妙見山縦走と立入禁止だった地黄湿地

2012年07月29日(日) [日帰り]

• GPS: 09:08
• 距離: 18.9km
• 登り: 1,196m
• 下り: 1,195m

コースタイム

07：09箕面森町→07：55青貝山→09：26天台山→09：53光明山→11：08妙見山12：00→12：26大堂越→12：45振野→13：00大堂越→13：32野間集落→15：12地黄湿地→16：16地黄集落

天候

晴れ、ほぼ無風

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：千里中央から箕面森町へ阪急バス
帰路：地黄から妙見口へ阪急バス＋能勢電鉄＋阪急電車

コース状況／危険箇所等

大堂越から野間集落へ下る山道で、山道の下がえぐれているところが一箇所あり。
振野への往復はハイキングコースではないので、特に下る時は傾斜がきつく足元に要注意。
箕面森町から妙見山へのルートは踏み跡はしっかりあるが、やや迷いやすいところもある。

写真

7/29 6:35

06:45 千里中央

千里中央から6時45分発の箕面森町地区センター
行きの阪急バスに乗車（土日はこれが始発）。

7/29 7:09

07：09　箕面森町地区センター

「箕面森町地区センター」で下車。トイレと小さなコンビニあり。

7/29 7:19

07：19　里山管理小屋

地区センター南側の道路を西へ歩き、阪急バスの車庫のあるところで右折して里山管理小屋へ向かう。
奥のゲートの手前にある「里山周回の道」へ入る。ここから山歩きになる。

7/29 7:36

07：36　展望広場

全く眺望のない展望広場。「展望の道」の案内板の裏が青貝山への取り付き。但し、青貝山の表示はない（写真中央の倒木で塞いであるところが入口）。

7/29 7:55

07：55　青貝山山頂（391．4m）

ロープの張ってある急坂を登りきると青貝山山頂に到着。左はときわ台からの登り（東コース）。天台山は右（北東）へ。

7/29 8:20

青貝山から雑木林の中の道を進む。青貝山からの道は整備されているとはいえないが、踏み跡はしっかりある。

7/29 8:26

08：26　鉄塔

九十九折れを登りきると鉄塔がある。

7/29 8:45

08：45　東ときわ台への分岐（480P）

鉄塔から、さらに進むと「左：東ときわ台・妙見口」、「右：妙見山・天台山」の案内板がある。
ここは右へやや下っていく。

7/29 8:54

さらに杉林の中を進む。

7/29 9:22

09：22　林道出合い

杉林から砂利敷きの林道に飛び出す（写真は振り返ったところ）。
天台山山頂は、正面の杉林の中へ。

7/29 9:26

09：24　天台山山頂

林道から数十m入ったところに中継施設があり、その先に山頂の三角点（639．7m）がある。
山頂から林道に戻り、北へ100mほど下ったところ（トラロープあり）から、山道を下る。

7/29 9:35

09：35　府道出合い

フェンス沿いに下ると府道4号線に出会う。

7/29 9:39

09：39　光明山への登り口

府道を歩いて最初の左カーブを曲がりきった先の電柱脇が光明山への南側の登り口。小さな案内板がある。

7/29 9:42

09：42　分岐

登り口を左に進むと、すぐに分岐があるが、ここは右へ。
その先でさらに分岐がある。直登してもよいが、右へ入ってやや遠回りで登っていく。

7/29 9:53

09：53　光明山山頂（639m）

ここには三角点なし。眺望もなし。

7/29 10:04

光明山からさらに北へ進む。案内板がいくつもあるので、心配はない。

7/29 10:27

10：27　府道出合い

光明山山頂からさらに北へ進むと余野登山口への分岐があるが、妙見山への案内板に従って進む。府道を左下に見つつ、下っていくと府道がすぐ下に見える。

7/29 10:29

10：29　オレンジ鉄塔

府道に合流する手前で脇道へ入ると、オレンジ色の鉄塔があり、小休止。ここは眺望ポイント。

7/29 10:33

10：33　府道に合流

写真はオレンジ鉄塔から府道に出て、振り返ったところ（光明山への北側の登り口）。
50mほど府道を歩き、最初のゆるい右カーブの手前から山道に入る。

7/29 10:42

10：42　府道に合流

今度は府道を右下に見つつ、北へ歩き、錆びた波板をフェンスに使っているところで再び府道に合流する。

7/29 10:46

10：46　初谷コースの入口

三叉路の手前に、妙見口へ下りる初谷コースの入口。車両は通行止めだが、歩行者は注意して通行との看板。

7/29 10:46

10：46　府道三叉路

府道に合流してすぐに三叉路。妙見山は左。

7/29 10:54

10：54　登山道入り口

府道605号の標識からさらに進むと、「投げ捨て禁止」の看板脇に自然歩道の案内板あり。山道を登って、府道をショートカットする。

7/29 11:03

11：03　鳥居

妙見山って神社だったかと悩んでしまった鳥居。
神仏合祀のなごり。

7/29 11:19

11：19　星嶺（信徒会館）

裏口にあたるオシャレな街灯？をくぐって、本殿へ。さらに本殿から山門を通って、南側の星嶺前へ。ここからの眺めもよい。
山門に掲げられた温度計は28℃。もっと暑いと思ってた。

