中倉山〜沢入山 絶景の稜線

2019年11月17日(日) [日帰り]

• GPS: 07:28
• 距離: 13.9km
• 登り: 1,075m
• 下り: 1,069m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:36
• 休憩: 0:45
• 合計: 7:21

距離 13.9km 登り 1,085m 下り 1,074m

8:39 足尾銅親水公園入口
8:50 8:51 足尾銅親水公園
8:55 足尾銅親水公園入口
9:25 井戸沢右岸尾根取り付き点
9:42 中倉山取り付き点
10:57 10:58 巻き道分岐点
11:02 ローソク岩
11:22 中倉山
11:26 11:29 孤高のブナ
12:08 12:49 沢入山
13:35 13:38 孤高のブナ
13:40 13:41 中倉山
13:51 13:52 巻き道分岐点
15:17 中倉山取り付き点
15:36 井戸沢右岸尾根取り付き点
16:05 足尾銅親水公園入口

天候

快晴、稜線は風強し

アクセス

利用交通機関：

自家用車

銅親水公園の駐車場を利用　公園内に仮設トイレあり
（8時半段階で25台の駐車場は満車）

コース状況／危険箇所等

・銅親水公園より中倉山取り付き点
林道歩き1時間。分かりにくいところも無い。
谷間なので暗くなるのは早い

・取り付き点より巻道分岐点
コースタイム2時間弱をひたすら登る本コース一番の急登区間。一箇所道間違えやすい場所があるがリボンを追えば大丈夫。

・巻道分岐から中倉山
分岐を右→ローソク岩経由で足尾の荒れ果てた山並みを見ながら稜線へ。中倉山までの尾根も絶景で気持ち良い

分岐を左→巻道。帰りに使用したが踏み跡も明瞭で迷わない。中倉山のピークを巻いて孤高のブナへ通じている

・中倉山〜沢入山
中倉山を過ぎると2〜3のピークを越え沢入山まで眺めの良い尾根が続く。
北側は足尾銅山の影響はまだ色濃く樹木はまばらな禿山状態。尾根南面も笹原に覆われ樹木は少ない。
岩場や急登で沢入山までは意外に時間がかかる。
中倉山の西には孤高のブナ、沢入山手前には波平ピークと通称される場所アリ
中倉山を過ぎると北から強風が吹き付ける箇所がいくつか有るので注意

