ススキの名所だった秋の三原山（大島）

2019年11月10日(日) [日帰り]

• GPS: 04:15
• 距離: 16.4km
• 登り: 502m
• 下り: 517m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:10
• 休憩: 0:05
• 合計: 4:15

距離 16.4km 登り 520m 下り 520m

7:24 大島温泉ホテル（三原山温泉）
8:10 櫛形山
9:20 9:22 火口展望台(火口茶屋跡)
9:24 三原神社
9:30 9:31 御神火茶屋＆三原山温泉方面分岐
9:40 9:41 剣ガ峰
9:52 9:53 三原山
10:04 火口展望台(火口茶屋跡)
10:10 御神火茶屋＆三原山温泉方面分岐
10:27 テキサスルート分岐
11:39 大島温泉ホテル（三原山温泉）
11:39 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 船

東海汽船のフリープランツアーを使用。船（往路：夜行客船特二等、復路：ジェット船）、大島でのバス往復、朝食ビュッフェ、朝昼の温泉、昼食全て込みで8,000円。さらにネット予約で1割引きと破格。

コース状況／危険箇所等

一部の観光ルートを除き、コースのほぼ全てが多孔質のザレ〜ガレ道。平坦〜緩い部分がほとんどのため危険はないが、礫の大きな下り坂は滑る場合があるので注意。

その他周辺情報

上記「アクセス」の通りで、出発／帰着点である大島温泉ホテルでの食事と温泉がツアーに組み込まれている。周辺にほかの店舗（というか建物）はない。

写真

11/9 20:49

島行き恒例の竹芝桟橋よりスタート。行きは夜行客船。

11/9 22:12

うっすら雲がかかっているが、明日はどうなるか。

11/10 5:58

大島に着くと、島の周囲は晴れているが島の真上に雲という何ともアレな感じ。気に病んでも仕方ないのでとにかく行く。

11/10 6:40

そして温泉ホテルで朝食。窓の外には雲が嘘のように消えた青空と、ドンと控える三原山！　飯が進んだことは言うまでもない。

11/10 7:28

露天風呂からも三原山を堪能してから山行開始。序盤の照葉樹林帯も光が差し込み明るい印象。

11/10 7:33

樹林帯が切れるポイントがやけに明るい。

11/10 7:35

明るさの正体は、一面に広がるススキの原であった。

11/10 7:45

辺り一面、溶岩とススキ。

11/10 7:47

そして前方には三原山。なんかもうこれだけでもたまらない。枯野とか荒野とか原野とか、そういったものが好みの私にとっては刺さりまくる光景。

11/10 7:54

更に足を進めると植生が薄くなる。

11/10 7:56

前回同様、櫛形山へ向かう。春にはハチジョウイタドリが小島を作っていたがその姿もない。

11/10 7:57

よく見ると、ハチジョウイタドリはすでに冬芽。

11/10 8:01

左手に櫛形山、右手に三原山。「裏砂漠」の名前通りの景色が広がる。

11/10 8:10

櫛形山頂上。前回はガスで何も見えなかったが、今回は向かいの三原山がはっきり。

11/10 8:10

山頂標識はなく、火山測定用のセンサーがあるのみ。

11/10 8:25

その場ではコケリンドウかと思ったが、センブリ？

11/10 8:50

西岸側の崩落地から、利島・新島・式根島などを望む。

11/10 9:11

三原山西側のやや斜度のあるルートを登り、お鉢廻りの道に合流。

11/10 9:22

火口北西側の一部のみ、観光客向け舗装路。

11/10 9:25

三原神社を参拝。鳥居の向こう、ど真ん中に富士山が見える。

11/10 9:34

時計回りで火口を周回。火口北東部の高めの場所から噴煙。

11/10 9:36

前回来た時より活発な感じ。というか僅かながらトレイル脇からも出ているのを確認できた。ちなみにこのガスはほぼ水蒸気とのこと。

11/10 9:48

三原新山近くから火口を覗く。噴煙は僅かだが地形は荒々しい。前回見当たらなかった三原新山山頂へのルートを再度探したが、やはり無い。山頂に登った記録を見た覚えがあるが、こんな危なっかしいところを無理やり登ったのだろうか？

11/10 10:13

ここから先は前回とルートを変え、火口北側より表砂漠へ。

11/10 10:21

砂漠というものの植物は比較的多い。というかここも見事なススキの原。

11/10 10:36

更に往路をまたいで東へ。

11/10 10:44

こちらはまさに砂漠。ひたすら砂礫が広がる。地図上で道になっている部分は、実際には轍があるだけ。

11/10 11:04

テキサスコースへ。砂礫地とかつての溶岩流の境界線をなぞる道だった。

11/10 11:15

そしてホテルへ戻る。荒々しい岩場の道から、

11/10 11:20

ススキの原を抜け、

11/10 11:27

増えてくる樹木の実なども見つつ進み、

11/10 11:31

照葉樹林帯へ。

11/10 14:33

昼食と2回めの露天風呂を堪能して帰路。しかしすごいカラーリングだな。

撮影機器：

Zenfone Max Pro M1 asus

装備

個人装備

ザック（15L） 行動食 飲料（ペットボトル500ml×4） 携帯（ジオグラフィカ使用） 日本手ぬぐい ファーストエイドキット レインウェア エアマット

備考

朝・昼食込みのツアーであるので食事関連の装備は無し。
夜行客船で床が硬い場合に備えてエアマットを持っていったが、特二等の二段ベッドは硬めとはいえ多少の弾力はあったため、わざわざ引っ張り出すほどではなかった。

感想

vanir

今年春に来て、一部悪天候だったものの魅力的だった三原山の秋の姿を見てみたくなり再訪。山行開始以降は好天に恵まれ、荒涼として開けたトレイルを心ゆくまで堪能でき大満足。
温泉ホテルルート半ばのススキは、大規模かつ人為を感じない見事としか言いようがないもの。ピークをやや過ぎていたようなので、もう少しだけ早く来ることができていたら、更にキリッとしたススキの原を楽しめていただろう。
また、ツアーゆえ食事と温泉が付いてくるのだが、これも前回同様に特筆すべき嬉しいポイント。