葛葉川本谷 沢登り基礎講習

2019年11月23日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 2.4km
• 登り: 299m
• 下り: 282m

天候

終日雨（風も強し）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

葛葉の泉第二駐車場
・トイレあり（チップあり）
・登山計画書はポストないので行きに渋沢駅北口バス停にて投函

コース状況／危険箇所等

■マウントファーム登山学校
　http://mt-farm.info/

■葛葉川本谷

　丹沢では小滝が連続する沢登り初心者〜初級者用の代表格。
　中流部で表丹沢林道が大平橋で横断しているので、ここで遡行を終了し
　東側の二ノ塔尾根を30分少し下れば駐車場に戻れる。
　大平橋から上流も小滝が続き、詰めはガレ場になっているので、左側の急な小尾根
　についた踏み跡を追えば、植林帯に入って三ノ塔尾根の登山道に上がれる。

　遡行図（トポ）等は
　一番最新の丹沢沢登りルート集
　『丹沢の谷200ルート』（山と溪谷社2017年発刊　拙著）をご覧ください。
　amazon、楽天などでも検索すれば購入ページへ行きます。

写真

11/23 9:33

くずはの泉

11/23 9:33

すぐ横を流れる葛葉川本谷

11/23 9:44

右岸を少し歩いて堰堤を巻く位置から入渓します

11/23 9:48

さくさく登れる小滝が続きます

11/23 9:53

11/23 9:54

11/23 10:00

ここは流芯右のバンドを

11/23 10:02

11/23 10:03

この6m滝は右から巻けますが、今日も流芯左をシャワー浴びながら直登。
取付きの釜は腰まで浸かって突破。

11/23 10:03

右の巻き

11/23 10:36

お一人は右の巻きから落ち口へ。
もうお二人は滝を登ってもらいました。

11/23 11:03

11/23 11:29

横向ノ滝にてアンカードビレイ基本をお教えしました

11/23 11:29

横向ノ滝

11/23 11:36

11/23 12:14

11/23 12:19

11/23 12:31

板立ノ滝が見えてきました。
いつもは流芯の右またはときどき左の壁を登りますが、
今日は右から高巻きます。

11/23 12:34

巻き

11/23 12:51

大平橋手前の曲り滝

11/23 12:55

11/23 12:55

曲り滝落ち口左壁の終了点

11/23 12:56

11/23 12:56

寒い時期は水になるべく浸からず、へつりで突破します。
これも沢では重要な技術。

11/23 12:57

ちょいシャワー

11/23 12:58

大平橋と表丹沢林道

11/23 13:01

橋を潜って小滝の上から左側の踏み跡を戻るように橋に出ます

11/23 13:21

二ノ塔尾根の下り出しは植林用林道

11/23 13:57

桜沢林道が眼下のところで懸垂下降講習

11/23 14:01

手順と注意点を説明し実践

11/23 14:03

先に下りた人は後続下降者のバックアップを

11/23 14:05

11/23 14:10

11/23 14:45

くずはの泉の紅葉

11/23 14:45

この小嵐で紅も寒そう

11/23 14:45

くずはの泉第一駐車場とトイレ
こちらは水汲み用車のためのもので、登山者は下段の第二駐車場に駐車してください。

撮影機器：

FinePix XP140 富士フイルム

感想

kamog

いやぁ今日の葛葉川本谷講習は寒ぅございました。
雨だけなら何とでもなるが、風が強くてちょっとした嵐模様。
真冬の晴れた日の沢よりも、風雨で体感温度が奪われ数段寒い。
そんな中でも受講者さん意向もあったので、昨日からの降雨でやや増水した釜を腰まで浸かり、半身シャワーを浴びながら登って、3名中2名をビレイ。もうひと方は「この滝は無理です」と巻いてもらいました。
今日の皆さんは渓流釣り師さんたちで、真面目なロープワークは初めて。
エイトノットから始まり、ビレイ（ボディビレイ＆アンカードビレイ）、懸垂下降等、基本事項をお教えしました。
皆さん寒がっていた割には「楽しかった！」「新しいフィールドが広がった！」とのお話しでした。
朝、菩提の集落にくっきり虹が架かっていました。
Over The Rainbowを思わず口ずさみながら運転。