その他周辺情報

水沼駅温泉センター　日帰り入浴　19時まで（食堂はLO18時半）

写真

11/17 8:36

8時半前に銅親水公園到着。
既に25台の車が駐車場にありほぼ満車。
人が少ない山だと聞いていたので驚いた

11/17 8:36

端の方になんとか停められた

11/17 8:40

天気は快晴！

11/17 8:50

公園でトイレを済ます。
簡易トイレは利用可能だったが、施設のトイレは鍵がかかっていた

11/17 8:53

月が出てる

11/17 8:56

ゲートの先へ

11/17 8:57

橋を渡る先行者グループ

11/17 9:00

11/17 9:00

11/17 9:07

澄んだ水だ。かつて鉱毒で大変なことになっていた面影は無いな

11/17 9:10

長い林道歩き

11/17 9:13

上の紅葉は終わっていたので今回紅葉はここだけ

11/17 9:40

前を行くグループ登山者。
下山までにすれ違った登山者の数は50人じゃきかなかった

11/17 9:42

中倉山取り付き点。
ここから登りになる

11/17 9:48

行きのコンビニで車の扉を閉めた際ザックの腰ベルトのバックルを破損してしまったため少し不安な山行だ

11/17 9:53

nameless7cが遅れ始める。
調子が悪いのか？

11/17 9:59

まあまあ急登だ

11/17 10:01

時々吹いてくる風は非常に冷たい。
稜線に出たら寒そうだ

11/17 10:12

11/17 10:19

11/17 10:21

ちょうど上りの中間地点。
腹も減ったので休憩するか

11/17 10:24

休憩ポイントから。
風が強く上着を着込む。
5分程でnameless7cが追いついて来た

11/17 10:48

これより上は少しなだらかになり、笹が繁茂する明るい道に。
既に下山の登山者も結構居た

11/17 10:50

男体山登場。
山頂付近が薄っすら白い。降ったのかな

11/17 10:53

休憩適地だな

11/17 10:59

巻道分岐を右へ。登りは巻かないで進んだ

11/17 11:02

尾根を上り切ると、樹々も疎らな北面の荒々しい景色が広がった。
足尾銅山の公害のせいで禿山になり多数の水害を引き起こした爪痕はまだまだ回復に時間が要る様だ

11/17 11:02

スタート地点の銅親水公園が見える

11/17 11:03

11/17 11:03

ここからは男体山は頭だけ

11/17 11:03

松木渓谷の眺め

11/17 11:06

11/17 11:14

中倉山までの短い尾根道の間に多数の登山者とすれ違う

11/17 11:17

中倉山到着

11/17 11:21

11/17 11:21

先を望むnameless7c。
どれが沢入山なんだろうか

11/17 11:22

奥の方に皇海山が頭を出している

11/17 11:22

中倉山を後にする

11/17 11:22

眺めの良い稜線だ

11/17 11:23

11/17 11:24

行き交う沢山の登山者

11/17 11:27

噂の孤高のブナ。
実はあまり孤高じゃない

11/17 11:29

登山道も岩岩して来た

11/17 11:33

北面と南面の違いがくっきり

11/17 11:35

風がかなり強くなってきた

11/17 11:38

犬連れの方も。飼い主のスマホを拾ったかわりに犬を撫でさせてもらう
ゴールデンレトリバーかわいい

11/17 11:38

結構急登だな

11/17 11:40

とにかく風が強く難儀した

11/17 11:42

11/17 11:44

バラエティに富んだ道だな…

11/17 11:45

足を滑らせれば真っ逆さま

11/17 11:48

11/17 11:53

11/17 11:54

波平ピークとは誰が言い出したのか…

11/17 11:55

男体山は快晴

11/17 11:56

白根山は雲に覆われている

11/17 11:56

沢入山も近い

11/17 11:58

あのピークかな

11/17 12:00

筑波山が薄っすら見える。
富士山も見えたが薄過ぎて写真に写らなかった

11/17 12:02

11/17 12:06

11/17 12:08

沢入山到着。
昼飯食う時間ありそだな

11/17 12:08

沢入山より先の稜線。
皇海山まで行く人もいるのだろうか…

11/17 12:15

風を避けて林の中で休憩

11/17 12:16

nameless7cも追いついてきた

11/17 12:18

昼飯

11/17 12:57

白根山の雲が取れた

11/17 12:59

13時前下山開始。
もう誰も居なくなっていた

11/17 13:01

11/17 13:09

11/17 13:23

すっかり雪が溶けた男体山

11/17 13:26

11/17 13:34

中倉山手前で巻道を使って下山する

11/17 13:40

巻道も踏み跡バッチリ

11/17 13:46

展望岩が二箇所あった

11/17 13:48

11/17 14:04

巻道から通常の道に合流
休憩適地にてコーヒータイム

11/17 14:26

孤高のブナが見えた。
休憩中この時間になって登ってきた男女が1組。
日暮れまでに降りれるのかな

11/17 14:31

11/17 14:42

11/17 14:47

南斜面を降りていると風も当たらず暑くなってきた

11/17 15:02

11/17 15:04

11/17 15:16

取り付き点には何故か波平の毛が増殖してた

11/17 15:17

11/17 15:38

誰もいない林道

11/17 16:07

16時過ぎ、駐車場まで戻った。

11/17 16:32

日帰り入浴する予定だった国民宿舎は入浴時間間に合わず

11/17 18:31

水沼駅温泉センターで入浴&食事。
高崎駅までnameless7cを送り解散した。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

iPhone 8 Apple

感想

kukaminn

二年程前、孤高のブナや波平ピークなどの面白ワードをネットで耳にし、いつか行きたいと調べ始めた。
山と高原地図にルートが無いと聞き、大型書店をまわって国土地理院の地図を買い求めたのも良い思い出だ。
しかしその後転勤となりバタバタしていたのと足尾が物理的に遠くなってしまったのもありすっかり中倉山の事は記憶の片隅に沈んで忘れてしまっていた。

さて、先週SNSなどで中倉山の名を久々目にし「忘れてた！」と慌てて調査開始。
まだ雪降る前だし行けそう…人の少ないマイナーな山らしいがもう熊も出ないよな〜出ないと良いな〜と友人nameless7cを誘って晴れ予報の日曜に出かけた。

しかし当日登山口の銅親水公園に到着すると、駐車場は満車だし登山者だらけ。
なんか静かな山行のイメージだったのに人多いな…

下山までにすれ違った登山者は50〜60人はいたのでは無いだろうか。
思ってとのと違いはしたが、稜線の気持ち良さは想像以上だったのでまあよしとしよう。

標高差500mの急登を一気に上がると広がる大展望。
荒涼とした松木渓谷は迫力がある。
足尾銅山で荒れに荒れた山域はまだまだダメージが大きい様だが、少しずつ再生して行っているのだろうか。
男体山や白根山、皇海山など周囲の山の眺めも良い。
強風に耐えたどり着いた沢入山までの道のりもなかなか歯応え有り。
様々なシチュエーションで飽きさせない。

二年の間にメジャーな山に変貌したのかたまたま混んでいただけなのかは不明だが人が集まるだけの魅力ある山だった。
こんな良い山を今まで来ていなかったなんてちょっと悔しいな。