JWV 敗退の「南八ヶ岳」
- GPS
- 34:45
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,066m
- 下り
- 1,067m
コースタイム
天ノ河原 -10:40海抜1800mの石柱‐11:20標高2000M‐12:20ここ
が一番きつい登り‐13:00 2300m石柱‐13:25 前三ツ頭(2364m)
13:40‐16:05天女山駐車場
29日 美濃戸口9:05‐10:05美濃戸12:25‐13:20美濃戸口15:00=バス
=15:40茅野駅(解散)
天候 | 28日 晴のち曇り、夜半に雷雨あり 29日 晴一時曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前三ツ頭までは危険個所はありません。 急な登りの連続です。標高差830mですのでストレッチとペース配分と 暑さ対策が必要です。 登山ポストは天女山駐車場からすぐ登った所の左側にあります。 ブヨ、虫が多く予防対策をしておくと良いと思います。 下山後の入浴は、八ヶ岳山荘が入浴料500円です。 太陽館、樅の木は現在入浴はしていないとのことです。 |
写真
感想
権現岳から赤岳の間のキレットは、高校の時歩き、また歩きたくなり企画しました。
その時は小淵沢駅から南八ヶ岳を縦走し、松原湖駅まででした。
夏山のハイシーズンでスーパーあずさはグリーン車、指定席、自由席も満員で
立川駅から小淵沢駅まで立ちっぱなしで、1939年生まれには応えます。
予約をしてあった5人乗りのタクシーで天女山駐車場(1529m)まで一気に上がります。駐車場はすでに満タンです。
天ノ河原からはしばらく緩やかな登りですが、
1800mの石柱から傾斜がきつくなり、観音平から編笠山、権現岳への登りとは斜度がだいぶ違います。
2000mの標識を過ぎてから左の腿筋に激痛が走りました。だましだまし歩くが、今度は右の腿筋まで痛みが出て来ます。さてこれからどうするか、痛みをこらえながらいろいろと考える。
2300mの石柱を過ぎるころから両脚の腿筋が痛くなり、やっとのことで
前三ツ頭(2364m)に着く。しばらく休み又歩き出すが斜度が少しきつくなると
又、痛み出す。右の樹林帯に入る手前で決断をする。
皆は、のんびり歩いてでも一緒にと云ってくれるがこの先、三ツ頭、権現岳、源治の61段の鉄ハシゴの下り、旭岳、南北ツルネ、そしてキレット小屋まで3時間20分のコースタイムがある。
このまま歩けば何時に着くか、皆に迷惑がかかる、
CLとしての責任もある。14時15分決断を下す。
私が単独で今登ってきた道を2時間で下る。皆と行動を共にすると4時間以上かかり、もっと危険だ。雷雨もありそうだ。決断を下してみなと明日の再開を約し、下りにかかる。
下りの途中で、蓼科の友人にメールを送る。すぐに返事が来て迎えに来てくれるとのこと。
ありがたくお言葉に甘える事にしました。
駄目なら甲斐大泉駅まで歩き、茅野のビジネスHに泊まり、朝一番のバスで美濃戸に向かい仲間と合流する予定であった。
本当に助かりました。
その夜の茅野地方には洪水警報が出て、雷雨が長く続き行者小屋のテン泊の人は怖くて小屋に逃げようかと考えたくらいだと云っていました。
翌日、美濃戸口まで車で送って頂き、そこから美濃戸に向かう。
美濃戸までの傾斜なら腿には影響が無いみたいだ。
美濃戸山荘に10時過ぎに着くが、行者小屋までは足が不安なのでここで待つことにする。
11時ごろヘリが上空を旋回している。もしやと不安になるが下山してきた人が
大同心のあたりで、ヘリにつり上げたとの話を聞き安心をする。
これがキレットから赤岳あたりと聞いたら大変であったと思う。
12時過ぎに仲間4名が元気に下って来て再会をする。本当に良かったと思います。
今回の反省は、普段の運動不足、出発前のストレッチ不足、汗でタイツが濡れそれが冷えて腿筋を冷やしたのが原因ではないかと、自分では考えるが、整形外科に行き良く診断してもらい、次回の山行では万全を期したいと思っており、しばらくはエレベーターも乗らない予定です。
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