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Yamareco

記録ID: 210733
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ハイキング
東海

猛暑の明神山(乳岩峡〜鬼岩〜明神山 往復)

2012年07月26日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:09
距離
12.1km
登り
1,404m
下り
1,404m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:20乳岩峡駐車場-7:38乳岩分岐-乳岩周回-7:56通天門-8:16乳岩分岐-9:37鬼岩-9:48鬼岩乗越-10:13胸突八丁-10:37胸突八丁の頭-10:50三ツ瀬_乳岩峡分岐(六合目)-11:20馬の背(八合目)-11:27九合目-11:36明神山山頂
(昼食、休憩)
12:44明神山山頂-13:18三ツ瀬_乳岩峡分岐(六合目)-13:50胸突八丁-14:11鬼岩-14:40一服の岩-15:01乳岩分岐-15:13乳岩峡駐車場
天候 晴れ 気温33度
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三遠南信道のICができたため、浜松方面からのアクセスがとても便利になりました。
国道を分岐してからの道はすれ違いができないほど狭いので注意
売店前に駐車場がありますが、シーズン中の休祭日は込み合いそうです。
帰ってきてから知りましたが、長時間駐車する場合はローカルルールがあるようです。
http://www.asahi-net.or.jp/~ix3h-nmr/H0_Onegai/ChiiwaP.htm
コース状況/
危険箇所等
乳岩峡駐車場に売店がありますが、今回は閉まっていました。
トイレも売店横にあります。(電気、水道なし)

