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Yamareco

記録ID: 209080
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

古里駅〜川苔山〜蕎麦粒山〜東日原(写真なし)

2012年07月22日(日) [日帰り]
情報量の目安: B
都道府県 埼玉県 東京都
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GPS
07:07
距離
19.7km
登り
1,678m
下り
1,356m

コースタイム

06:53 古里駅発
07:45 分岐(〜07:50)
(途中で雨具装着15分+軽食)
08:50頃 赤久奈山
10:00 川苔山(〜10:15)軽食
10:45 踊平
11:08 日向沢の峰(〜11:13)
11:45 蕎麦粒山(〜11:55)軽食
12:42 一杯水避難小屋(〜12:52)
14:00 東日原バス停着
(歩行時間6時間7分)
天候 曇り
7時時点で小河内は16.7℃、最高気温は12時の20.6℃
梅雨に逆戻りしたような、湿気だらけの1日でした。
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
JR青梅線で古里駅まで。
帰りは東日原からバスで奥多摩駅まで。
コース状況/
危険箇所等
【道の状況】
全体的には一般的な登山道です。雨としずくで少し濡れており、滑るところもありました。

◆古里駅〜川苔山
最初はやや傾斜がきついですが、分岐を過ぎると緩やかになります。
道の感じはいろいろで、足を置くところを慎重に考える必要があります。
トラバースするところがあり、実際に通り過ぎた後に落石がありました。

赤久奈山への分岐には標識等はありません。
左に急登、右に巻き道らしきものが出現します。左を登ってください。

また、途中一度作業道に出て、また登山道に入り直すところがあります。
前回は下りで痛い目にあったところです。
歩いて行くと、右側に立てかけてある標識があり、左側にそれっぽい道がありますが、それは違います。
さらに作業道を進んでください。左側に入る道が出てきます。

川苔山への道は入り組んでいますが、登りルートであれば迷うことはないと思います。

◆川苔山〜一杯水避難小屋
基本的には細かいアップダウンで構成されています。
踊平までは一旦かなり下り、そこから日向沢の峰まで登り返します。
蕎麦粒山までは何度か急登がきますが、短いので心配はありません。

蕎麦粒山からはアップダウンが続き、あまり標高は変わりません。
道もこのルートの中では良いので、一気に歩けるところです。
一杯水は1月に訪れた時は出ていませんでしたが、今回は出ていました。
避難小屋は誰もいませんでしたが、使える状態でした。

◆一杯水避難小屋〜東日原バス停
ヨコスズ尾根を下ります。
前半はアップダウンがあり、あまり標高が下がらない印象です。
標識を過ぎると一気に傾斜がきつくなります。
最後はつづら折りの道を下り、民家を過ぎて一般道に。
左に折れればバス停はすぐです。

感想

1月にほぼ同じルートを行きましたので、今回は逆に歩きました。
先週32キロの大縦走をした時に右の腸脛靱帯炎を発症したので、下りの負荷が少ないところを選びました。
珍しく5日間何もせずに過ごし、十分にケアしたので問題なく歩くことができました。

今日はあいにくの曇り。今にも降り出しそうな感じでした。
このイメージがあったからか、途中で何度も「雨が降りだした」と勘違いしてしまいました。
実際には1滴も?降らなかったようです。

さて、古里駅からはいつも南側に進むのですが、初めて北側に行きます。
赤杭尾根は下りで一度だけ歩いていますので、何となく分かります。
その時はあまり傾斜がないイメージで、道もかなりいいという感じでした。
ただ今日はそんなに道がいいという感じではありませんでした。
登りと下りという違いがあるかもしれません。普通の登山道です。

しかし、今日はカメラを忘れました。ですから写真はありません。
でもそれで良かったかもしれません。なぜなら天気が…

分岐を過ぎまして、さらに登って行くと、どうも水滴がボタボタ落ちてきます。
最初のうちは無視していたのですが、あるところから増えてきました。
「これは本格的に降りだしたなあ」と思い、仕方なくザックを下ろして雨具を装着しました。
でもその割には余裕があり、おにぎりを出して食べる始末。
「どうしようかなあ。下りてもいいけど」と思いましたが、そろそろ縦走の練習もしなければなりません。
2、3日歩いていればいろんなことが起こるでしょう。もちろん雨も。
装備があるのであれば、少々の雨ぐらいは克服しておかなければなりません。
すぐに「行こう!」ということになりました。

