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Yamareco

記録ID: 2110483
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

いい場所だが、代償の大きい丹波天平

2019年11月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:33
距離
18.4km
登り
1,274m
下り
1,288m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:17
休憩
0:17
合計
6:34
距離 18.4km 登り 1,288m 下り 1,288m
9:02
6
9:08
7
9:15
9:16
7
9:23
19
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27
10:36
27
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60
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3
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12:11
76
13:27
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9
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3
15:07
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6
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8
15:22
5
15:27
9
15:36
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
登山口近辺〜奥多摩駅間のバスの本数は少ない。要事前確認。
午後の奥多摩駅行きバスは、鴨沢西まではほぼ無人だが、鴨沢で雲取山帰りの登山者が乗り込むのに始まって次々と観光客が増え、奥多摩湖半ばで並走する増発含めほぼ満員となった。
コース状況/
危険箇所等
台風の影響は無いようだったが、丹波天平への往路復路はもともと危なっかしい。特にサオラ峠から丹波へ降りる道は、延々と急で狭いトラバースが続くうえ、落葉が積もり始めているので、隠れた小石や枝でも踏んで滑ろうものなら人間ピンボール必至。
本来の運行より早く、奥多摩から西鴨沢行きの増発バスが出たため乗り込む。登山口まで1.5kmほど車道を歩くが、その間に本来の丹波行きバスに抜かれてしまった。
2019年11月16日 09:08撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 9:08
本来の運行より早く、奥多摩から西鴨沢行きの増発バスが出たため乗り込む。登山口まで1.5kmほど車道を歩くが、その間に本来の丹波行きバスに抜かれてしまった。
道路脇よりスタート。
2019年11月16日 09:21撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 9:21
道路脇よりスタート。
天平に出るまでは延々とトラバースが続く。途中、2箇所の廃集落を通るが、既に生活路としての姿・機能は失いかけており、この区間は足場が悪く滑落注意の箇所が点在する。
2019年11月16日 09:24撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 9:24
天平に出るまでは延々とトラバースが続く。途中、2箇所の廃集落を通るが、既に生活路としての姿・機能は失いかけており、この区間は足場が悪く滑落注意の箇所が点在する。
比較的原型をとどめた廃屋。
2019年11月16日 09:41撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 9:41
比較的原型をとどめた廃屋。
潰れてしまった廃屋。
2019年11月16日 09:46撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 9:46
潰れてしまった廃屋。
建屋が消失し土台だけになった箇所。
2019年11月16日 10:06撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 10:06
建屋が消失し土台だけになった箇所。
廃集落を過ぎると、ようやくトラバースが終わるとともに若干のつづら折りに。登っていくにつれ周囲は明るい落葉樹林へ変わる。
2019年11月16日 10:20撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 10:20
廃集落を過ぎると、ようやくトラバースが終わるとともに若干のつづら折りに。登っていくにつれ周囲は明るい落葉樹林へ変わる。
ここまでと打って変わって平和な風景。
2019年11月16日 10:26撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 10:26
ここまでと打って変わって平和な風景。
あまりに平坦であるうえ、落ち葉が積もり始めているためルートは不明瞭。PGSを参照してはピンクリボンで答え合わせしつつ進む。
2019年11月16日 10:30撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 10:30
あまりに平坦であるうえ、落ち葉が積もり始めているためルートは不明瞭。PGSを参照してはピンクリボンで答え合わせしつつ進む。
黄葉はしているのだが、やはり色づかないまま茶色くなってしまった箇所が目に付く。
2019年11月16日 10:31撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 10:31
黄葉はしているのだが、やはり色づかないまま茶色くなってしまった箇所が目に付く。
少し歩くと道が明瞭に。まるで下草のように松が生い茂るシュールな区間。
2019年11月16日 10:37撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 10:37
少し歩くと道が明瞭に。まるで下草のように松が生い茂るシュールな区間。
ほんの一部だが、鮮やかに色付いた木も。ハウチワカエデ?
2019年11月16日 10:48撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 10:48
ほんの一部だが、鮮やかに色付いた木も。ハウチワカエデ?
ここだけ切り取れば錦秋。
2019年11月16日 10:49撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 10:49
ここだけ切り取れば錦秋。
こっちは黄葉。
2019年11月16日 10:54撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 10:54
こっちは黄葉。
カラマツエリアはほぼ落葉してしまっていた。しかも茶色く枯れ落ちたのであろう形跡あり。
2019年11月16日 11:03撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 11:03