コンビニは、三遠南信道のインターを出て国道を少し南下したところにサークルKがあります。
ファイル
乳岩峡駐車場で配布されている絵図です
(更新時刻:2012/07/30 00:30)
乳岩峡駐車場にある看板
乳岩峡駐車場にある看板
乳岩峡売店(平日でもあり閉まっているようでした。)
乳岩峡売店(平日でもあり閉まっているようでした。)
売店向かいの案内看板
売店向かいの案内看板
明神山 所要時間5時間20分(往復)と書いてあります。
自分は約8時間かかりました・・・(乳岩も周って)
明神山 所要時間5時間20分(往復)と書いてあります。
自分は約8時間かかりました・・・(乳岩も周って)
看板自体が桟敷岩でできているようです。
看板自体が桟敷岩でできているようです。
流紋岩質凝灰岩が浸食されてできている川だそうです
流紋岩質凝灰岩が浸食されてできている川だそうです
河床も一枚の岩でできているようです
河床も一枚の岩でできているようです
途中にあった無料休憩所は壊れていました。(台風等で倒壊してしまったのでしょうか?)
途中にあった無料休憩所は壊れていました。(台風等で倒壊してしまったのでしょうか?)
この橋を渡ると本格的な登りになってきます
この橋を渡ると本格的な登りになってきます
橋から乳岩方面を臨みます
橋から乳岩方面を臨みます
乳岩への分岐点
乳岩方面へ登り始めてすぐに休憩所があります。
乳岩方面へ登り始めてすぐに休憩所があります。
乳岩一巡の案内があります
乳岩一巡の案内があります
巨大な岩の間を梯子で登っていきます。(ほぼ垂直に見えます)
巨大な岩の間を梯子で登っていきます。(ほぼ垂直に見えます)
しゃくなげコース方向へ行くと鳳来湖にぬけます。(今回はパスです)
しゃくなげコース方向へ行くと鳳来湖にぬけます。(今回はパスです)
ザックが引っ掛かりそうな岩の間(下)を抜けていきます。
崩れたらいちころです。
ザックが引っ掛かりそうな岩の間(下)を抜けていきます。
崩れたらいちころです。
大きなザックを背負って登ったので、結構冷や冷やしました。
大きなザックを背負って登ったので、結構冷や冷やしました。
通天門が見えてきました。
通天門が見えてきました。
洞窟の中に石像が並んでいます。
洞窟の中に石像が並んでいます。
乳岩周回を終えて明神山を目指します。
乳岩周回を終えて明神山を目指します。
何のキノコでしょうか?(これから大きくなりそうです。)
何のキノコでしょうか?(これから大きくなりそうです。)
一服の岩
真夏の低山は蒸し暑くてきついです。シャツはびしょびしょで乾く気配がありません(水分を大量に摂取しました。)
一服の岩
真夏の低山は蒸し暑くてきついです。シャツはびしょびしょで乾く気配がありません(水分を大量に摂取しました。)
岩の上に生える樹、へこたれずに上に向かいます。
岩の上に生える樹、へこたれずに上に向かいます。
登り始めてから再度川に出合い、たまらず大休止を取りました。(シャツは絞ると雑巾のように水が出ました。)何とか回復
登り始めてから再度川に出合い、たまらず大休止を取りました。(シャツは絞ると雑巾のように水が出ました。)何とか回復
川を渡ります。(増水時は注意か?)
川を渡ります。(増水時は注意か?)
この辺の川も川床が岩です。
この辺の川も川床が岩です。
バランスの悪そうな岩が多くなってきました。
(鬼岩に近づいています)
バランスの悪そうな岩が多くなってきました。
(鬼岩に近づいています)
鬼岩到着
鬼岩(鬼石)
大きくてとても全体を写せません。一つの山といっていいほどです。(隣の樹は立派な成木です。)
鬼岩(鬼石)
大きくてとても全体を写せません。一つの山といっていいほどです。(隣の樹は立派な成木です。)
樹の向こうに巨大な岩が居座っています。
この岩の割れ目?でクライマーの方が登っていました。
樹の向こうに巨大な岩が居座っています。
この岩の割れ目?でクライマーの方が登っていました。
鬼岩乗越 峠を吹き抜ける風があり、微風でも生き返るようでした。
鬼岩乗越 峠を吹き抜ける風があり、微風でも生き返るようでした。
明神山?でしょうか
明神山?でしょうか
岩に木の根がへばりついています。
岩に木の根がへばりついています。
胸突八丁の始まりです。
胸突八丁の始まりです。
木の根を足掛かりにして登っていきます。
地面は凝灰岩が露出し、湿っている部分は滑りやすいです。(雨天や雨上がりは注意が必要です)
木の根を足掛かりにして登っていきます。
地面は凝灰岩が露出し、湿っている部分は滑りやすいです。(雨天や雨上がりは注意が必要です)
カエル君(体長15cm程度)に出合いました。
登山道の真ん中に鎮座していました。
カエル君(体長15cm程度)に出合いました。
登山道の真ん中に鎮座していました。
胸突八丁も終盤です。
胸突八丁も終盤です。
胸突八丁の頭だそうです。
ただし登りはまだまだ続きます・・・
胸突八丁の頭だそうです。
ただし登りはまだまだ続きます・・・
途中鳳来湖が見えました。ほとんど眺望が利かないルートなので、一瞬でもうれしくなります。
途中鳳来湖が見えました。ほとんど眺望が利かないルートなので、一瞬でもうれしくなります。
三ツ瀬_乳岩分岐
やっと尾根に出ました。
三ツ瀬_乳岩分岐
やっと尾根に出ました。
変化に富んだ尾根道です
変化に富んだ尾根道です
いよいよ鎖が出現
1
いよいよ鎖が出現
鎖場 第2弾
馬の背からの眺望1
明神山西側のパラボラアンテナが見えます
馬の背からの眺望1
明神山西側のパラボラアンテナが見えます
馬の背からの眺望2 西側
鳳来湖方面
馬の背からの眺望2 西側
鳳来湖方面
馬の背からの眺望3 北東側
東栄町方面
馬の背からの眺望3 北東側
東栄町方面
やっと頂上が見えました
やっと頂上が見えました
明神山 山頂に到着
明神山 山頂に到着
明神山 山頂
明神山 山頂
明神山 山頂
明神山 山頂からの眺望
2
明神山 山頂からの眺望
明神山 山頂からの眺望
明神山 山頂からの眺望
山頂展望台には登山日誌がおいてあります。
2008年ぐらいからずっと記入されています。
週2回ペースで登られる方がいたのにはびっくりしました。
山頂展望台には登山日誌がおいてあります。
2008年ぐらいからずっと記入されています。
週2回ペースで登られる方がいたのにはびっくりしました。
ヒョウモンチョウ(ウラギンヒョウモン?)でしょうか?
頂上を巡回していました。
ヒョウモンチョウ(ウラギンヒョウモン?)でしょうか?
頂上を巡回していました。
1時間以上休息してやっと動き出す気力が出てきました。
そろそろ下山します。
1時間以上休息してやっと動き出す気力が出てきました。
そろそろ下山します。
危なっかしい道です。
危なっかしい道です。
三ツ瀬_乳岩分岐
往路と同じ場所でカエル君が待っていてくれました。
この登山道の番人でしょうか?
1
往路と同じ場所でカエル君が待っていてくれました。
この登山道の番人でしょうか?
胸突八丁を降り切りました。
胸突八丁を降り切りました。
鬼岩も通過
鬼岩
こんな岩が転がったらどうなってしまうのでしょうか?
鬼岩
こんな岩が転がったらどうなってしまうのでしょうか?
白いキノコが成長してきています。
白いキノコが成長してきています。
一服の岩
唯一の水場(ちょうど水がなくなったので助かりました)
唯一の水場(ちょうど水がなくなったので助かりました)
乳岩分岐
乳岩峡駐車場に到着
乳岩峡駐車場に到着
売店前に掲示板がありました。
本日の気温33度だそうです。
売店前に掲示板がありました。
本日の気温33度だそうです。
到着時(15時)の気温 30度を超えています。
到着時(15時)の気温 30度を超えています。

