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記録ID: 2085674
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ハイキング
中国

空山〜黒見山 (岡山県美作市)

2019年11月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:20
距離
10.0km
登り
548m
下り
553m

コースタイム

日帰り
山行
3:30
休憩
0:49
合計
4:19
距離 10.0km 登り 548m 下り 553m
10:51
86
登山口
12:17
12:27
46
空山(三角点)
13:13
13:14
25
P414三角点()
13:39
14:16
40
黒見山
14:56
14:57
13
下山口
15:10
登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
河会川に沿って走る県道46号線(和気笹目作東線)沿いの天石門別神社の少し北、送電線の真下にある東に登る林道から入山。車は道の路肩の適当な場所へ停めてスタート。
コース状況/
危険箇所等
■ 登山口〜空山
簡易舗装の林道を登って行き、先人の足跡を信じて尾根に取り付く。これが大失敗、素直に林道と鉄塔巡視路をアテにするほうがよかった。
取り付いた尾根は、西面をトラバースすればまだよかったが、東面から尾根を経由して西面に移動したため、イノシシでも通らんぞというヤブとサルトリイバラに絡まれてしまった。
ひと山越えて鞍部にたどりついたあたりで左手にネットを発見、ネット沿いに登っていくと境界杭を発見。そこから先は以前は道だったかと思しき踏み跡を追って空山に至る。

■ 空山〜三角点〜黒見山
空山までが酷かったということもあって、鉄塔巡視路、踏み跡、土塁、ネット沿い、何らかの目安があったので比較的楽に気楽に歩けた。黒見山直前で三方に分岐する。中央の作業林道を登るか、林道に沿って右の尾根を登るか、どちらでもOK。

■ 黒見山〜下山口(全線、作業林道)
一部荒れている部分があって、ジムニーでも通れそうにないが、歩くには全く問題ない。2〜3箇所で分岐があるが、たぶんどこを通っても同じところに出てこれそうな感じ。検証はしていません。

※ 黒見山山頂へは車でも行けます。
車ではちょっと物足りない、でも訳のわからん山の中を歩き回るのも避けたい、という方には、下山で使った林道を歩いて登ることをお勧めします。

※ トイレのある場所
黒見山山頂、お食事処 満開アゼリア感
その他周辺情報 琴弾の滝 (現在上流で工事中のため泥水、2020年3月まで)
http://can1833.blog.fc2.com/blog-entry-218.html

