裏岩手縦走
- GPS
- 56:00
- 距離
- 35.1km
- 登り
- 2,114m
- 下り
- 3,067m
コースタイム
7月21日 06:00三ツ石山荘−08:10犬倉山−09:00姥倉山分岐−09:30大地獄谷分岐−12:40御神坂分岐−12:45不動平避難小屋−13:00八合目避難小屋14:20−15:00岩手山山頂15:10−16:00八合目避難小屋
7月22日 03:30八合目小屋−04:10岩手山山頂05:00−05:20平笠不動避難小屋06:20−07:00ツルハシ分れ−07:40第1噴出口−09:15焼走り登山口
天候 | 20日21日曇り(標高1500m以上は晴れ)22日晴れ(標高1100mから200mほど雲) |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。湿原は木道により整備されていて安全に歩けます。 登山ポストはありません。焼走り口にはあります。 下山後は焼走りの湯09:30〜(500円)が最寄です。食事も出来ます11:00〜 |
写真
感想
昨年は大雨洪水警報発令のため断念した裏岩手縦走を実施することに。
朝八幡平にむかうと山は雲の中。東よりの湿った冷たい空気が吹き付けて山にあたり、雲を形成していたのである。こりゃ展望は望めないなぁとあきらめをつけて登る準備をした。外は結構寒い。気温は10度くらいだろうか。
支度をして歩き出すと監視員の方とすれ違う。まず最初の畚岳を登ると雲の上に出た。1500mくらいが雲のてっぺんかな。次の諸桧岳、かろうじて雲の中。石沼も雲の中、しかし雲の中の沼も風情があっていいものだ。嶮岨森、展望良いはずが雲の中。天気が良かったら最高の展望を見ながら歩いたのだろうな〜とか思いながら大深山荘へたどり着く。小屋は新しく中もきれいに掃除されてて気持ちがいい。逆に出て行くときにきっちり掃除しなくてはと思わせるほどだった。ここで昼食休憩をしながら今日はこのままの天気で三ツ石まで行くのか、などと考えていた。それと今日は誰ともすれ違わない。まぁ平日だしねぇ。しかし道中は気温が低く暑がりの自分にとっては歩きやすい状態だ。大深山荘を出て水場へ向かう。水は豊富に出ていた。大深岳へ、うん、展望望めず。。。こりゃ三ツ石もダメだろうなとあきらめて歩き出す。そして三ツ石山、異常なく雲の中だ。山荘に降りて宿営準備にかかる。夜はラーメンにすることにした。そしてビール1リッターとウィスキーをちょっと飲んでラジオを聴きながら明日も似たような天気だと確認して寝ることに。
2日目、予定を変更して御苗代湖ルートから鬼ヶ城ルートへ変更することにした。昨日と同じ天気なら雲の中を歩くより、少しでも高い尾根を歩いたほうが雲の上に出る確率が高いから、風を浴びながら歩けるから。出発の支度をして外に出ると三ツ石山が姿を現す。これは!と思って反対側を見ると大松倉方面は異常なく雲の中。。。まぁいいさと歩き出すと犬倉山で今山行間初めての登山客と会う。挨拶を交わし先へ進むと続々と登山客に会う。やっぱ週末だな。鬼ヶ城分岐から先は雲の上に出た。青い空が気持ちいい。ぐんぐん進むと岩手山が見えた。山頂には沢山人がいるようだ。当初の予定ではいったん不動平で昼食の後山頂を目指す予定だったが一気に八合目小屋まで下ることにした。理由は御成清水が飲みたかったから。鬼ヶ城を歩いていたら雲の上に出たもんだから急激に暑くなってシャッコイ水が飲みたくなったから。八合目でカレーを食べて冷たい水飲んで山頂へ登ることに。後ろから走ってくる音がした。振り返るとランニング服装の人。今から走って登るんですか?と聞くと午前に一度登ったとのこと。では帰るのですか?と聞いたらもう一回登るのだとか。良く聞くと地元の方らしく毎週のように登っているらしい。先週は台風並みだったということだ。あの天気で登ってたのかとあっけにとられた。。。
山頂に着くと山の周りは雲海だった。高い山しか見えない。けど上空は雲がないので遠くは鳥海山まで見えた。八合目に降りて御成清水で冷やしたビール1.5リッターを飲んでウィスキーを飲んで寝た。
3日目、トイレに起きて外に出てみると星空。そして雲海。こりゃ御来光見れるな。支度をして山頂を目指す。朝の八合目の気温は3度。雨衣上下を着て山頂到着。御来光を拝んで紅茶を飲んで落ち着いたらもよおしてきた。急いで平笠小屋に降りる。用を済ませて朝ごはんとした。宿泊者の形跡があった。荷物をデポして御来光に向かったのだろう。ご飯を食べ終わって出発の準備をしたら帰ってきた。挨拶を交わして下山する。日曜ということもあり登山客と沢山すれ違う。雲より下から上ってくる人は浮かない表情だが山頂はピーカンですよと教えるとテンションを上げて元気に登っていく。山頂につく頃曇ってませんように。。。と願う。途中、知り合いの方ともすれ違う。大怪我から復帰後だが後から聞くとピークハントしたようだ。流石だと思った。しかし山頂付近は太陽にギラギラ照らされて暑かったけど下界は涼しい。こんな山行もあるのだな。無事登山口に着いて焼走りの湯まで歩く。ゆっくり温泉に浸かってお昼を食べる。バス時間を見ながらタクシーを呼んでもらって東八幡平交通センターへ。観光地のバスセンターという感じの建物だがだいぶ古く少し寂しい感じ。でも味があっていい感じ。俺旅してるなぁって酔いしれる。頭の中では久石譲氏のsummerが流れている。バスに乗って八幡平頂上を目指す。八幡平レストハウス付近は観光客、登山客でにぎわっていた。いい季節ですなぁ。
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