感想

今回は平日(木曜日)に休みが取れたため、明神山にチャレンジしてきました。

朝7時に乳岩峡駐車場に到着(クライミングと思われる人が1組見えました)
15時到着時には5〜6台の車が停まっていました。
乳岩峡では、川遊びの方たちが何組か見えました。

猛暑日の平日であり、今回の行程では登山客とは1組も会いませんでした。
(鬼岩ではクライマーの方が練習をしていました。)

トレーニングを兼ねて、ザック質量は水を含めて14kg以上の荷物を入れて臨みました。

コースはほとんどが樹林のなかを登るため、直射日光が当たることはあまりありませんが、風通しも悪く湿度も高いため、気温が30度を超えた今回はとてもきつい山行となりました。

水分はプラティパスに水1L、凍らせた水パック1.5L、コンビニで買ったミネラルウォーター1L、スポーツドリンク0.5Lを持ちました。
6月のハイキングでは凍らせた水が溶けずに苦労しましたが、今回は1L飲みきった時点でしっかり溶けていました。
計4Lの水分も、下山途中ですべて飲み干しました。(すべて汗として放出されたようです。)

コースはほとんど眺望が利きませんが、乳岩、鬼岩や桟敷岩といったいろいろな岩の表情を見ることができ、変化に富んだコースであるため飽きることがありませんでした。(特に鬼岩の巨大さにはビックリしました)

しかし、気温と湿度の高さで大量の発汗となり爽快に登るというわけにはいきませんでした。
鬼岩の時点で予想以上に体力を消耗しており、どうしようか迷いましたが時間的にもまだ余裕があったため、ゆっくり登り続けることとしました。
尾根(6合目)に出てからは膝上の筋肉痛も出て踏ん張りが利かなくなってきましたが、何とか頂上までたどり着くことができました。

頂上の展望台は二階建てになっており、上層は広く景色が見渡せます。南アルプスや富士山も見えるようでしたが、夏場の昼間ということもあり霞んでいてよく見えませんでした。
展望台上部は直射日光もきつくとても長い時間いることができませんでした。
下部の金属箱内には登山日誌があり、登山者が記帳されていましたが、週2回以上のペースで登られているご夫婦があり、2008年から300回以上登られているのにはビックリしました。

下山する気力が回復するのに1時間以上かかりましたが、膝を痛めないよう慎重に降りて、2時間強で下山することができました。

この時期の低山登山は、体力よりも暑さ(熱中症)との戦いかなと実感しました。

変化に富んでとても面白く、登り甲斐のあるコースだと思います。
次回は、秋か冬に来て、いろいろな岩や景色をじっくり見ようと思います。


※GPSのログが下山途中で記録されていませんでしたので手動で補正してあります。

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