滝の宮ダム
https://cantam.exblog.jp/6641142/

柿ヶ原ダム
https://cantam.exblog.jp/6641112/
ここから入山、最初は簡易舗装。しばらくするとフェンスではなく、ネットが張ってあるので、くぐって進む。
2019年11月02日 10:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/2 10:51
ここから入山、最初は簡易舗装。しばらくするとフェンスではなく、ネットが張ってあるので、くぐって進む。
簡易舗装が終わると、こんな感じ。イノシシになった気分で登る。
2019年11月02日 10:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/2 10:57
簡易舗装が終わると、こんな感じ。イノシシになった気分で登る。
これがヤブ尾根へのお誘い。このまま林道を行ったほうがよかったかもしれないが、お誘いにのってしまった。踏み跡は左右に分かれる、左に行ったが歩きにくくなったので、道は尾根にありと信じて尾根を目指す。
2019年11月02日 11:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/2 11:05
これがヤブ尾根へのお誘い。このまま林道を行ったほうがよかったかもしれないが、お誘いにのってしまった。踏み跡は左右に分かれる、左に行ったが歩きにくくなったので、道は尾根にありと信じて尾根を目指す。
尾根は、イノシシでも歩かないようなヤブ。サルトリイバラに絡まれながら右側に逃げる。かつての行政区境界であれば、それなりの踏み跡はありそうなものですが、そうではなかったようだ。
2019年11月02日 11:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
11/2 11:16
尾根は、イノシシでも歩かないようなヤブ。サルトリイバラに絡まれながら右側に逃げる。かつての行政区境界であれば、それなりの踏み跡はありそうなものですが、そうではなかったようだ。
なんとなくトラバースの踏み跡がある。戻るのも癪に障るので、信じて進むことにした。
2019年11月02日 11:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 11:21
なんとなくトラバースの踏み跡がある。戻るのも癪に障るので、信じて進むことにした。
左からネットが現れた。これに沿って進むと境界杭が現れた。これなら、踏み跡くらいは見つかるだろうと安堵する。
2019年11月02日 11:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/2 11:35
左からネットが現れた。これに沿って進むと境界杭が現れた。これなら、踏み跡くらいは見つかるだろうと安堵する。
このくらいではびっくりしない、ちょっと巻いて前進。巻くと方向を間違えやすいので少しだけ注意。
2019年11月02日 11:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/2 11:43
このくらいではびっくりしない、ちょっと巻いて前進。巻くと方向を間違えやすいので少しだけ注意。
快走路!
2019年11月02日 11:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 11:47
快走路!
送電鉄塔に出会いました。眼下に見える集落は本在所か?、那岐山はもう少し右、被って見えない。
2019年11月02日 11:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/2 11:53
送電鉄塔に出会いました。眼下に見える集落は本在所か?、那岐山はもう少し右、被って見えない。
赤白鉄塔方向を目指します。
2019年11月02日 11:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/2 11:58
赤白鉄塔方向を目指します。
これは鉄塔巡視路ですね。
2019年11月02日 12:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 12:03
これは鉄塔巡視路ですね。
分岐を右方向へ、空山を目指す。
2019年11月02日 12:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 12:11
分岐を右方向へ、空山を目指す。
空山、「滝宮」三等三角点。国際サーキットからのエキゾーストノイズが響く。水上バイクよりは心地よい。
2019年11月02日 12:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/2 12:19
空山、「滝宮」三等三角点。国際サーキットからのエキゾーストノイズが響く。水上バイクよりは心地よい。
先ほどの分岐へ戻らず、赤白鉄塔を目指してショートカット。
2019年11月02日 12:36撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 12:36
先ほどの分岐へ戻らず、赤白鉄塔を目指してショートカット。
途中開けたけど、あっという間に雑木林の中へ。
2019年11月02日 12:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/2 12:42
途中開けたけど、あっという間に雑木林の中へ。
またまたネットが現れたので、ネット沿いの土塁を進む。
2019年11月02日 12:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 12:56
またまたネットが現れたので、ネット沿いの土塁を進む。
しっかりした土塁は、古い行政区境界の跡。
2019年11月02日 13:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/2 13:05
しっかりした土塁は、古い行政区境界の跡。
P414、「一の谷」四等三角点。
2019年11月02日 13:13撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/2 13:13
P414、「一の谷」四等三角点。
三角点の西側には快走路があった。
2019年11月02日 13:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/2 13:21
三角点の西側には快走路があった。
作業林道に合流、左上から合流した。
2019年11月02日 13:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 13:26
作業林道に合流、左上から合流した。
あとひと登りで黒見山。ここは実質五差路で、一番左のシダ道はたぶん行き止まり、正面の林道は黒見山に至る、林道の右上の尾根を登ると笠地蔵の前にでる。一番右は土塁が続き、東のほうへ行ってしまいそう。
2019年11月02日 13:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 13:28
あとひと登りで黒見山。ここは実質五差路で、一番左のシダ道はたぶん行き止まり、正面の林道は黒見山に至る、林道の右上の尾根を登ると笠地蔵の前にでる。一番右は土塁が続き、東のほうへ行ってしまいそう。
右のチェーンの奥から笠地蔵のそばに出た。
2019年11月02日 13:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 13:39
右のチェーンの奥から笠地蔵のそばに出た。
立派な展望台。
2019年11月02日 13:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/2 13:41
立派な展望台。
登ってみましょう。
2019年11月02日 13:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 13:42
登ってみましょう。
正面には那岐山連峰の尾根がくっきりと。
2019年11月02日 13:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/2 13:44
正面には那岐山連峰の尾根がくっきりと。
右へパン、袴ヶ山〜後山方面だと思うが特定できない、残念。
2019年11月02日 13:44撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/2 13:44
右へパン、袴ヶ山〜後山方面だと思うが特定できない、残念。
園地を見下ろす。
2019年11月02日 13:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 13:46
園地を見下ろす。
あずまやから那岐山連峰を。
2019年11月02日 13:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/2 13:54
あずまやから那岐山連峰を。
行者池。
2019年11月02日 13:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 13:57
行者池。
休憩舎と右上に黒見山奥の院跡、開発されすぎて「奥の院」という響きが似合わない。
2019年11月02日 14:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/2 14:04
休憩舎と右上に黒見山奥の院跡、開発されすぎて「奥の院」という響きが似合わない。
黒見山奥の院跡、かつては空浄山(行者山)と呼ばれていたそうです。
2019年11月02日 14:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 14:06
黒見山奥の院跡、かつては空浄山(行者山)と呼ばれていたそうです。
帰りは林道を利用します。
2019年11月02日 14:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 14:19
帰りは林道を利用します。
ここが最も荒れていた感じ、歩くには全く支障がありません。
2019年11月02日 14:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/2 14:32
ここが最も荒れていた感じ、歩くには全く支障がありません。
四輪車と重機(キャタピラ)の跡があります。
2019年11月02日 14:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 14:47
四輪車と重機(キャタピラ)の跡があります。
県道に戻ってきました。中央の黒っぽいところから出てきました。
2019年11月02日 14:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 14:56
県道に戻ってきました。中央の黒っぽいところから出てきました。
入山口へ戻ってきました。
2019年11月02日 15:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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11/2 15:10
入山口へ戻ってきました。
撮影機器:

装備

備考 トップス:ジオラインLW、ジオライン3Dサーマル、ODパーカ
ボトムス:ライトトレッキングパンツ
シューズ:タイオガブーツ、シンプルスパッツ

選定鋏・のこぎりを携行するも、使用せず。

感想

11月になりました、県南低山シーズンです。ヤブは苦手なので、極力避けたいのですが、ある程度は覚悟しています。剪定バサミは携行していますが、なかなか取り出そうという気にはなりません。
さて手始めは美作市の黒見山、車でも登れる山なのですがそれではあまりにも味気ないです。古い山行記録を参考にさせてもらって、ぐるっと一回りしてきました。事情はかなり変わっているかもしれないと思っていたのですが、あまり変わっていないようです。

ちょっと意気込みすぎたか、力が入りすぎたか、難儀した大ヤブは避けようと思えば避けられたかもしれません。踏み跡は尾根にあるものばかりと思い込んでいました。その尾根がかつての町村境界であれば踏み跡は期待できますが、そうでなければ必ずしも尾根に踏み跡があるとは限らないとうことを学習しました。空山に登る事があれば、今度はもう少し要領よく行けると思います。

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