。山頂稜線から標津町側はガスっていて、視界が全く利かず、山頂も時折稜線を乗り越えてくるガスに包まれた。斜里岳方面も全く見えず。 しかしながら中標津一帯の大牧草地帯を眺めているだけでも爽快な気持ちになれた。  山頂にはよじ登るかどうか悩ましい岩があり、私はよじ登ってしまった。しかし単独行だったので、一歩間違えてケガをしたらと思うと、やはり無理はすべきではなかった。 登り行程はゼイゼイいいながらで余裕がなく時間等の記録もあまり取っていなかったのだが、下りは各合目ごとに時間を記録できたので参考にして欲しい。 当然のことながら体力的には下りの方がはるかに楽だったが、実歩時間は登り降りに大差なかったのが不思議。登りで相当飛ばしたためか。 一帯はヒグマ生息地帯であり、緒対策や登山者同士の情報交換は大切だと思う。 イザという時に使えるかどうかは全く自信がないが、私も一応熊よけスプレーを携帯していた。

※ 20年以上前の秋、自転車ツーリングで開陽台を目指して走っていた時、午後の太陽に美しく輝く、紅葉真っ盛りの山が目に飛び込んできました。 麓の青々とした牧草、そして透き通るような青空とのコントラストが今でも忘れれません。当時は山名も判らなかったのですが、何時かは登ってみようと決意した瞬間でした。 国後こそ望めなかったものの、今回の登山は期待をまったく裏切らないものでした。標高僅か1,000mちょいの山でここまで感動できる山もそう多くはないと思います。

※ 登山口は中標津空港から約12kmと近い。北海道の道路事情をご存知の方ならお判り頂けると思いますが、これは車で15分程度の距離。 日の長い時期であれば、12時羽田発で13:40に到着(千歳経由なら更に一時間以上早く着ける便もある)、直ぐにレンタカーを借りて14時半に登山開始し日没までに戻ってくる、または早朝に登山を開始して、下山後14:25発の羽田行きに搭乗することなども不可能ではありません。 私の場合はチケットの都合上釧路から入りましたが、羽田から釧路へ飛び(10:45到着)、すぐにレンタカーを借りて120km先の武佐岳登山口に向かい(途中標茶で弁当などを買い込み)、上記の通り13:56には登山を開始することができました。

※ 温泉: 有名ではないものの、一帯には泉質だけの理由でも関東周辺だったら超有名になれそうな温泉が複数あります。 登山口に近いところでは養老牛温泉、中標津市街の温泉ホテル、標津市街にも宿泊兼日帰りの温泉があります。 少々遠くなりますが、山中にあり地元の愛好家によって維持されている川北温泉や越川温泉などは、これ以上の泉質や雰囲気は望めないといっていい温泉です。宿泊もできない、マニアックな地元温泉ですが、トイレや男女別の更衣室&浴槽など、最低限の設備は整っています。 詳細はネットでお調べ下さい。
開陽台の近く、武佐岳登山口入口。ここを入ってしばらくすると林道(未舗装)となる。 写真は開陽台方面を背にして撮ったもの。
開陽台の近く、武佐岳登山口入口。ここを入ってしばらくすると林道(未舗装)となる。 写真は開陽台方面を背にして撮ったもの。
判りにくい写真で恐縮だが、未舗装路の路面は全般的にこの様な感じ。 慎重に運転すれば、セダンでも問題ない。
判りにくい写真で恐縮だが、未舗装路の路面は全般的にこの様な感じ。 慎重に運転すれば、セダンでも問題ない。
正規登山口。ここが一合目になる。 駐車スペース、トイレ、入山者名簿箱あり。 車はここから更に二合目まで進める。 正規登山口の地点は林道の分岐点となっているが、二合目へはこの標識がある道を進むこと。
正規登山口。ここが一合目になる。 駐車スペース、トイレ、入山者名簿箱あり。 車はここから更に二合目まで進める。 正規登山口の地点は林道の分岐点となっているが、二合目へはこの標識がある道を進むこと。
実際の登山口となる二合目。 ここから登山道となるが、山頂まで道は明瞭で標識も随所にあり、迷うようなルートではない。 尚、完全なピストンルートで、バリエーションルートはあるのかもしれないが、明瞭なルートは山頂往復の一本だけ。
実際の登山口となる二合目。 ここから登山道となるが、山頂まで道は明瞭で標識も随所にあり、迷うようなルートではない。 尚、完全なピストンルートで、バリエーションルートはあるのかもしれないが、明瞭なルートは山頂往復の一本だけ。
二合目のスペース。10台程度とめられそうなスペースがある。尚、これ以外二合目には何の設備もない。
二合目のスペース。10台程度とめられそうなスペースがある。尚、これ以外二合目には何の設備もない。
武佐岳憩清荘。避難小屋のレベルを超えている。 地元山岳愛好家の武佐岳、そしてこの小屋に対する愛情が伝わってくる。い
武佐岳憩清荘。避難小屋のレベルを超えている。 地元山岳愛好家の武佐岳、そしてこの小屋に対する愛情が伝わってくる。い
武佐岳憩清荘内部。綺麗に維持されている。
武佐岳憩清荘内部。綺麗に維持されている。
武佐岳憩清荘のストーブ。薪も沢山用意されている。最高の避難小屋だ。 ただ、2合目駐車場からは僅か15分の距離なので、無雪期の利用価値は低い。本領を発揮すると思われるのは、麓からのアプローチが大幅にのびる冬山登山時だと推測する。
武佐岳憩清荘のストーブ。薪も沢山用意されている。最高の避難小屋だ。 ただ、2合目駐車場からは僅か15分の距離なので、無雪期の利用価値は低い。本領を発揮すると思われるのは、麓からのアプローチが大幅にのびる冬山登山時だと推測する。
各合目にこの標識がある。
各合目にこの標識がある。
開放的な八合目。 武佐岳は近年まで山頂が四合目とされていたが、その当時は三合目だった地点。
開放的な八合目。 武佐岳は近年まで山頂が四合目とされていたが、その当時は三合目だった地点。
山頂の岩。
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