岡山県美作市 武蔵山牢跡〜日名倉山〜ベルピール〜モミジロード



- GPS
- 03:09
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 469m
- 下り
- 454m
コースタイム
- 山行
- 2:46
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 3:07
歩行距離6.5km、歩行時間2時間45分、歩行数14,300歩、消費カロリー1,490Kcal
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ベルピール自然公園駐車場<写真34>からスタート&ゴール地点の武蔵山牢跡前のスペースまではアスファルト道、それ以外は土や砂利道です。一部、知らなければ入口に気づかない所がありますが、ヤブコギはありません。 ヒイロタケ<写真29>撮影地点からリュバンベール鐘楼<写真31〜33>に向かおうとしましたが、「ここから先有料区間」と書かれてロープが張られていたので引き返しました。今回のルートはすべて無料区間です。 志引峠<写真10>から岡山&兵庫県境沿いに南下するルートは、標高770m辺りまでは正規の登山道ではありませんが、ピンクテープや踏み跡があり歩きやすいです。 ベルピール自然公園駐車場<写真34>からスタート&ゴール地点の武蔵山牢跡前のスペースまでのアスファルト道はモミジロードで、国道429号線にちなみ、429本のモミジが植えられているそうです。確かに、1〜3mおきに植えてありますが、小さな木も多く、色づきは全体では3割程度、駐車場<写真34>より下のほうが色づきがよかったです。 十国岩<写真05>&石造地蔵尊<写真08>へは、4年前は植物が生い茂った中の踏み跡を辿ってすぐでしたが、今回はトレラン大会のためか、国道429号沿いに広い砂利道ができており、植物もかなりなくなって随分様変わりしていました。どちらへの道も途中にトレラン大会の道標があり、後山方面(北)へ向かうようでした。 十国岩<写真05>へは、国道429号沿いにある道標から北斜面に入るとすぐに広い砂利道があります。西に進み、道沿いに北東に方向転換すると十国岩が見えます。道はさらに北東に延びていますが、最後は適当に岩に向かって1m程上がると岩の上に立てます。 石造地蔵尊<写真08>は、広い砂利道を東に進むと、トレラン大会の道標のすぐ東にあります。 日名倉山(ひなくらさん)の頂上<写真15〜18>周辺は、この時季はススキで道がわかりにくいことが多いのですが、今年はトレラン大会で整備されたためか、シダやススキの間の細道もはっきりしていました。標高1030m辺りからススキが茂ってきますが、たまに手でよける程度で山頂まで行けました。日名倉山(ひなくらさん)の頂上からリュバンベール鐘楼<写真31〜33>までは遊歩道です。 ススキ越しにリュバンベール鐘楼<写真23>撮影地点からは、地形図の破線の道へと折り返す道のほうがわかりやすいです。今回はススキをかき分けて踏み跡からきれいな砂利道に出ました。 |
その他周辺情報 | 日名倉山(ひなくらさん)北西の道の駅あわくらんどの隣に「あわくら旬の里」があり、ランチバイキング<写真44〜46>を楽しむことができます。また、その北北西には温泉施設「湯〜とぴあ 黄金泉」があります。 |
写真
もう少し先までなんとなく踏み跡があり、壊れかけた養蜂箱?のようなものが残っていました。4年前を思い出しました。引き返し、道標と紅葉した木を写真に撮りました。駐車地点の南にも見張り所の立札がありましたが、周辺をネットで囲ってありました。
側の国道429号線にちなみ、429本のモミジが植えられているとのことですが、起点も終点もよく知りません。少なくとも、この辺りからベルピール自然公園駐車場<写真34>までは道路沿いにたくさん植えられています。
生長するにつれ茶碗からお皿のように広がります。また、押し合うように群生するため、花のようにひらひらになることもあります。毒はないかもしれませんが、食用には向かないそうです。作業道にたくさん生えていました。
国道429号線にある道標から少し右上に見えますが、知らなければわからないでしょう。すぐ西にトレラン大会の道標があります。廃仏毀釈の影響か、頭部がありません。これも吉川英治『宮本武蔵』に登場します。
「雛倉山」
標高1047.1mの日名倉山(ひなくらさん)頂上三角点<点名:雛倉山>の脇には、日名倉神社の奥の院(祠)があります。三角点の側にいつの間にか猫石が置かれていました。おそらく、倉敷市真備町の方の作でしょう。この少し西から動画を撮りながら登頂しました。
リュバンベール鐘楼