でもたまに空が見えるところに来ると、どうも降っていないのです。
今日は終始そんな感じでありまして、なんだかなあと。
それでも雨具をつけた直後にヤブが出現し、そのヤブがまたタップリと水を含んでおりました。
ヤブはすぐ終わり、以後は出現しなかったのですが、一瞬にしてびしょ濡れとなりました。
ですから下だけでも雨具をつけたのは一応正解ということにします(笑)
靴も保護しましたので、先のほうが濡れただけで済みました。
一応値段の高い革靴ですので。

赤久奈山への分岐はやはりよく分かりません。いきなり分岐が出現します。
でも前回通り過ぎつつ「これを登ればいいのかなあ」と思いました。
それを覚えていたのですね。ですから迷わず左の登りを進むことができました。
ピークという感じの場所ではないですが、一応看板もありました。
少し進むとほどなくして巻き道と合流します。

ガスが凄い。今日は全く景色は見られませんでした。
そして相変わらずボタボタと。
おそらく湿気が凄すぎて水滴になっていたのでしょう。
雨のように落ちて水たまりになっていたところも数カ所ありました。
湿気は凄いなあと思いました。

例の作業道に来ました。今回は間違えないぞと。
でも「偽の登山道」を過ぎてもしばらく何もないのです。
「まさかあれが正解じゃないよなあ」と思いながら登ると、左側に標識がありました。
これでようやく「エビ小屋山事件」は収束しました。めでたしめでたし。
間違えた分岐がどこだったのか探しましたが、確信は得られませんでした。
おそらく次の標識があるところだと思います。
そこは川苔山から下ってくると、標識に沿って左に下るのが正解ですが、右に登る道があります。
前回はフラッとそこに行ってしまったのだろうと思うのです。

あとは淡々と登って行き、曲ヶ谷北峰の分岐を左に折れれば、山頂はすぐです。
山頂には5人ほどの人がいました。

引き返して曲ヶ谷北峰の分岐を今度は直進気味に進みます。
踊平までは少し急なところを下ります。
そこからはやや急登を何度か登って日向沢の峰に着きます。
まだ体力的には余裕がありました。

ここからは何となくアップダウンを繰り返し、最後に急登をひと登りして蕎麦粒山へ。
軽く休憩をとりました。
予めバスの時間をメモしていたのですが、どうやら14:50のバスに間に合いそうです。
逆に、予定していた天目山への登頂はとりやめることにしました。
今日は山頂に行っても何も見えませんから。
歩ければいいというのもありました。ピークハントよりはバスの時間が優先です。

ということで、少しペースを上げて歩きました。1時間で一杯水避難小屋に着きました。
バスには楽々間に合いそうでしたが、やはり山頂に行くと微妙になってしまいます。
ここはそのまま下ることにしました。また天気の良い時に!

ヨコスズ尾根は快適に歩くことができました。
ただ最初アップダウンが多くて、なかなか標高が下がりません。
「こんな道だったかなあ」と。下るのが久々だったこともあるでしょうか。
右膝も大丈夫でしたし、1時間少々で下り終えました。
特に急いだわけではないのですが、速かったですね。
ゆっくり休憩してバスを待つことができました。

実はもう少し長く歩けるだろうと思ってこのルートを設定しました。
天目山に行かなかったにしても6時間というのは想定外です。
しかも全く急いでいないのですありまして…
天目山に行っても+1時間がいいところですから、それでも7時間です。
前回逆に行って7時間20分ですから、それより速いことになります。
前回は下りベース、今回は登りベースですから、本来そうはなりません。
体調が良かったのかな?ということでしょうか。

今日は涼しかったですが、また暑くなるでしょう。

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