飯豊と朝日を結ぶ分水嶺 柴倉山北1120m峰〜1057m峰〜1037m峰

- GPS
- 11:24
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 835m
- 下り
- 840m
コースタイム
- 山行
- 10:36
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 11:23
天候 | 曇り一時小雨と雪のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
砂沢沿いの林道起点から野川橋を渡り荒沢方向に向かう林道に入る.砂沢を渡渉し荒沢に向かう荒れた踏み跡を歩く.荒沢を標高570m地点まで遡行しここから南西に向かう尾根を登る.この尾根はやぶが薄くそれほど苦労せず950mの別の尾根に合流する地点まで登れる.ここから柴倉山北1120m峰まではしだいに灌木と笹が多くなりやぶ漕ぎが辛くなる. 柴倉山北1120m峰から1037m峰に続く分水嶺も潅木と笹のやぶが続くが1091m峰までのやぶは比較的薄い.ここから1037m峰までは灌木とつる性植物のやぶでかなり辛い部分が出てくるが,先々週に歩いた1037m峰から祝瓶山のやぶよりは少し楽.ただしこの稜線も稜線直上のやぶはひどいので少し西側の斜面をトラバースしながら進む.1037m峰付近はつる性植物のやぶがひどく通過するのに大変な場所がある. 1037m峰から下った尾根の最初の方は灌木のやぶがひどく下りでも苦労する.762m峰付近は痩せ尾根でここも灌木のやぶが目立ち少し嫌になるが,下るにつれて笹のやぶになりそれほど苦労せず下れるようになる.最後は砂沢を渡渉し少しやぶ漕ぎして林道に出る. |
写真
感想
10月28日に1037m峰から祝瓶山までの分水嶺を歩いた.まだ高い山しか雪が降っていないので前回の続きの分水嶺歩きを試みた.昨日に行こうとしたが天気予報が今一つだったので今日に変更したが,今日も午前中は天気が良くなかった.
荒沢までは林道と荒れた踏み跡がある.荒沢は770m地点まで遡行しここから別の尾根と合流する950m地点に向かう尾根を登った.今回も沢を遡行したのでネット通販で購入した登山靴にかぶせる薄いシューズカバーを使用した.軽く折りたためてチャックで締めるだけだがかなり使えた.ただ今回は渡渉が多かったので片方の靴下が少しだけ濡れた.今回登った尾根はやぶが薄く歩きやすいが,上部の方は潅木を主体としたやぶで少し辛くなる.柴倉山北1120m峰から1037m峰の分水嶺も潅木と笹を主体としたやぶだが,1091m峰付近まではやや薄い.1037m付近は身動きができないほどのつる性植物のやぶがひどく大変だったが,今回は剪定ばさみを持って行ったので前回よりは楽だった.今回も稜線直上のやぶはひどい場所が多いので所々西側の斜面をトラバースしながら歩いた.1037m峰から下った尾根の最初の方と762m峰付近は灌木のやぶがひどかった.砂沢を渡渉した頃から暗くなりヘッドランプを点けた.
このコースもヤマレコ初トレースだが尾根や分水嶺上には部分的に歩いた痕跡があった.おそらく残雪期のものやけもの道だと思う.ただし踏み跡として利用できる部分はごくわずかでやぶ漕ぎに終始した.赤テープなどのマーキングはなかった.この稜線を歩くのは大変だが,1091m峰北側から見た三角錐の祝瓶山は見応えがある.
ここから南に続く分水嶺山行:
飯豊と朝日を結ぶ分水嶺 1120m峰〜柴倉山〜1150m峰
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2119091.html
ここから北に続く分水嶺山行:
飯豊と朝日を結ぶ分水嶺 1037m峰〜祝瓶山〜赤鼻(祝瓶山南稜)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2079989.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
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日本海から柴倉山北の1120までつながりましたね。
柴倉山まで南下すると里からのアクセスが少し楽と思います。
10年前(2009/10/17)新潟の人が野川から柴倉山を周回した記録を見ました。柴倉山北下の池の写真を初めて見ました。今はブログを閉じました。
今年(2019/5/14)初めて尾根から通称『合地峰』に登りました。
ご参考記録です。
https://ameblo.jp/kumanoyama093/entry-12511517211.html
これからもオラの歩けない分水嶺記録を拝見させて下さい。
まだ稜線に雪がなさそうだったので前回の続きの分水嶺を歩きました.
このあたりの分水嶺は積雪期に入るのが困難なので晩秋中に歩きたかったからです.
今回の分水嶺もやぶ漕ぎは大変でしたが,前回歩いた分水嶺よりは少し楽でした.登った尾根のやぶが比較的薄かったのも良かったです.ここの分水嶺を歩く人はほとんどいないと思いますが,ここから眺める祝瓶山は鋭い三角錐で素晴らしかったです.
次は柴倉山に登り近くの雪のない池を見たかったのですが,もう雪が降りそうなので今年は諦めます.今後,okusan093さんの山行記録も参考にさせていただき,分水嶺歩きを続けますのでよろしくお願いします.
地図をよく見たら1120m峰から『池』までは200m位ですね。
もっとも激藪で蔓も絡むとつらいですね。
体力・技術強い yukitsubasa さんなら合地峰から1120m峰往復とか、1120m峰下りで自転車で帰るとか充分、日帰り可能圏内と思います。
yukitsubasa さんの丁寧な記録を拝見して大分理解してきました。
オラの一度の柴倉山(2017/6/5)記録を見たら、雪の池と1120m峰
(ピーク)が写っていました。
昨日の晴天に葉山から柴倉山等を展望してきました。
三体連山〜柴倉山〜祝瓶山、いつ見ても好きな光景です。
ご参考です。 ※朝日分水嶺、いいですね。
https://ameblo.jp/kumanoyama093/entry-12545213745.html
柴倉山の登山ルートのアドバイスありがとうございます.
稜線に雪がなく天気が良ければ今月中に登りたいですが,今週末は仕事があるので今年はもう無理と思います.残雪期に南側から往復することも考えていますが,池は無雪期に見たいのでやはり秋ですかね,
長井葉山の山行記録を拝見しました.
祝瓶山から柴倉山までの稜線の写真はいいですね.歩いた稜線ですので親しみが湧いてきます.ありがとうございました.
これからも分水嶺歩きを楽しく続けますので,よろしくお願いします.
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