石鎚山
- GPS
- 06:00
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 2,137m
- 下り
- 1,297m
コースタイム
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 5:58
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
西日本で1番高い山、石鎚山。標高1982m。2番目は昨日の剣山1955m、3番目は屋久島の宮ノ浦岳1936m。登山者が通常使うロープウェイを敢えて利用せず、駅近くの西之川登山口から始まる石鎚古道経由で山頂を目指しました。まだ暗い6時過ぎ出発。8:20始発のロープウェイ利用より早く行動でき、四つある鎖場渋滞を避けられるメリットもあると考えてこのルートにしました。
7:40成就社到着。登山口出発点の山門には「神門」との表札が掲げられていて、いかにも山岳信仰の山。神門をくぐると最初は下り坂で、続く長い上りをクリアすると最初の鎖場「試し鎖」が待ち受けます。出だしの傾斜は大したことありませんが、足元が所々濡れていて、上に行くと斜度がきつくなり壁のよう。長く嫌らしい鎖場を登り切ると今度は急斜面の下りの鎖場。
試し鎖をクリアして次の上りを終えると、雲一つない快晴の青空を背景に険しく迫力満点の石鎚山が姿を見せます。埼玉県小鹿野町の二子山をスケールアップしたような凄味があります。
次の「一ノ鎖」は短く簡単にクリア。次の「ニノ鎖」はなかなかの斜度で長さは60m超。極め付けは「三ノ鎖」でこちらは斜度は垂直に近く長さも一番のシロモノ。鎖場は足で登るのが基本ですが、石鎚山の鎖場は腕力に頼らないと登れない箇所があります。ここに比べると剱岳のカニのタテバイなんて、楽で安全な部類ではないかと思いました。
三ノ鎖を一気に登り切ると弥山の山頂到着です。弥山山頂には石鎚山1982mとの表示がありますが弥山は1972mしかなく、その先に控える天狗岳が最高地点でこちらが標高1982m。そこに至るルートは両側が切れ落ちた痩せ尾根で、足場や鎖はありません。稜線の岩場の下にルートがあるようですが、敢えて岩場の尾根を進むことにしました。写真で見て想像していたよりも危険度は高く、途中二ヶ所程四つん這いでやっとクリアする様な難所がありました。岩場慣れしていない人は稜線を歩くのはやめた方がいいかもしれません。
午後の予定もあり、下山は巻道利用で飛ばして歩き、弥山から1時間半程でロープウェイ山頂駅到着。計6時間の山行を終えました。
登山を終えての感想ですが、来るまでは大したことないと舐めていましたが、登りごたえは想像以上でした。全ての鎖場には巻道があり、多くの人は巻き道利用のようでした。巻き道利用なら普通の登山で家族連れでも大丈夫でしょう。
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