1人で歩く飯豊山・初めての避難小屋泊*°〜川入から往復〜

2019年11月02日(土) 〜 2019年11月03日(日)

• GPS: 32:20
• 距離: 26.1km
• 登り: 2,071m
• 下り: 2,073m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:06
• 休憩: 2:00
• 合計: 9:06

距離 15.6km 登り 1,884m 下り 330m

6:21 御沢野営場
6:28 6:32 御沢登山口
6:56 7:07 下十五里
7:20 7:25 中十五里
7:43 7:49 上十五里
8:10 8:17 笹平
8:39 8:40 横峰
8:56 9:05 峰秀水
9:15 9:19 地蔵山西分岐
10:01 10:05 剣ヶ峰
10:26 剣ヶ峰の水場
11:41 11:45 七森
12:11 12:12 種蒔山
12:21 12:30 切合・種蒔山分れ
12:33 12:53 切合小屋
13:22 13:37 草履塚
14:21 14:32 御前坂下
15:04 一ノ王子
15:08 15:10 一ノ王子東の水場
15:13 15:20 一ノ王子
15:27 本山小屋

2日目

• 山行: 6:22
• 休憩: 0:19
• 合計: 6:41

距離 10.5km 登り 200m 下り 1,743m

8:00 本山小屋
8:05 8:06 一ノ王子
8:22 御前坂下
8:42 御秘所
9:06 草履塚
9:52 切合小屋
12:23 12:27 地蔵山西分岐
12:32 地蔵山
12:59 横峰
13:11 13:16 笹平
13:28 上十五里
13:45 中十五里
14:00 14:09 下十五里
14:41 御沢野営場

1日目本山小屋から先はバッテリー不足でログが取れていません💦
2日目の飯豊山山頂に向けたログも記録開始を忘れてログなしになっています。
(ノД`ll)ガーン・・・山頂踏んでいます。

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御沢野営場の駐車場

コース状況／危険箇所等

危険箇所:剣ヶ峰や七森付近、御秘所は滑落危険箇所
その他もトラバース道で落ちたら危険な所もあり
注意しながら歩くように。

剣ヶ峰:登りの時間、石や岩など凍結しており(見た目には分かりにくい)足元滑るため注意

当日は積雪はなし
(現在初冠雪しており雪山装備必須)


※避難小屋各所、料金が上がっています。
今回宿泊した本山小屋2,000円→2,500円

写真

11/2 5:49

おはようございます(*^^*)
今日は飯豊山に登ります！
その前に山都町一ノ木にある飯豊山神社へ参拝*°
無事に登れますように見守りください。

11/2 6:25

今回は川入登山口から往復。
車は御沢野営場へ。
(私を含めて7台駐車中)
肌寒さを感じつつも歩くと体が温まるので着込み過ぎずでスタート！
登山口から約10分はなだらかに歩いていきます♪

11/2 6:47

御沢から先は紅葉真っ盛り*°
傾斜が厳しくなりますが、この色達を見ていたら辛いけど楽しくなってきます( *´ω`* )/

11/2 7:03

青空と紅葉✩⋆*॰¨̮⋆。˚

11/2 7:09

ああああああああぁぁぁ！！
これだよ飯豊の紅葉は素晴らしい♡
濃密な赤や黄色の世界

11/2 8:54

中十五里から先になると葉が落ちて寂しい景色に( ；꒳​； )
でも木々の隙間から三国岳が良く見えます！
(遠いなぁ)
気がつけば暑くて長袖の袖を捲り半袖状態！

11/2 9:02

峰秀水
ここの水は美味いと評判(*^^*)
豊富な水量で水を調達。

11/2 9:34

さあ！
剣ヶ峰へ向けて岩場の登りです。
※滑落注意！
今回は泊まり装備で荷物も多いのでザックに引っ張られないようゆっくり慎重に登ります！

11/2 9:36

昔のお金かな？
錆びてるので分かりにくいけど形がそんな気がする・・・
(お金は元に戻しました*°)

昔、飯豊山は信仰の山で
剣ヶ峰や危険な登山道では米とお金を撒きながら登ったそうです。

11/2 9:53

登り攻めます・・・Σ(￣□￣;
昔(飯豊信仰が盛んな時代)の人達は登りながら祝詞を唱えていたそうです。またすれ違う人達に声をかけて登っていたそうな・・・
『 御山晴天』『 良い時の御参拝』

私もご利益頂きたく
『御山晴天！』を呟きながら登る
(ノ`•ω•)و

11/2 10:05

なんとか剣ヶ峰に到着。
剣ヶ峰までの道のりは気が抜けなかった。

11/2 9:51

しかし一気に景色が開けて気持ちが良いです！
(ちなみに本日のザックはこんな感じ、重い💦)

