竹田川支流水上谷〜南丈競山

2012年07月23日(月) [日帰り]

• GPS: 08:46
• 距離: 10.7km
• 登り: 838m
• 下り: 837m

コースタイム

水上谷出合6:50-丈競山小屋12:05-ユーゼン谷下降点12:45-林道14:05-水上谷出合15:35

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

丸岡町上竹田から龍ヶ鼻ダムを経て現地出合へ。

コース状況／危険箇所等

林道は、年によっては通行できない場合もあるので、事前に調べるておくとよい。
下降する谷は今回の谷に限らずいろいろ選べる。なお、下降した谷は「ユーゼン谷の右支流」

写真

7/22 7:02

前日の雨のため、(渇水期と比べ)水量が倍増している感じ

7/22 7:13

どの滝も見応えたっぷりに

7/22 7:15

水上谷は、登れる滝も多い

7/22 7:20

これも登れる

7/23 18:46

登れなくても、捲きは小さく、ルートファインディングも簡単

7/22 8:09

菱岩の二丈滝。このへつりで失敗、H子釜へ、さようなら…

7/22 8:19

滝音が凄まじい

7/22 8:20

どどどどどー

7/23 18:55

一歩が難しくて、それが楽しい

7/22 8:28

うーん、登れませんね…

7/22 8:31

この10m滝ではロープを延ばす

7/22 8:42

中間部、あと少し

7/22 8:49

間もなく終了点

7/22 9:13

ナメがあったりと、見せ場もたっぷり

7/22 9:51

ガンガンとシャワークライミング

7/22 9:59

シャワークライミング♪

7/23 18:55

みんなびしょ濡れ

7/23 18:51

CSの4段滝(上段滝見えず)は小さく巻く。

7/23 18:55

こんな奇妙な滝も。取り付くと、見た目よりけっこう悪い。ヒヤヒヤ。

7/22 12:08

南丈競山の小屋

7/22 13:44

下降した谷もきれいな谷だった

7/22 13:50

大滝上部は腹ばいクライムダウン

7/22 13:51

けっこう高さがあります

7/23 18:55

多段の大滝でした

7/22 13:59

下まで来ると、右からも支流が入っていて、見事な出合滝になっていた

7/22 14:02

不安定な岩が乗る滝

7/23 18:55

草ぼうぼうの林道脇にあったトチの大木

7/23 18:55

竹田川沿いの林道から、竹田川を見る。昔はほんとうにいい谷だったそうな

撮影機器：

Optio W60 ペンタックス

感想

BOSS

週明けと共に梅雨も明け、連日35度超えの天気が続いていたが、週末になると途端に豪雨。県内の谷は一気に水かさを増やしてしまい、予定していた谷は遡行できないと判断。

こういう場合の"隠し球"として用意していた、竹田川の水上谷へ場所を変更。ここなら大きな支流は合流しないし、本流の徒渉も危なくない。

水上谷はかれこれ8年前に遡行しているが、その日は初めて沢登りをするという人を連れてゆく案内遡行だったのだが、オレは前日に友人の結婚式に参加して意識不明の泥酔状態に…。

翌朝待ち合わせ場所に来た、沢登り初めてのH子からの電話で起こされ慌てて家を飛び出すものの、未だ酔いが回っていて運転などできるはずもなし。仕方なく同行者が運転して現地に向かうが、その道中すらも思い出せない始末。

とりあえず入渓はしたものの、隊列の後ろでゲロゲロ状態。最悪の案内遡行になってしまった。しかもツメで大ミスするというおまけが付き、1時間の激藪漕ぎに！おかげですっかり酔いも吹っ飛んだのだが。

しかし藪漕ぎで全員かなり疲労。谷を下降する予定を変更して登山道を降りることにしたが、駐めた車の場所が登山道とはまったく違うということから、登山道を駆け下りて、今日の罪滅ぼしというわけでオレ一人で車を回送しに向かったのでした。

そんなめちゃくちゃな遡行に参加したH子は、今は立派な同人山猫のメンバーに！オマエも成長したよな！(え？オマエに言われたくないって？)

あ、今回の水上谷ですが、前回遡行の記憶はほとんど吹っ飛んでいて、初遡行のような感覚に。おまけに週末の雨で水量も倍増。小雨にもかかわらず、迫力ある連瀑にわいわいとシャワークライミング♪

下降の谷も美しさ一級で、県内のローカル沢の雰囲気むんむん。後は林道歩き1時間強で駐車地へ、楽ちん♪

林道途中から雲が流れ出し、辺りには真夏の日差しが。今日も最高の遡行となりました。

ふと思ったのがアブがいないこと。この時期ならとっくにアブが大発生して、アブ払いが普通なのだが、それが一匹もいないとは。林道歩きはアブ払いと覚悟していたが、今年は発生が遅れているのだろうか。不思議な年だ。