西北西に「コスプレーヤーの聖地」、リュバンベール鐘楼<写真31〜33>が見えます。遊歩道は北上しますが、ススキの中に分け入るとすぐなんとなく踏み跡が残っており、南南西に進むとすぐに砂利道に入ります。
愛の村パーク
好評だった一人分ずつその場で炊き上げる釜飯付きのランチバイキングはなくなりましたが、レストランも温泉も健在です。お土産も購入できます。ここから広大な「日名倉山茅場(ひなくらさんかやば)」を動画に撮りました。
東斜面は一面のススキ野です。「日名倉山茅場」として文化庁のふるさと文化財の森に認定され、ススキなどが約10ヘクタールにわたって群生しています。ちなみに、リュバンベール鐘楼の石段の上り口にあった新しそうな説明板には、3ヘクタールと書かれていました。半分以下に減っています(*_*;
最初は鮮やかな朱色ですが、そのうち色あせて右のように白くなってしまいます。桜に生えることが多いそうで、これも伐採された古い桜の枝に生えていました。少し進むと、「ここから先、有料区間」でロープが張られていたので引き返しました。
ベルピール自然公園駐車場<写真34>周辺のモミジは乾燥して結構茶色くなっていましたが、この辺りからきれいに色づきかけた木がいくつか見られました。前方に水が流れているのが見えますが、去年の豪雨で足が折れて落ちてしまったビーナス像は行方不明になっていました。
真っ赤でした。モミジロード全体では3割程の色づき具合です。シカに食べられるのか、みんな下の方をネットで囲われており、ネットからはみ出ていない小さな木も多く見られました。4年前から生長していないような気がします(-_-;)
ランチバイキング1
鍋はここでは初めてです。塩ちゃんこと寄せ鍋風の2種類の出汁があり、具材はエビやサワラ?、鶏肉などのたんぱく質系、水菜や白菜、しめじなどの野菜&キノコ類、関西では定番のマロニーと豊富でした。なお、松茸料理は終了し、茶わん蒸しや炊き込みご飯はシメジに変更になっていました。
ランチバイキング2
さすがにアユの塩焼きは終わり、カレイの干物になっていました。人気のパンは1階の売店で購入できます。メロンパンは初めてで、人気がありました。特に紅茶メロンパンがおいしかったです。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
防寒具
軍手
雨具
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
サブザック
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
携帯
時計(防水)
タオル
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(山使用可能)
eTrex30(GPSナビゲーター)
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感想
そろそろ紅葉シーズンです。ふと思い出したのがベルピール自然公園北のモミジロードでした。
また、日名倉山(ひなくらさん)には、文化庁のふるさと文化財の森に認定されている「日名倉山茅場(かやば)」があり、ススキなどが約10ヘクタールにわたって群生しています。ちなみに、新しそうな現地案内板では3ヘクタールに縮小されていましたが(*_*;
10月初めにはススキで真っ白になった斜面がきれいなので、運が良ければ秋の代表的な風物詩、ススキとモミジの両方楽しめるかもと考え日名倉山を訪問しました。
宮本武蔵山牢跡を出発点とし、先に十国岩(吉川英治『宮本武蔵』に登場する岩)経由で、志引(しびき)峠を起点に日名倉山の北東尾根を登ることにしました。
日名倉山の頂上まで来ると、たくさんのススキが生育し、それら越しに後山や駒の尾山、三室山などの名峰が見えました。
そこからは遊歩道でベルピール自然公園内のリュバンベール鐘楼に向かいました。道中はススキロードで、遠目にはギリギリ白いススキ越しに総検行(そうけんぎょう)山などを望みました。また、黄葉し始めたカラマツと後山のコラボはうれしいサプライズでした(*^^*)
途中からは広大な茅場(かやば)を抜ける道に入り、ススキ野の風景を楽しみました。
最後は舗装道路沿いにモミジ並木が続くモミジロードで、さまざまな色づき具合のモミジを観賞しました。
これら秋の風物詩は写真や動画で紹介しています。
ゴール後は「あわくら旬の里」のランチバイキングであったか具沢山の鍋料理などを堪能、深まる秋を短時間で目でも舌でも存分味わい、充実した一日となりました\(^o^)/
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