岩櫃山


- GPS
- 03:10
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 410m
- 下り
- 384m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
密岩コースは鎖場が連続する |
その他周辺情報 | 関越道利用の場合渋川伊香保IC利用なので、帰りに伊香保温泉に立ち寄って汗を流すと良い |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
携帯
時計
タオル
カメラ
|
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感想
この山を知ったのはPEAKSが出してる「難所のある山 詳細ルートガイド」から。コースタイムが全部で約3時間とお手軽なのに鎖場が楽しめそうということで登ってみることにした。
関越道の渋川伊香保ICを下りて、吾妻線沿いの道を行く。目指すのは平沢登山口だが、そこへ入る道が少し分かりづらかった。登山口の駐車場はお世辞にもメジャーとは言えない山の割に広いが、これは真田家ゆかりの岩櫃城があるためで、おそらく大河ドラマ放映時は観光客が殺到したのだろう。登山口には観光案内所ととても綺麗なトイレがあるので、用を足してから出発。まずは郷原駅方面へ下る。30分ほど下ると舗装路となって、右側に岩山が見えてくる。このあとはしばらく郷原駅近くの人里を通る。蔵のあるような大きい家もあり往時を忍ばせるが、今は駅に近いにも関わらず商店すら殆どなく少し寂しい。
酒屋の角を右折し舗装路をしばらく登っていくと、右手に岩櫃山の迫力ある姿が見えてきて気分が高まる。密岩登山口から山道に入るが、どうやらこの地点が3合目とのこと。登山口から数分で4合目の標識が見えたので意外と楽勝かと思いきや、これが罠だった。次にあるはずの5合目が行けども行けども見えず、しかもかなりの急登な上にロープのある岩場まで出てくる始末。結局3合目〜4合目の数倍は登ってようやく5合目に辿り着いた。その後も鎖やハシゴに頼る急登が続き、やっとのことで尾根に。
尾根から先は完全に岩の世界。天狗の架け橋は、両側が切れ落ちている幅数十センチの通路。足場は不安定でしかも傾斜があるので、立って進むのはかなり怖く、結局四つん這いで通過した。ちなみに迂回路があるのだが、こちらには鎖やハシゴがあるので迂回路といいつつ侮れない印象。迂回路からは天狗の架け橋を横からのアングルで眺められる(本当に橋のように通路の下が空いている!)ので、余裕があればこちらも通ってみることをオススメしたい。
天狗の架け橋を通過した後も岩場が連続し、最後の山頂への登りもやや長い鎖場とハシゴ。山頂はそこまで広くないが、展望は360°素晴らしいものだった。山頂の眺めを楽しんだ後、登りと同じハシゴと鎖を慎重に下り、今度は平沢方面の岩場へ。登り返したところが小広場になっており、ここでお昼休憩にした。
登りの密岩コースと違い、下りの平沢へ直接向かうコースはそこまでの難所はなく(鎖はハシゴ自体は数か所ある)、初心者はこちらから登ったほうが良いだろう。少し薄暗い森の中を一本槍とか天狗の蹴り上げ岩といった奇岩を見ながら下っていくと、尾根通りと沢通りの分岐に。登り返しを嫌って沢通りを選択したが、沢だけに岩がゴロゴロしていて歩き辛かった。結局コースタイムを多少オーバーしてスタート地点の駐車場に。
歩いた時間自体は3時間少々で標高差も大したことない筈なのだが、岩場をはじめ様々なものが凝縮されており、北アルプスあたりの高山を5〜6時間くらい歩いた気分になった。
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