11/2 10:25

さあ！剣ヶ峰山頂から先も気が抜けない。
ここの辺りは日陰になり石や岩が凍結して滑りやすいので注意。

11/2 10:28

鎖場トラバース

11/2 10:35

三国岳到着
三国小屋もあります。
シーズン中は人で賑わいますが今日は誰1人居ません。

11/2 10:35

三国岳から見える飯豊連峰*°
すごぉぉぉぉぉ( *´ω`* )/ワクワクしてきました！

11/2 11:05

ワクワクする気持ちを抑えつつ、
三国岳から先に進むと梯子場やこの辺りもトラバース道が続くので滑落注意で進みます。

11/2 11:58

七森を過ぎると岩場
ここまでの道のりは安全な場所はないと思いながら慎重に歩きましょう。

11/2 12:09

種蒔山に着くと一気に開け飯豊山がドーン！
ここの眺め好きです(*^^*)♡

11/2 12:50

切合小屋
ココに来る途中日帰り登山の方から「会津若松で花火大会があるよ」と教えてもらいました！
雲が晴れたら見えるかもとの事で情報ありがとうございますー
。゜(゜´▽`゜)゜。ハレテ

11/2 12:50

切合小屋にある水場は止まっています。
(水場はシーズン中のみ)

11/2 13:28

草履塚
昔は飯豊山信仰で登る時、此処で草履を脱いで裸足で登る習慣があったという事でこの名前がついているそうです。
(この先裸足・・・足裏痛そう💦)

11/2 13:28

飯豊山がどんどん近くに(*´ー`*)*°

11/2 13:51

姥権現
女人禁制の飯豊山に昔小松の女性がどうしても飯豊山に登りたく・・・(詳細略)
この地で疲れ休んでいると石になってしまったという場所。
その他にも伝承が残っているので興味深い。
私も女の身で此処を通るのですが、どうか無事にお通し下さい！

11/2 13:55

御秘所
飯豊山表参道と言えばここ！
成人儀礼の場として有名な岩場。

11/2 14:04

御秘所を何処から登るかによって力が試される事や
日頃から行いが悪いと此処を通る事が出来ない事や雨が降るなど伝承が残る場所
私は普通に上から登らせて頂きました
:( ;´꒳`;):怖かった

11/2 15:01

御前坂から一気に登りこみ
一ノ王子へ
ここから山頂に向けて五ノ王子の像がそれぞれ鎮座していたのですが今ではその跡が何処にあったのかは分かりませんでした。
(不明箇所は二ノ王子、三ノ王子)

11/2 15:09

水場に立ち寄ります。
豊富に流れていました*°

11/2 15:18

たっぷりGET♪

11/2 15:25

本山小屋に向かって歩きます。
なんか砦の様な姿

11/2 15:27

本山小屋と飯豊山神社
先ずは荷物を小屋に置いて寝床の確保を。
2階の端を使わせて頂きます(*^^*)
(っていうか避難小屋泊初なのでドキドキ)

11/2 15:52

飯豊山神社奥宮は現在冬季閉鎖
しっかり参拝！
昔は福島県と山形県とそれぞれ護摩所があった・・・とか。
その他にも建物が建てられていたと思うと当時の飯豊山信仰の盛んな時代を想像すると胸が熱くなります。

11/2 15:55

さあ！
飯豊山山頂へ向けて歩きます！
今は自然のあるべき姿だと思うと感慨深い。

11/2 16:01

夕日ですね。
誰も居ない・・・

11/2 16:15

ここを歩く日をどれだけ夢見た事か！
幸せな尾根歩き(*^^*)

11/2 16:23

後ろを振り向くと山の影が伸びています。
大日岳の影かな？

11/2 16:30

遠くに磐梯山*°

11/2 16:37

飯豊山山頂！
逢いたかったよ飯豊山
。゜(゜´▽`゜)゜。
山のはなしを想像すると感動してしまう。
飯豊青の尊*°

11/2 16:37

飯豊山の先には御西岳、大日岳と続く・・・まだ歩いたことの無い知らない世界
雄大な山です飯豊連峰*°

11/2 16:40

夕日が沈むまで山頂に・・・寒くたって幸せな時間
ずっとここに居たい。

11/2 16:25

僅かながら夕日と撮影*°

11/2 16:44

もうどっぷり暮れてしまいました。
一旦小屋に戻り夕飯を食べて出直しです！

11/2 18:43

すっかり暗くなりましたが会津若松市方面で花火を確認！
飯豊山から見る事ができました♪
思ったよりしっかり見えますね！

11/2 18:43

いろんな花火が見えます*°

11/2 18:43

よく見ると数字の様な花火

11/2 18:44

飯豊山からのご褒美を貰っている気分♡
雲も晴れて空気も澄んで冬の花火を山の上からなんて贅沢ですね♪
ありがとうございました！
(ちなみに星も綺麗でした！でも撮影技術が無くて断念)