7/29 11:21

11：21　三角点

星嶺の東側にある三角点（660．1m）に向かう。

7/29 12:00

11：30　正面の鳥居

石碑には「日蓮宗霊場能勢妙見山」とあり、寺号がないが、正式には「無漏山眞如寺境外仏堂能勢妙見山」とのこと。
売店で飲料水の補給、トイレ、昼食を済まして、12時ちょうどに出発。

7/29 12:06

7/29 12:13

12:13 登山道との分岐

ジャリ道の林道から大堂越への登山道に入る。
急な九十九折れの下りが続く。

7/29 12:26

12：26　大堂越

ケーブル黒川駅という案内板が落ちている？だけ。

7/29 12:56

大堂越の西方正面の杉林を登る。踏み跡はない。
傾斜は40°ほどあり、今日一番の急登！

7/29 12:45

12：45　振野三角点

杉林を登りきると、笹薮をかきわけさらに西へ進み、林を抜け切る手前に三角点がある。

7/29 13:00

13：00　大堂越

振野から大堂越に戻る。この急な下りは足元に注意！
杉の木に羽化に失敗したのか、ヒグラシが．．．。

7/29 13:20

大堂越から北へ下ると林道に合流する。谷川沿いの歩きやすい道。

7/29 13:32

13：32　天王山神社

大堂越から北へ山道を下ると、山道の下がえぐれている危険箇所あり。さらに進むと道は林道となり、野間集落へ。

7/29 13:35

橋を渡って振り返ったところ。正面が天王山神社。

7/29 13:57

13：57　野間大原集落

府道4号を東へ進み、途中から北の集落へ向かう。用水路にタオルを冷やし、汗を拭きながら舗装道路を進む。暑い！

7/29 14:06

14：06　おおさか環状自然歩道

野間大原集落の北端で自然歩道に入る。

7/29 14:27

14：26　自然歩道の案内板

集落の北端には犬の繁殖場がたくさんあり、犬の鳴き声がやかましい。集落から北へ林道に入って舗装道路を越えたところにあった自然歩道の案内板で地黄湿地の場所を確認すると、舗装道路を歩いたほうが近い？

7/29 14:54

延々と舗装路を歩く。案内板の地図ではこのあたりが地黄湿地のハズなのに．．．。

7/29 15:13

15：12　地黄湿地

舗装道路を延々と歩いて地黄湿地に到着するも、「許可なく立入禁止」の看板。ショック！

7/29 15:17

15：12　地黄湿地

道路から眺めるだけで、重くなった足を引き摺ってさらに北へ歩く。

7/29 15:20

15：20　林道出合い

すぐに林道があるので、ここを西へ。当初の予定ではここから地黄湿地へ向かうはずだったが、自然歩道の案内板に騙されて相当、遠回りしたみたい。

7/29 15:26

15：26　軽い峠

地図ではこの林道は途中でなくなっている。

7/29 15:39

15：39　ログハウス

ログハウス造りの作業拠点施設。
疲れがドッと出てきて休憩。ログハウス脇に案内板あり。野間よりも地黄へ出た方が近いと地図と確認しながら判断。バスに間に合うか？

7/29 15:53

15：53　木橋

ログハウスからさらに北へ向かい、木橋を渡って地黄集落を目指す。

7/29 16:07

16：07　真如寺脇の林道

木橋から林道を進むと、真如寺脇に出る。

7/29 16:10

16：10　真如寺

このお寺の修験場が妙見山とのこと。どおりで立派。
バスの時間が迫っているので、足早に歩く。

7/29 16:17

16：16　国道出合い

国道477号線に出た北側に地黄バス停がある。
16：18発の妙見口行きバスにぎりぎりで間に合う。この次は18：20までバスがなかった（冷汗！）。

7/29 16:43

16：36　能勢電鉄妙見口

暑さの為に、相当バテた一日でした。
駅の中に「初谷ルート」は通行禁止の張り紙あり（三叉路では歩行者は可だったのに）。

撮影機器：

COOLPIX S8100 NIKON

感想

cocky

妙見山へは、通常、能勢電鉄の妙見口を起点にされるケースが多いようなので、千里中央を起点にして、南から北へ歩いてみようと思い、トライしてみました。

千里中央から阪急バスで箕面トンネルを通って、新興住宅地の箕面森町へ。バスの便は1時間に2〜3本あります。

箕面森町から青貝山、天台山、光明山を縦走して妙見山へ。ルートはしっかりしていますが、詳細な地図は必要です。

妙見山から大堂越を経て野間集落へは迷う心配のないルートですが、振野への往復はハイキングコースではありません。特に下りは、要注意です！

地黄湿地は関西には少ない貴重な湿原だと聞いていたので、楽しみにしていたので、立入禁止なら案内板に書くな！って言いたいですね。散々歩いた後だけにショックでした。ハッチョウトンボが見たかった．．．。

気温の割りに風がなく、蒸し暑い一日だったので、500ミリのペットボトルが5本でも足りないくらいでした。