カラマツエリアはほぼ落葉してしまっていた。しかも茶色く枯れ落ちたのであろう形跡あり。
これはこれで好きな光景ではあるのだが、真っ黄色に染め上げられた姿も見てみたいものだ。
2019年11月16日 11:04撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 11:04
これはこれで好きな光景ではあるのだが、真っ黄色に染め上げられた姿も見てみたいものだ。
天平半ばにある、やけに開けた場所で昼食。爆弾おにぎりならぬ砲弾おにぎり(中身はタンドーリチキン1枚分)を食らいつつまったり。
2019年11月16日 11:11撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 11:11
天平半ばにある、やけに開けた場所で昼食。爆弾おにぎりならぬ砲弾おにぎり(中身はタンドーリチキン1枚分)を食らいつつまったり。
アクセスさえ良ければ人気の場所になりそうなものだが。
2019年11月16日 11:44撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 11:44
アクセスさえ良ければ人気の場所になりそうなものだが。
日差しが温かく、想像していたより遥かに快適。
2019年11月16日 11:44撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 11:44
日差しが温かく、想像していたより遥かに快適。
サオラ(サヲラ・サヲウラ)峠へ。地図や案内表示ですら表記ゆれしているのはどうしてなんだろう? 画像は峠手前脇の小ピーク(後で分かったが、ここが地名にもなっている丹波山の山頂だった)。眺望は辛うじて見えるかなという程度。
2019年11月16日 12:03撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 12:03
サオラ(サヲラ・サヲウラ)峠へ。地図や案内表示ですら表記ゆれしているのはどうしてなんだろう? 画像は峠手前脇の小ピーク(後で分かったが、ここが地名にもなっている丹波山の山頂だった)。眺望は辛うじて見えるかなという程度。
そして丹波方面に下山…なのだが、本当にここの区間は危なっかしい。だいたい画像くらいかそれ以上の傾斜を通るトラバースが続くのだが、ただでさえ狭くザレ気味であるうえ、下から吹き上げられた落ち葉が堆積しており、なにか踏んだり踏み抜いたりして転んだら一巻の終わりとなるため安易に足を進められない。トレッキングポールで探ったりしながら、摺足気味で戦々恐々としつつ進む。
2019年11月16日 12:38撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
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11/16 12:38
そして丹波方面に下山…なのだが、本当にここの区間は危なっかしい。だいたい画像くらいかそれ以上の傾斜を通るトラバースが続くのだが、ただでさえ狭くザレ気味であるうえ、下から吹き上げられた落ち葉が堆積しており、なにか踏んだり踏み抜いたりして転んだら一巻の終わりとなるため安易に足を進められない。トレッキングポールで探ったりしながら、摺足気味で戦々恐々としつつ進む。
周囲は比較的いい感じの黄葉なのだが鑑賞する余裕が持てない。
2019年11月16日 12:45撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 12:45
周囲は比較的いい感じの黄葉なのだが鑑賞する余裕が持てない。
とりあえず撮るだけ。
2019年11月16日 13:00撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 13:00
とりあえず撮るだけ。
両神山(日向大谷ルート)の数倍くらいはデンジャラス。この道を登っていく場合、上の方ほど危ないので「これ以上は無理だな」と感じたら迷わず引き返すべき。
2019年11月16日 13:11撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
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11/16 13:11
両神山(日向大谷ルート)の数倍くらいはデンジャラス。この道を登っていく場合、上の方ほど危ないので「これ以上は無理だな」と感じたら迷わず引き返すべき。
植樹帯に入ってようやく一息つける。
2019年11月16日 13:30撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 13:30
植樹帯に入ってようやく一息つける。
とりあえず山行はここまで。耕作地を少し歩き集落へ。
2019年11月16日 13:42撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 13:42
とりあえず山行はここまで。耕作地を少し歩き集落へ。
次のバスまでだいぶ時間があるため、車道を歩き、道の駅に立ち寄るなどしつつ奥多摩湖方面に戻ることにする。
2019年11月16日 14:24撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 14:24
次のバスまでだいぶ時間があるため、車道を歩き、道の駅に立ち寄るなどしつつ奥多摩湖方面に戻ることにする。
眼下に見えるキャンプ場。
2019年11月16日 14:29撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 14:29
眼下に見えるキャンプ場。
なんだかんだでスタート地点の登山口を過ぎ、鴨沢まで来てしまった。
2019年11月16日 15:08撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 15:08
なんだかんだでスタート地点の登山口を過ぎ、鴨沢まで来てしまった。
街灯に留まったタバスキー(丹波山村固有種)を見やりつつ終了。
2019年11月16日 15:14撮影 by  ZenFone Max Pro M1, asus
11/16 15:14
街灯に留まったタバスキー(丹波山村固有種)を見やりつつ終了。
撮影機器:

装備

個人装備
ザック(15L) 食料(おにぎり) 行動食 飲料(ペットボトル500ml×2・ソフトフラスク500ml×2) トレッキングポール 携帯(ジオグラフィカ使用) 日本手ぬぐい ヘッドランプ ファーストエイドキット レインウェア 携帯椅子

感想

写真で切り取ると鮮やかな紅葉であるように見えるが、全体的には茶色く枯れてしまったものが多いように感じられた。
私個人がトラバースが苦手だということもあるが、丹波天平はその場所自体の平らかさに反してそこに至る道がどれも危なっかしく感じる。特に丹波への道は大半が狭く切り立ったトラバースであり、終始嫌な手汗をかきながらの下山となった。「そういう区間もあった」という印象は残っていたが、カラマツ林の圧倒的な存在感で霞んでしまっていたのだろうか…。
また行きたいという気持ちと、もう勘弁という気持ちが綯い交ぜになっているのが下山直後の正直な心境だが、きっとまた都合の悪い部分は忘れてしまうのであろう。

(追記)ほかの方のレコを見ていて思い出した。
前回下山に使ったのは、丹波天平東側に立つアンテナ近くから丹波小学校敷地内に降りるルートだ。
次回訪れる際には留意するようにしておこう。

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