11/3 5:50

翌朝・・・
計画では4時半頃行動開始し御西岳へ向かう予定でしたが、強風＆寒さが恐ろしく断念しました(；A；)ビュービュー！
風の音が酷くて1時間置きに目が覚める。
夜明け前行動にて飯豊山山頂へ向かいます。

11/3 6:26

おおお、神がいる！
オーラが違う！！

11/3 6:38

モルゲンロート飯豊連峰*°

11/3 7:59

朝日を見たあと小屋に戻り朝食を食べ下山の準備。
予定通り8時に下山開始します。
避難小屋宿泊者この時期なので少ないかと思いましたが20人前後と思ったよりも多かったかな？
初避難小屋だったので不安でしたが快適に過ごせました、またお世話になります！

11/3 8:06

下山コース・・・遠いなぁ
そしてため息出るほど美しい山並み*°

11/3 8:14

何度も何度も振り返り飯豊連峰を眺める、帰りたくない。

11/3 8:35

御秘所どきどき。

11/3 9:35

切合小屋

11/3 10:48

途中の広い場所で休憩
荷物が重い・・・

11/3 11:40

三国岳に到着

11/3 11:46

さあ最終難所、剣ヶ峰に向けて下ります！
登りより下りの方が怖いです(´；ω；｀)
この時間になれば凍結無しでした。

11/3 12:24

無事に下りて来ました！
三国岳があんなに遠い・・・

11/3 12:31

さてずっと気になっていた地蔵山に登ってきました。
昔、地蔵小屋がありにぎわっていたという・・・名残なのか広場になっています。
地蔵権現が祀られていました。
(今はその痕跡すらなし)
※地蔵小屋の方向の道は通行止めになっています。

11/3 12:31

地蔵山標識(看板)は地べたに。

11/3 12:32

地図上には記載が無いのですが・・・
『飯豊山導者絵図』
に記載されている『血池』
他の方のヤマレコには枯れている？とあったので気になってたところ、しっかり湧いていました血池！
何となく赤茶色っぽい部分も。
何故、血池なのかちょっと詳細気になる。

11/3 13:51

下山再開
来た道を戻りひたすら下ります。
紅葉ルートは癒されますね*°

11/3 13:56

ふぁぁぁぁぁ(*´ー`*)

11/3 14:32

御沢に到着
御沢の須佐之男命に無事下山報告

11/3 14:41

御沢野営場に到着！
なんと！駐車場停めていた車にカメムシが！！
ドアの隙間にくっついて車内侵入とカメムシ嵐地獄に(；A；)
みんな気をつけて〜💦

11/3 15:08

帰りも一ノ木の飯豊山神社に参拝*°
安全無事に下山する事ができました、ありがとうございました！

撮影機器：

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

706SH SHARP

感想

amaterasu

2年越しの飯豊山！
飯豊山に登る計画をし休みをとっても
天気に恵まれず登れない日々を過ごしていました(；A；)
今年も半ば諦めていたのですが・・・
雪が降る時期になっても初冠雪の知らせもなく、(この時期はもう既に雪の飯豊山)
11月に入ってからの秋晴れ予報！

今回初の1泊2日で飯豊山に登ることなりました*°
詳しい山行は上の写真から(*^^*)

現在、飯豊山好きで色々と調べていますが
現地に足を運び肌で感じ触れる事で
創作意欲が湧きました！
今年の冬コミでは伝承系と思っていましたが
今回山に登ることができ登山本を描きたいと思います(漫画で♪)

今回1人という事で、頼れるのは自分だけ。
不安な事も多かったですが
山の中で自分で計画や行動に責任をもって歩くという行為に緊張感と充実感を感じました。
1人は自由で気兼ねない時間
とても楽しかった！
その分、1人というリスクを考えながら行動しなければ、自分が気が付かないうちに遭難しているという言葉が頭をグルグル巡りました。

山は楽しいけど落ち着いて
山と向き合いながら歩こう
今まで以上に山が好きになり、
少しだけ成長したような気がしました
飯豊山を楽しんだ2日間
今回、飯豊山ありがとうございました(*^^*)


※動画作成したら添付します(。・ω・。)ノシ