富士山(富士宮口〜剣ヶ峰往復)
コースタイム
天候 | 晴れたり霧ったり小雨ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な箇所はありません。 |
写真
感想
( ´_ゝ`)。o○(毎度のことですが、子供たちの頑張り記録になってしまう予感満載です。スミマセン)
1年がかりで計画し、山歩きすら全くしたことがない子供達とトレーニングを重ねてようやくここまでたどり着きました。私は20代前半に1度だけ先輩に連れられて登ったことがあったけれど、ほとんどその時の記憶がない状態。不安がないとはとても言えない状態でしたが、計画は実行に移さないと気が済まない私の性分。さて、どうなることやら?
登っている時の様子は写真の説明でわかるようにしました。
我が家の子供たちは歩き始めに強烈な拒否反応を示すことと、今回は富士山ということで高山病は大丈夫か、と二つの心配がありました。
拒否反応は相変わらず。登りはじめて数分で「もう帰ろう」コール(毎度のことですが)。毎回言われるとさすがに私も凹みます(´・ω・`)
なんとか楽しい創作昔話を話したり、ハート形の溶岩石を探そう!みたいに子供たちの気を紛らわせつつ少しずつ子供たちの気持ちを登山モードにもっていきました。
高山病については色々調べて対策をしてみました。
新五合目の駐車場で1時間半ほど昼食を食べたり軽く昼寝したりして高地順応。
もともと激しく遅い子供たちのペースに合わせてゆっくりゆっくり登ること。
息切れがしてきたり辛くなってきたら止まって休んでいいんだよ、と子供たちに伝え、結果休んでばっかりww
それでも長男は六合目を過ぎたあたりで気持ち悪い、頭が少し痛いと言い出しました。大丈夫か?と止まるたびに確認しながら進みます。最後まで長男はやめる、とは言いませんでした。
六合目すぎから霧、時折小雨の降る天候に。気温もグングン下がって霧でしっとり濡らされ体温を奪われます。
次男が寒い寒いと訴えました。ネルシャツを着てダウンジャケットを着てレインジャケットを着ても唇は真っ青、顔面蒼白。さすがに断念を覚悟しました。が、立ち上がり牛歩のペースで進む次男。新七合目すぎからは寒さに加えて眠気も出てきて歩きながらウトウトしてしまうほど。
なんとか宿泊予約していた元祖七合目の山口山荘にたどり着いた時には心底ほっとしました…。同時に翌日の山頂への不安もムクムクと。
山小屋に入ってしばらく布団で温まったら子供達は元気復活!
じゃれあう我が子に胸をなでおろす小心者の母(私)。
18時くらいには一面の雲海が眼下に!すごーい!俺たち神様みたいじゃん!と子供達もテンションアップ〜。
23時くらいにふと目を覚まして外にでてみたら、雲海はすっかりなくなり下界の夜景と満点の星空(・∀・)これも子供たちに見せてあげたかったな…残念。
深夜でも続々と登ってくる登山者ワンサカ。さすが富士山ですね。
日の出が4時くらいと聞いて早起きして観察へ。
薄く雲がかかっていたけど、天気イイ(・∀・)♪
山肌越しに御来光を満喫し、子供達も起きたら朝食を食べて出発!
不思議と二人とも「いかない」とは言いませんでした。
ただ、元祖七合目をすぎると一気に険しくなる登山道。一面に広がる溶岩の光景に薄くなる酸素。
前日から頭痛を訴えていた長男。やはり動きが鈍くなってきました。
つづら折れのカーブごとに座って休憩。それもきつくなってきたら10歩歩いたら座って休憩。
そんな感じでどんどんペースが落ちていき、概ね一合1時間〜1時間半ペースだったのに、九合五勺から山頂までかかった時間なんと1時間半!
それでもやっぱり山頂に到達したときの達成感はいいですね♪
無事みんな一緒に山頂にたどり着けてホントよかった!
山頂で昼食をとって休憩したら下山開始。
下りは得意な子供達。ルンルンでスタスタと下っていきます。
が!
下りでまさかの私が高山病発生(>_<)
身体が思うように動かない、かといって動きを止めて休むとこめかみをグリグリされるかのような激しい頭痛…。寒気に眠気…(´・ω・`)
登りの時とは正反対。下りはひたすら子供たちに心配されながらヨロヨロと歩くハメに(>_<)
もう写真なんて撮ってる余裕はありません。そんなワケで下りの写真は数枚のみ(;・∀・)
山頂から新五合目まで5時間半。キツ〜イ苦行でした(´・ω・`)
一向に上がらない(上げられない)ペースに日没の心配が脳裏をかすめます。装備の準備はできているけれど、夜の山道を歩く訓練はしていません…気ばかり焦る焦る…。なかなか近づかない下の山小屋…。
子供達も最初こそルンルンで下ってましたが、時間が経つごとに口数も減り何でもない場所で転げ…かなりしんどそうな状態に。
帰りの車は30分くらい誰も何も話さない無言カー(笑)
いつもは下山と同時に元気になるゲンキンな子供達もさすがに富士山はこたえたようで…(´・ω・`)シーーーン
それでも何とか無事に帰ってくることができました。よかったぁ〜。
ちょっと今は富士登山1000回とか、1日に富士登山3往復とかやっちゃう偉人さんを尊敬できません…あり得ないだろ…ってな思いで(汗)
それでも、きっとしばらくしたら「今度は宝永山の火口も見てみたいな〜」とか思うんだろうな…私…(;・∀・)
横浜の円海山トレーニングから始まった我が家の1年がかりの富士登山計画は終了しました。せっかく子供たちの山用装備も揃えたことですし、これからもたま〜にハイキングくらい続けていきたいな、っと思います♪
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