白馬岳
コースタイム
7月28日(土) 白馬山荘6:00-6:20白馬岳山頂-7:20三国境-8:00小蓮華山8:10-9:20白馬大池9:40-10:40白馬乗鞍-12:20栂池自然園
天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓 アイゼンが必要。足跡が階段状になって踏み固められているようでも、油断するとジュルっと滑るからやっかいだ。(特に下り) とある情報誌に、白馬岳頂上付近の某山小屋 で、アイスケーキセットが楽しめる、という記事が載っていたが、普通のケーキセットしかなかった。(アイスコーヒーとケーキのセットのことだったのか?) |
写真
感想
20年前に登ったこのルート、忘れられなくて再チャレンジ。
と言うか昨年購入したアイゼンを使いたくってこのルートを選択。
大雪渓は涼しかったけれど大きな落石が雪上に転がっていて危険を感じました。途中ゴロゴロと音を立てて転がっているのを遠くで見ました。。。長蛇の列だから早くと思っても進めない。アイゼンの着脱も渋滞の要因でした。パトロール隊の方々が誘導してくださったりしていましたが。
つらい登りを癒してくれたお花畑。ホワイトボードに高山植物の名前が書かれたご案内がありました。お花の名前を確認しながらのんびり写真を撮って直に頂上山荘に到着。豊富な雪解け水に思わず笑顔。冷え冷えのお水を飲んで白馬山荘に向かいました。
巨大な山荘に到着し、レストランではビールを我慢(槍で飲んで吐いて散々だった学習を生かして)してケーキセットをいただく。
大部屋の方々は1畳に二人と書かれていたけど、早々に予約しておいたので個室を利用することができました。が、ベニヤ板の壁越しに隣の声が丸聞こえでした。
夕食を早く済ませ日の入り時間に合わせ白馬岳頂上へ。とっても幻想的なクリアな夕日を眺めることができました。
そして二日目朝、ガスって視界不良。再び白馬岳山頂に行く途中雷鳥の鳴き声だけを聞き姿は確認できず。小蓮華山縦走中快晴となり、あの『坂の上の雲』のシーンを思い出します。団体さんも追い抜き軽快にすすみ白馬大池へ到着しました。
白馬大池からは岩や大石の上を滑らないよう登って下ります。
白馬乗鞍岳を過ぎて雷鳥保護区の看板辺りで今回初の雷鳥を見て感激。元気をもらって栂池へ。こちらの雪渓はアイゼンを着けず縄を必死に持って下りましたが何度も滑りヒヤリ。その後はさっさと下り、昼食を摂るチャンスなくゴール。
今回はそれほど足に負担なく、お天気にも恵まれ、楽しい山行でした。
どこへ行ってもご高齢の方々が多く感心するとともに、いつまでもずっとこうして登れるといいなあと思いました。
去年の11月、四国の剣山山行の際、念のため持っていったものの、使わず終いで出番なくザックの片隅でくすぶっていた6本爪アイゼン、さぞや肩身の狭い思いをしていたであろうが、今回は大小の雪渓で活躍!アイゼンがアイゼンであるために、与えられた仕事をキチンとこなし、存在価値をおおいにアピールしてくれました!これでもう少し軽ければいうことないんだけど……。
ずいぶん昔、俺は大雪渓まで、相方は白馬岳山頂までそれぞれ訪れたことがあるので、「
この道〜はいつか来た道〜」的に懐かしい思い出がよみがえってくるかな、と期待しながら登っていたのだが、山道はこんな感じだったっけ、いう程度で、ほとんど思い出せない。まあ、考えてみれば、当時は友人達との話に夢中で、道中の景色を楽しむなんて頭になかったからしょうがないか……。
絶好の登山日和、金曜日にもかかわらず 大勢の登山客で 山道はごった返しており、所々で前がつかえるは、後ろからぼわれる(方言?)はで、自分達のペースで登ることがなかなかできずかなりしんどかったが、白馬山荘に着いてみれば、所要時間はほぼ標準タイム。う〜む、どうやらまわりの皆さんに後押ししてもらったようである。我々のペースで登っていたらもっと時間がかかったかも…。まだまだ修行が足りないッス。
早めに夕食をいただき、白馬岳頂上へ。そして、飛びきりの夕陽とご対面!感動が止まらない!ちなみに、翌朝は厚い雲に覆われて日の出はアウトだった……。やっぱ夕陽だよな(結果オーライ)
快適な環境の白馬山荘を後にして、2日目は栂池へ降りるルートを取る。途中、念願の雷鳥に出会うことができ、よかったよかった。でも、この雷鳥、どこか悲しげで遠い目をしていたなぁ。
下りの岩場、シャーベット状の雪渓をものともせず、一心不乱に降り続け、気がついたら栂池自然園に着いてたっけ。昼食のチャーラー(フリーズドライ炒飯とシーフードヌードル)は食べ損ねて、次回の山行に持ち越しとなる。栂池山荘の食堂で昼飯を食べた後、団体さんに混じってロープウェイ、ゴンドラを乗り継ぎ、栂池高原からタクシーで猿倉へ戻って山行終了!
いい時期の白馬は大人気でにぎやかだったけど、やっぱし来てよかったよ。また登りたいな。その時は白馬三山縦走+白馬鑓温泉に挑戦だ。
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